冬至にミューナがやった快挙
14歳と5ヶ月で慢性腎臓病と診断されたミューナ。そして今日は1週間ぶりの皮下点滴の日。
今日は病院へ行く日だというのを、ボクの様子から察知しているらしい。できるだけ普通にしているけれど、猫に隠し事は無理。
今日の21日は冬至。ボクが1年で最も重視している節目で、陰が陽に転じる日だと思っている。だからこれまで頑張ってきたことが、成果となって次の流れを生み出す日だと考えている。
そんな冬至の今日、ミューナが快挙をやってのけた。たいしたやつだと思う。
先週の月曜日の夕方から火曜日の早朝にかけて体調を崩した以外、昨日まではそこそこ順調にきた。その状態を主治医の先生に話すと、今日は血液検査をしてみましょうとのこと。先月の11日以来だから、ちょうど40日あいたことになる。前回の数字はこんな状況だった。
BUN(尿素窒素):正常値は13.1〜29.5
Cre(クレチアニン):正常値は0.9〜2.1
ミューナの11月11日の結果は、BUNは128、そしてCreは9.2というもの。とてもご飯を食べられる状態ではなく、腎不全としても重症との診断だった。
そして40日ぶりに血液検査をした結果。
BUNは43、Creは3.6という数字だった。どちらも正常値を超えているけれど、ここまで数字が下がれば大したものだと先生が言ってくださった。これなら食欲がなくなることもないそう。
ということで今日にて皮下点滴の治療は終了!!!
つまり水を飲まなくなったり食欲がなくなることがなければ、多大なるストレスを抱えてタクシー通院をしなくていいということ。その代わり、いまのミューナに効果があると認められる薬を処方してもらった。
『ラプロス』という薬で、元は人間用の薬として開発されたものを猫用にしたものらしい。2017年4月の販売開始なので、まだ新しいお薬。ミューナの発病がそれ以前ならお世話になることができなかった薬だね。ネット調べると、こんなことが書いてあった。
『血流の回復 ・慢性的な炎症を抑える作用があります。血流を増やすことで腎臓に届く酸素を増やし腎臓の悪化を抑えたり、サイトカインという物質が出るのを抑えることで腎臓の線維化による腎臓の機能の悪化を抑えることが期待できます。
慢性腎臓病は完治させることは残念ながらできません。なので、慢性腎臓病の治療目的は少しでも病気の進行を遅らせ、お家の猫ちゃんが幸せな毎日を送ることができるように手助けをすることです』
ということらしい。これからは点滴の代わりに、この薬にお世話になることが決まった。慣れるまで大変だろうけれど、何とか無事に毎日飲んでくれて、少しでも効果があることを祈るしかない。
とにかく冬至という節目に通院から解放されたミューナ。やってくれるね。薬がなくなったら、ボクが病院へ行くだけ。問題がなければ、2〜3ヶ月に一度の定期検診でオーケイとのこと。つまりミューナの腎臓がどれだけ機能してくれるかにかかっているということ。
先月に今生の別れを覚悟したミューナは、明日には無事に14歳と6ヶ月を迎える。このままいけば、クリスマスもお正月も一緒に過ごせそう。とにかく油断することなく、できる限りのことをしてやろうと思う。
よく頑張ったよね。ミューナ、えらいぞ〜〜!!!
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