ベラとエドワードに再会できた
最近になってたまたま『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という小説に出会い、その3部作を読破しただけでなく映画まで観た。アナとクリスチャンの二人が出会い、結婚して子供を持つまでの物語。
ところがこの二人にはモデルがある。それはベラとエドワード。この名前だけでピンときた人は、かなりの『トワイライト』オタクだろう。『フィフティ・シェイズ』のシリーズは、『トワイライト』のファン・フィクションとして書かれたもの。
ファン・フィクションというのは、既存の物語のファンが創った作品。日本では『二次創作物』と呼ばれている。だからアナとクリスチャン、さらにその周囲の人物は、『トワイライト』の登場人物とどこか似ている。
ということで久しぶりに『トワイライト』シリーズを読みたくなった。そしてベラとエドワードに再会することができた。
『トワイライト1 愛した人はヴァンパイア』ステファニー・メイヤー著という小説。
この第1作はベラとエドワードの出会いが中心。母が再婚したことで、警察署長をしている父を暮らすことにしたベラ。その転校先で不思議な魅力を持つエドワードと出会う。ボクはこの物語を知ったのが映画なので、ベラの顔はどうしてもクリステン・スチュワートになってしまうwww
映画でもそうだけれど、交通事故で死にそうになったベラをエドワードが助ける。それは人間ではとても不可能な方法だった。やがて先住民族のジェイコブと仲良くなったベラは、エドワード一家が吸血鬼だと知る。
第1作ではそのことをエドワードに確かめる前に終わっている。かなり久しぶりに読んだので、忘れていることも多くて楽しかった。改めて読み直してみて、この作品がハリーポッターに負けないほどティーンたちを引きつけたのがわかる。
そしてこの第1作を読み返すだけで、『フィフティ・シェイズ』シリーズが『トワイライト』のエピソードやキャラを、二次創作として巧みに活用しているのが理解できた。二つの物語の共通点に思わずニヤリとしてしまった。
だがこのシリーズが大変なのは、単行本で13作あるということ。以前に読んだとき、ボクは途中で挫折してしまった。続きは気になったけれど、あまりに多くて断念してしまった。だから以前にどこまで読んだのか覚えていないし、二人の結末がどうなったのかも知らない。
ということで今度こそは最後まで読破しようと思っている。そして全部読んだあとで、もう一度映画を見直してみよう。アナとクリスチャンに会えなくて寂しかったけれど、本家のベラとエドワードに再会できたので、しばらくは二人との交流を楽しめることにワクワクしている。
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