陰謀論だと笑い飛ばせない
ボクは陰謀論が嫌い。だからネットで陰謀論を拡散している人を見かけると、それだけでスルーしてしまう。いまなら新型コロナウイルス、ワクチン、そしてスマートフォンの5Gに関する陰謀論をよく見かける。どれもバカらしくて、笑う気にもなれない。
だからといって陰謀の存在を否定しているわけじゃない。一般市民にはわからないよう、密かな陰謀が進行していても不思議じゃない。だけど読んで字の如く『陰謀』だから、ネットでまことしやかに拡散されているものが信用できないだけ。
そんな嘘っぽい匂いのする陰謀論がある。だけど記事を読むと、単なる陰謀論として笑い飛ばせないものを感じてしまった。
「謎の脳損傷攻撃」をCIAや軍将校が受ける事例が130件以上に達したと判明、極秘マイクロ波兵器によるステルス攻撃か
2016年から確認されているもので、海外赴任しているアメリカ政府職員に正体不明の病気が発生しているらしい。その多くがキューバなので、「ハバナ症候群」と呼ばれているそう。
当初はキューバ、そして中国で報告されていた。これだけでちょっと怪しい。アメリカとの関係が良好でない国で起きているだけに、何らかの意図的なものだと感じてしまう。いまではヨーロッパ、アジア、ロシア等に赴任する職員にも起きているらしい。
リンク先の記事によると、『めまい・吐き気・頭痛・平衡感覚喪失・耳鳴り・鼻血といったものや、重度の場合には言語能力の損傷や永続的な難聴、発話障害まで報告されており、原因は「何らかの攻撃」ではないかとも疑われています』とのこと。
現段階で推測されているのがマイクロ波による脳損傷を意図した攻撃。集団ヒステリーの可能性もあるので、CIAの広報はそうした攻撃であることを認めていない。だけど合衆国国家安全保障会議は、「ハバナ症候群」の調査を命じている。
リンク先の記事で紹介されている具体例を見る限り、単なる集団ヒステリーとは思えない。記事から抜粋してみよう。
『具体的な報告には、海外赴任していた軍将校からの「運転している車が交差点にさしかかった際に、強烈な吐き気や頭痛を感じ、後部座席に座っていた2歳の子どもが突然泣き出した。交差点から離れた後、吐き気や頭痛は治まり、子どもも泣き止んだ」といったものなどがあります』
大人なら否定的な情報を耳にすることで、集団ヒステリーを起こす可能性がある。だけど2歳の子供は心理的な影響を受けない。これが事実だとすると、この交差点に何らかの異常事態があったことを想像できる。
真偽のほどはわからない。だけどこうした兵器が開発されても不思議じゃない時代。もしマイクロ波攻撃が存在するとしたら、特殊な装置を持たない一般人には防ぎようがない。あくまでも直感なんだけれど、単なる陰謀論だと思えないものを感じている。
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