高羽そらさんインタビュー

パワハラを消滅させた音楽の魔法

新しいMacBook Airの音質が最高なので、つい音楽関連の映画を観てしまう。今日選んだ作品も一度観たけれど、良質の音楽を聞きたくて再見した。

 

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2021年 映画#63

『セッション』(原題: Whiplash)という2014年のアメリカ映画。一度観て感動した作品で、いずれもう一度観るつもりだった。ちょうどいい機会なので、高音質を楽しみながら観直すことにした。

 

2度みても本当に面白い作品。いわゆるパワハラがテーマとなった作品。主人公のアンドリューはアメリカ最高峰であるシェイファー音楽学院の学生。音楽史に名を残せるようなジャズドラマーを目指していた。

 

ある日、初等科で学ぶ彼に白羽の矢が立つ。このバンドの最上位クラスのジャズバンドを指導するフレッチャーが彼を誘う。この学校でフレッチャーに選ばれることほど名誉なことはない。ところがフレッチャーはとんでもないパワハラ教師だった、

 

とにかく壮絶。そもそもジャズという音楽には戦いの精神がある。ミュージシャン同士が決められたルールのなかで、他の演者を圧倒するために全力で演奏するのがジャズ。アドリブで仕掛けたり、それに応えたりする。

 

ジャズミュージシャンとして名のあるフレッチャーは、そんな戦いからしか優れたミュージシャンが誕生しないと確信していた。その発想は理解できても、やり過ぎのところがある。バンドのメンバーは精神を病む者が出て、なかには自殺した学生までいる。

 

アンドリューもその標的にされる。それでも必死で食らいつき、主奏者としての地位を獲得する。ところがあるトラブルが起きたことで、アンドリューはフレッチャーに反抗する。それが原因でアンドリューは退学となった。

 

だがフレッチャーのことは以前から問題視されていた。学校は即座に動き、アンドリューの匿名証言を得ることでフレッチャーを失職させた。その後、二人はあるジャズクラブで偶然に出会う。

 

フレッチャーはアンドリューに謝罪した。優れた演奏者を作りたかっただけだと。その気持ちを理解したアンドリューは、彼に誘われてジャズフェスティバルでドラムを叩くことになった。カーネギーホールでの演奏であり、多くのスカウトが訪れるチャンスの舞台だった。

 

最高の演奏をすればプロの道が開ける。だけどしくじったらミュージシャンとしての生命が絶たれてしまう。ところがその舞台にアンドリューを誘ったフレッチャーの真意は復讐だった。自分を密告したのがアンドリューだと知り、彼の音楽生活を絶とうとした。

 

舞台に上がってから、彼だけに知らせず曲目を変更した。まったく知らない新曲。アンドリューはまともにドラムを叩くことができず、スカウトからも冷たい視線を向けられる。だけどそこで終わらないのがアンドリュー。

 

逆に自分から仕掛けることで、フレッチャーを振り回す、ここからの二人のやりとりが見もので、まさにジャスの演奏そのものだった。アンドリューが仕掛けたことに憤るフレッチャーだが、彼の体内に流れる音楽家の血が騒ぐ。やがて二人はとてつもないレベルの高い演奏にのめり込んでいくというラストシーン。

 

こうして2度目を観ると、フレッチャーという人物が根っからの悪人でないのがわかる。もちろんパワハラ男であることに変わりはないけれど、本気でジャズを愛しているのは事実。見れば見るほど、この映画の奥深さが伝わってくる作品だった。そしてMacBook Airの音質も最高だったなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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