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高羽そらさんインタビュー

これぞエンタメの極致!

小説や映画が創作される目的は様々だと思う。作者には伝えたいことがあって、それが物語として構成される。

 

そんな物語が生きる勇気を与えてくれたり、人生における目標を提示してくれることもあるだろう。だけどなんだかんだ言っても、エンタメ作品に欠かせない要因がある。

 

それは『楽しい!』ということ。

 

楽しさの概念は人それぞれだろう。ホラーを見ても『楽しい』と感じる人もいれば、悲劇を見ることである種の『楽しさ』を感じる人もいる。つまり『楽しい』とは日常では体験できない心の動きを感じることだと思う。

 

今日観た映画は、そんなボクの『楽しさ』にとってストライクの作品だった。最初から最後まで息つくことを忘れそうなほどハラハラドキドキした。これでこそエンタメの極致、と明言できるほど楽しい作品だった。

 

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『ハンターキラー潜航せよ』(原題:Hunter Killer)という2018年のアメリカ映画。いわゆる『潜水艦モノ』の作品で、『レッドオクトーバーを追え』や『クリムゾン・タイド』という作品に共通している。海の底という閉鎖された空間で、究極の決断を迫られるという内容。

 

ストーリーはシンプル。ロシア領でロシアの原子力潜水艦を追尾していたアメリカの原子力潜水艦が、いきなり魚雷攻撃を受けて沈没する。その直前に、追尾されていたロシアの原子力潜水艦も爆発を起こして沈む。

 

その実態調査を命じられた潜水艦がアーカンソー。その艦長のグラスを写真のジェラルド・バトラーが演じている。これがまたカッコイイんだよね。同時に4人のアメリカ特殊部隊が現場近郊のロシア軍基地に潜入する。何が起きているのかを探るため。

 

その結果わかったのは、ロシア国防相によるクーデターだった。ロシア大統領を呼び寄せて幽閉し、大統領の代理としてアメリカと開戦するのが目的だった。そこでアメリカの軍幹部は潜入している特殊部隊に、ロシア大統領を救出するよう命じる。

 

そしてアーカンソーにはその4人とロシア大統領を連れ帰るようにという命令が出る。ただ基地の周辺は機雷とソナーばかりで、無事に潜水艦が基地に到達できる見込みがない。その危機を救ってくれたのが、沈んだロシア潜水艦で生き残ったアンドロポフという艦長だった。

 

最初にも書いたとおり、ラストまでハラハラドキドキの連続。潜水艦のシーンも、そして基地での大統領救出のシーンも、それぞれ独立した映画にできるほどの内容。もう一度最初から見ても、同じように興奮できると思う。

 

最終的にはグラス艦長が重大な決意を迫られる。第三次世界大戦一歩手前で、彼が実行した決断とは? まだ新しい映画なので、知りたい人は本編をどうぞ。

 

この映画で寂しく思ったのが、ロシア艦長のアンドロポフを演じたミカエル・ニクヴィストの元気な姿。彼は2017年に56歳で亡くなっているので、この映画が遺作となった。

 

ボクが彼を初めて見たのは、スウェーデン映画の『ドラゴンタトゥーの女』シリーズ。主演のミカエルという役は、ハリウッド版ではダニエル・クレイグが演じている。スウェーデンでは有名な俳優さんで、トム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』シリーズにも出演している。

 

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この艦長姿が最後だなんて、なんとも言えない寂しさを感じる。好きな俳優さんだったから、本当に残念で仕方ない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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