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高羽そらさんインタビュー

まさに有終の美(イケメン)だね

終わり方というのは大切。特に著名人の場合、最後の印象がずっと残るからね。

 

ある著名俳優が出演した最後の作品を観た。どれだけ彼の作品に笑ったり、怒ったり、泣いたり、感動してきたことか。だけど遺作じゃないのがいい。俳優として最後の出演になることを表明しただけ。80歳を過ぎたけれど、まだお元気だからね。そんな彼の最後の役は、有終の美を飾るのにふさわしいキャラだった。

 

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2021年 映画#41

『さらば愛しきアウトロー』(原題:The Old Man & the Gun)という2018年のアメリカ映画。この作品で俳優引退を表明したのは、主演のロバート・レッドフォード。いまは84歳だから、この映画の公開時でも80代。たしかに歳をとったけれど、イケメンなのは変わらない。いつまでも素敵な俳優さんだよね。

 

彼が演じたのはフォレスト・タッカーという実在の銀行強盗。子供のころから警察のやっかいになる人生を歩み、なんと高齢者となってからもたった2年間で93件もの銀行強盗を成功させている。銃は手にしているけれど、一度も人を傷つけたことがない。

 

被害にあった窓口の担当者や銀行の支店長までが、紳士で優しそうで笑顔が素敵だったと語っている。いつも楽しそうに笑顔で強盗をしていたらしい。まさにロバート・レッドフォードにぴったりのキャラ。映画を見ていてもほんわかと温かい気持ちになって、とても楽しい作品だった。

 

タッカーには過去に妻と娘がいたけれど、疎遠になっている。その寂しさを埋めるかのように、ジョエルという未亡人に恋をする。このジョエルを演じているシシー・スペイセクがまたキュート。本当に絵になるカップルで、恋愛映画としても楽しめる内容だった。

 

映画のラスト近くでタッカーは逮捕される。だけど彼は脱獄の常習犯で、面会にきたジュエルに対して脱走をほのめかす。だけど彼女の説得に応じて刑期を終えた。そして二人で暮らすけれど、強盗の楽しさが忘れられない。結局、出所してからもさらに4件の銀行強盗に成功している。もう笑うしかないwww

 

強盗の相棒役を演じたダニー・グローヴァーとトム・ウェイツもいい雰囲気だった。おじいちゃんの強盗を思わず応援したくなる。そして強盗を追いかける刑事役のケイシー・アフレックがいい味を出していた。なぜかタッカーを憎めず、中途半端感に満ちた捜査態度が最高だったなぁ。

 

これがロバート・レッドフォードの最後の作品なのか。そう思って調べてみたら、2019年の『アベンジャーズ』の最新作に出てるやん!

 

なんや最後とちゃうやんか! さすがフォレスト・タッカーを演じただけのことはあるねぇwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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