Appleのやることはすごい
MacBook Airが到着してまだ2日だけれど、もう何年も使っているかのように違和感がない。もちろん以前のMacBook Airに比べてM1チップの動作は早いし、バッテリーの持ちやキーボードタッチの軽快さは雲泥の差で向上している。
なのに違和感がないのは、常に新しいOSにアップデートしているからだろう。iPhone6sからiPhone11への移行に関しても同じことがいえる。OSがすべてを仕切っているので、常に最新版を使っていたら端末のちがいなど気にならない、Appleという企業がITライフを永続的なものとして捉えているからだと思う。
昨日ある記事を読んでいて、Appleってすごいと本気で感じた。
つい先日、Appleが新商品を発表した。デスクトップパソコンのiMac、iPad Pro、さらに新色となるパープルのiPhone12というラインナップ。パソコンとiPadについては、このMacBook Airと同じM1チップを搭載。AppleのIntel離れが決定的となった。
そして新しく登場したのが、リンク先の記事で紹介されているAirTagという商品。忘れ物や失くし物をする人にとって、これほど便利なものはないだろう。ずっと噂になっていたので今回の登場を知っていた。だけどまさかこれほど優れた商品だとは思わなかった。
くわしいことを知りたい人は、リンク先の記事に書かれているので参照を。ボタン電池で動作する小さなAirTagは、iPhoneと連携させることで場所がわかるようになっている。これは以前から『探す』という機能で利用されている。ボクは妻との待ち合わせ等でかなり重宝している。
AirTagは場所を見つけるだけでなく、近くまできたら音を出させることができる。だから具体的な場所がわかる。ボクはあまり物を失くさないので利用することはないだろうけれど、人によっては必須アイテムになるかもしれない。
素晴らしいのは個人のプライバシーを守っていること。例えば子供の居場所を把握するためにAirTagを持たせても使えない。親のiPhoneと連携させていると、一定以上の距離が離れると勝手に音が出る。授業中に学校でAirTagが鳴り止まなくなってしまうwww
あるいはストーカーが、ある人物の持ち物にAirTagを隠したとしよう。ずっと近くにいるのなら、音が出ないからバレない。ところが近くにiPhoneを持っている人がいれば、AirTagの存在を知らせてくれる。芸能人ならマネージャーのiPhoneによってストーカーが仕込んだAirTagを発見できる。よく考えているよね。
なぜそんなことができるかといえば、AirTagは世界に10億台はあるといわれているiPhoneを通じて居場所を突き止めているから。ボクが街を歩くだけで、誰かの失くした物をボクのiPhoneが勝手にチェックしている。もしAirTagを見つけてiPhoneをかざすと、探している人が紛失届けを出していることで、連絡先がわかるようになっている。
この機能をAndroidでも利用できるようにすることで、AirTagをiPhoneを使っていない人にまで浸透させたいとのこと。商売上手だよねぇ。
ボクは8年前にWindowsパソコンからMacBook Airに替えた。さらにAndroidからiPhoneに変更している。それ以来8年間Apple製品しか使っていないので、ある意味Apple信者でもあるだろう。
だとしてもマジですごい企業だと思う。新しいMacBook Airでブログを書きながら、本気でそう思った。
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