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高羽そらさんインタビュー

軽率に語れないパレスチナ問題

パレスチナ・ガザ地区とイスラエルとの間で激しい紛争が続いている。連日ミサイルや空爆の様子が報道され、ビルが倒壊する映像も配信された。すでに戦争といっていい状態で、双方とも攻撃を止めようとしない。結果として多くの一般市民が命を落としている。

 

1日でも早く紛争を止めたいけれど、このパレスチナ問題には歴史的に複雑な背景がある。ボクが小学生のころ、担任の教師が語った言葉をいまでも覚えている。パレスチナ問題を理解しようと思うのなら旧約聖書の理解が欠かせない、と教えてもらった。

 

子供心に感じたのは、軽率に判断してはいけないということ。たとえば第二次世界大戦中のナチスのユダヤ人虐殺や、中国共産党がウイグル人たちにやっていることは明確に判断できる。非難するべき対象は分かりきっている。

 

だけどパレスチナ問題の場合、どちらの言い分も理解できる。当事者でない他国の人間には、双方が話し合いで解決してくれることを願うしかない。そのために攻撃を停止するよう訴えるしかないだろう。

 

ましてや政治家の立場にある外国人が、軽率に発言することは絶対にNGだろう。だけどそんなことをやらかした日本人がいる。

 

日本政府のパレスチナ問題公式見解と相反する防衛副大臣の暴走発言

 

それは今月の12日のこと。ボクもツイートのトレンド経由でこの発言を読んで驚いた。防衛副大臣の要職を務めている人が、イスラエルを全面的に支援するツイートをしていたから。これは明らかな暴走発言であり、立場上は個人的見解として片付けられない。

 

ボクたちのような一般人の投稿とはちがう。防衛副大臣の発言ということだけで、日本政府の公式見解として世界中に配信されてしまう可能性がある。パレスチナ問題の複雑で微妙な歴史を考慮したら、こんな軽率な発言はできないはず。

 

つまり勉強が足りないか、他者に対する想像力が欠如しているとしか思えない。リンク先の記事にも書かれているとおり、パレスチナとイスラエル双方の状況を考慮したら、どちらかを一方的に支持するなんてできないはず。

 

こんな見解が世界に配信されたら、島国の日本人には領土問題、民族問題、そして宗教問題なんて理解できないんだろう、と思われてしまう。いや、実際はそうなんだろう。日本人にとって根本的に理解しづらい紛争だと思う。

 

だからこそ政治家は、このような発言をするべきではない。とにかく1日も早く紛争が終結することを願うしかない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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