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高羽そらさんインタビュー

遺伝子組換えは自然の摂理

人工物というだけで、どんなものでも毛嫌いする人がいる。ボクの偏見かもしれないけれど、人工物を嫌う人の多くはワクチンについても害悪視しているように感じる。とにかく人間が作るものは悪であり、体内に取り入れるものは自然のままであるべきだと考えているのだろう。

 

だから遺伝子組換え作物なんて、そうした人たちには食品として認められない。まるで毒物であるかのように嫌い、自説をネットで拡散している。ところがその遺伝子組換えは、反対する人たちが信奉している自然界でも普通に起きていることがわかった。

 

草は他の草からDNAを奪い、自ら遺伝子組み換えを行っていた

 

自然界における遺伝子組み換えは、細菌やアブラムシ、あるいは向精神作用のある化合物を合成するキノコ等で確認されていたらしい。ところが植物についても研究を進めると、小麦、とうもろこし、米というような日常的に摂取している植物にも存在することがわかったとのこと。

 

研究結果を発表したのはイギリスの大学研究者たち。「遺伝子の水平伝播」と呼ばれていて、交配によるものでなく他の種の遺伝子を取り込むことで、自ら遺伝子組み換えを行っていることがわかった。

 

それは遺伝子の起源をさかのぼることで明らかになった。ところが植物が具体的にどのような方法で遺伝子組み換えを行ったことまではわかっていない。いまの段階における仮説としては、土を共有する植物が根を通して遺伝子をやり取りしたというもの。記事から抜粋してみよう。

 

『根茎が地下で相手と接触したとき、そこに相手のDNAが進入する。するとそこから無性生殖によってクローンが誕生し、その細胞の中で他種のDNAが複製される。それはやがて「生殖細胞系列」にも伝わる。するとクローンが花を咲かせ、種を実らせることで、普通に親から子へと受け継がれるようになる』

 

なんかすごいよね。自然界では遺伝子組み換えだけでなくクローンまで作っているなんて。人工物に反対する人が知ったら絶句するかもねwww

 

植物たちは遺伝子組み換えをすることで、自然界に適応できるより強い遺伝子を残すことができた。現在出回っている大豆等の遺伝子組み換え作物も、人間にとってより有用になるよう研究されたもの。自然界でも同じことをやっているわけだから、遺伝子組み換え食品を人工物として反対するのは説得力に欠けるように思う。

 

人工物をやたら反対する人って、きっと人間を信用できないんだろうね。もしかしたら性悪説に支配されていて、人間が創造するものは悪でしかないと思っているのでは? そんなふうに感じてしまう。

 

もちろんどんなことにも危険は存在する。遺伝子組み換えやクローンの研究から倫理面を排除することは絶対にできない。でもそれは普通の科学者なら自覚している。そのための法的整備もなされている。人工物に対して反対しか口にしない人は、もう少し人間を信用したほうがいいと思うなぁ、

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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