ステイホーム記録更新中
いよいよ2020年も押し詰まり、今日の神戸は年末の雰囲気がムンムンしていた。例年に比べて帰省する学生さんの姿が少ないよう思うけれど、それでもJR六甲道駅付近はカートを引きずった人を大勢見た。
そんなコロナ禍の1年を振り返っていて、驚くことに気づいた。ボクが暮らしているのは神戸市灘区になる。なんと今年の1月16日に映画を観るために神戸市中央区の三宮に外出して以来、11月になるまでボクも妻もずっと灘区にいたwww
ボクが11月に灘区を出たのは、慢性腎不全を発症したミューナを病院に連れて行くため。といってもとなりの東灘区。だから1月16日以降、灘区と東灘区以外の地を踏んだことがない。ミューナの通院の帰り道にタクシーの運転手さんが道を間違えて、一時的に芦屋市に入ったことがある。神戸市を出たのはその瞬間だけwww
さらに驚くことがある。その映画を観た1月16日にランチを外食した。そしてその日が今年最初で最後の外食。つまりその日のランチを最後にして、ず〜〜〜っと朝昼晩の3食を自宅で食べている。デリバリーを注文したことは一度もないし、お弁当等のテイクアウトもなし。3食のすべてを自炊している。
いまだかつてこんなこと初めて。日々ステイホーム記録を更新中で、年明けの16日を過ぎたら1年を超えるステイホームになる。なんかある意味すごい。
そしてボクと妻に負けず、ステイホーム記録を更新しているやつがいる。それは我が家のミューナ。
12月21日(月)の点滴を最後に、ラプロスという腎臓を保護する投薬治療に切り替わった。11月11日(水)に病院へ駆け込んだときは、1日置きの皮下点滴を受けていた。それから1週間ほどはまったく食べてくれず、痩せ細っていくばかり。もう助からないと、本気で諦めた。
それでもどうにか持ち直して、点滴が3日に1度、4日に1度と期間が開くようになり、今月の21日には3週連続で週一の点滴になっていた。それでも週に一度は病院に行っていたのに、ついに今日になって8日目のステイホームとなり、病気なってからの記録を更新中。
だけど投薬が始まった21日の段階では心配していた。なぜならかなり食欲が落ちていたから。病気で痩せていたのに、さらに骨が目立ってきた。だから獣医さんの意向に添えず、また通院しなければいけないことも覚悟していた。
ところが投薬してから2日ほどして、ミューナの様子がいい意味で激変した。とにかくよく食べる。それも驚くほど。
ラプロスの効果として、食欲増進というものがある。どうやらミューナはその効果をモロに受けているらしく、明らかに食欲が回復した。ここ4〜5日は用意したキャットフード(もちろん腎臓サポート用の療法食)を完食している。そして明らかに体重が戻ってきた。
ラプロスの効果は通常は2週間ほどで、全体としては1ヶ月や2ヶ月をかけて改善していくそう。ところがまれに4〜5日で効果の出る猫もいるそう。どうやらミューナはそのまれなケースに該当しているらしい。
おそらくこの薬が身体に合うんだと思う。腎臓の血流が良くなって炎症が抑えられていることで、食欲が戻ってきたのだろう。腎臓病の症状が出る以前よりも元気で、よく食べてくれるような気がする。
この調子なら2月の定期検診まで通院する必要はなさそう。病気になったときはクリスマスも、そしてお正月も無理かと思った。でも無事にクリスマスを一緒に過ごせたし、このままだとお正月も3人で祝えそう。
ただ相変わらず、1日2度の投薬に悪戦苦闘している。最初よりは抵抗しなくなったものの、どうにかして逃げようとする。でもいまのところラプロスはミューナの命綱なので、何があっても飲んでもらうしかない。まぁ、そのうちどちらも慣れるだろう。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。