心配症を軽減させる方法
ボクと妻は、昨年の暮れから心配症といっていい状態になっている。二人ともその素養はあったんだろうけれど、ある出来事によって一気にその症状が表面化したように思う。
それは今年の6月に15歳になる猫のミューナが、昨年の暮れに慢性腎不全を発症したこと。何度もこのブログでも書いているけれど、昨年の11月は本気で動物霊園を探した。いまでこそこうして書けるけれど、その当時はミューナの見えないところで泣いてばかりいた。
点滴治療とラプロスという新しい薬のおかげで、ここ数ヶ月のミューナは安定した生活を送っている。今月の15日には2ヶ月ぶりに定期検診を受けて、腎臓の数値は正常値ではないけれど、どうにか低空飛行で安定してくれている。食欲もずっと衰えていないので、少しずつ体重も戻ってきた。
だけどたまにいつもとちがう様子を見せると、ボクも妻もオロオロしてしまう。もしかして薬が効かなくなって腎臓の数値が悪化したのだろうか? そんなことばかり考えてしまうので、二人の心配症は一向に改善しそうにないwww
ここのところ気になっていたのは、ミューナがよく吐くこと。猫は毛づくろいをすることで胃のなかに毛玉ができて、それで定期的に食べ物を吐く。猫を飼った経験がある人なら、猫のリバースにはある程度慣れているはず。
だから以前ならいつもの毛玉だと思って気にしなかったリバースでも、いまの状況だとどうしても心配になってしまう。主治医の獣医さんによると、キャットフードを食べたあとに吐くのはそれほど心配する必要はないとのこと。
まったく食事をしていない状態で吐くのは要注意だといわれた。いまのところミューナの場合、何もない状況で吐くことはない。ただここ4日ほどは続いていたので、気持ちが落ち着かない。そこで少し調べてみた。
猫は首を下げて食事を摂取すると、喉に詰まらせて吐きやすいとのこと。だから少しエサの位置を高くしてあげると、ほとんど吐かなくなるというネットの記事を見つけた。そこで妻と相談して、すぐにこれを購入した。
ネコ工学に基づいて設計されたフード入れ。ちょうどいい高さになっているそうで、これなら毛玉以外で不必要に嘔吐することが減るそう。昨日の夕方にネットでこの商品が届いて、昨日から使っている。最初は警戒していたけれど、いまは気にせず食べてくれる。
とにかくデザインが可愛くて気に入った。黒猫のミューナ用に作られたような製品。ご飯を食べ切ると、ミューナの顔が容器の底から登場する。今朝起きたら、この顔が見えていてうれしかった。
そしてセットでこれも購入。
同じくネコ工学に基づく水入れ。まだ慣れていないので警戒しているけれど、これに水を入れて手で持ってやると飲んでくれる。こちらは白猫だけれどね。
この容器のいいところは、水を飲んだ量がわかること。腎不全の猫にとって脱水は命の危険を招く。だからどれだけ水を飲んだかを把握することは、飼い主として最重要の項目。これなら朝になって飲んだ量がわかるから安心。
これからも心配症は続くだろうと思う。だけど少しでも心配症を軽減させようとするなら、思いついたことを迷わず実行していくことだと思う。できる限りネコ目線で考え、ネットを駆使して徹底的に調べる。そしていいと思ったことを、すぐに実行する。そのくり返しが何より大切だと思う。
ああすればよかった、と後悔することは避けられない。だけどいまできることを全力で取り組むことで、少しでも未来の後悔を軽減することができるはず。ボクたち夫婦の一番の希望は、ミューナが辛い思いやしんどい思いをすることなく、少しでも長生きしてくれること。
そのためには、今日も、明日も、そしてこれから先もずっと『心配』するからね。ミューナくん、覚悟したまえ!
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