パスポートを更新する理由
先月の11日にネット申請したマイナンバーカードは音沙汰なし。時間がかかるのは様々な理由があるのだろうけれど、端的にいえばシステム設計がずさんだということに尽きる。
ボクはネットで試してみたくて申請しただけなので、どれだけ遅くなろうと別にかまわない。だけど身分証明書として本気で申請している人にすれば、うんざりするだろうと思う。iPhoneの下取りキットを郵便局から受け取るだけで、身分証明書を提示しなければいけない時代だからね。
とりあえず今年の秋に期限が切れるパスポートの更新と、来年には運転免許証の更新がある。いまのようなコロナ禍の状況で海外旅行をする気になれないけれど、有効なパスポートを手元に所有したいと考えている。その理由のひとつがこれ。
日本のパスポートが世界最強をキープしたという記事。日本はビザなしで渡航できる国や地域が193もあるとのこと。最下位となったアフガニスタンのパスポートは26だから、両者の自由度の差はあまりにも大きい。
先ほどのマイナンバーカードや日本の運転免許証なんて、海外に行けば身分証明書としての価値がない。そういう意味では世界最強である日本のパスポートは所有する意義がある。
だけど海外旅行の予定がないのなら必要ないのでは?
そう思ってパスポートを取得しない人もいるだろう。ボクも海外旅行へ行く予定はないし、いまのようにアジア人に対する世界的なヘイトクライムが横行している欧米を旅行したいとは思わない。病気のミューナがいるから、国内旅行でさえ行く気持ちがない。だけどパスポートは更新する。
その理由は、非常事態を想定しているから。
日本人は平和ボケしているから実感がないだろうけれど、世界中に難民があふれている。でも日本だって、いつそのような事態に追い込まれるかわからない。狂ったようにミサイルを発射している北朝鮮という国はすぐそこだし、中国と台湾の関係も一触即発の状況。
だからもし万が一日本から逃げなければいけない事態が起きたとき、パスポートの有無は初動態勢に大きく影響するように思っている。欧米人には日本人と中国人の区別がつかない人がほとんど。だから日本人としての証明書があるかないかの差は、急を要するときほど影響してくるはず。
ある意味『保険』として、パスポートを更新しておこうと思っている。そんな恐ろしい事態になってほしくないし、いますぐなるとも思っていない。でも更新の機会が来たということは、先延ばしにしないでやっておくべきだと考えている。面倒だけれどねwww
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