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高羽そらさんインタビュー

ダメだと感じた時の対処法

劣等感を経験したことのない人なんていないはず。挫折知らずのエリートか、あるいはよほど鈍感な人は別かもしれないけれどwww

 

ボクのように小説を書いて投稿していると、1年で何度も劣等感や挫折を味わうことになる。まるで自分がマゾじゃないかと思うほど。自分がダメだと感じると同時に、他人に対する嫉妬や羨望心が発生する。あるいは自分の作品を選ばない審査員に対する怒りが発生する場合もある。

 

ただ自己憐憫くらいならいいけれど、ダメな自分の原因を社会や他人のせいにしてしまうと、先日のような列車での通り魔事件が起きてしまう。劣等感は様々なネガティブな感情を呼び覚ます。だから悔しく思いつつも、それらをすみやかに昇華してあげることが大切。

 

参考にならないだろうと思うけれど、ボクの対処法を書いておこう。かなり変わった方法なので、適当に読み流して欲しい。

 

劣等感に苛まれたとき、ボクは『ワンネス』という意識を引っ張り出してくる。これはボクの信念であり、確信であり、世界を構成する基本だと考えているもの。その詳細を書いたら本1冊の分量になるので、『すべてはひとつ』という発想だと思ってもらえばいい。

 

この『ワンネス』を引っ張り出すと、ボクの心が穏やかになる。すべてはひとつと書くと、どことなく宗教臭い。だったら、この宇宙がたったひとつの材料で構成されている、と考えるほうがわかりやすいかもしれない。どんな物質も分解していけば究極的には素粒子の集まり。宇宙のすべてがそう。

 

そのたったひとつの素粒子に『意識』が存在すると想像してほしい。これは思考ゲームのようなもの。その『意識』が本当の自分だと考えてみる。

 

つまりこの宇宙に存在するすべては『真の自分』となる。なぜなら同じ材料で作られているから。人間や動物の意識、あるいはスピリチュアル的な魂でさえその材料で構成されている。だから何もかもが、『真の自分』によって構成されている。1枚の折り紙で、鶴を折ることをできれば、兜を折ることもできるのと同じ。見た目はちがっても折り紙であることに変わりはない。

 

だけどもし『真の自分』を自覚していれば、ちっとも面白くない。同じ素材しかなくても、他人のフリをすることで物語が生まれる。それゆえ『自我』というものを発明した。それが『ボク』という存在。だけど道を歩いていてすれちがった人も、まったく同じ材料で構成された『他人』という存在というだけ。

 

つまり『ボク』が文学賞に落選しても、選ばれた人はある意味『ボク』でもある。そう思うだけで、少し笑えてくる。劣等感を持ったり嫉妬している『ボク』の混乱が、無知ゆえに発生していることを感じるから。だから選ばれた人に心から拍手をすればいい。だって同じ自分なんだから。

 

逆の発想をすれば、他人を見下すのも意味がない。『ボク』より劣っていると感じる人であっても、『ワンネス』意識においては同じ材料で構成されている自分だということ。自分で自分を見下したり、憎んだり、差別することなんて、ただひたすら無駄で無意味な行為。そう考えるとアホらしくなってくる。

 

だったら『ボク』はどうすればいい。それはとても簡単。

 

ただ『ボク』でいればいい。『ボク』しかできないことをやればいいだけ。そのためにいまの『自我』を獲得したんだから。誰かに、何かになる必要なんてない。自分が楽しいと感じることに突き進み、『ボク』にしか体験できない時間を満喫すればいい。

 

他人の経験は他人に任せておけばいい。それらはいずれ『真の自分』の経験として、完全に理解することができる。だから『ボク』も同じく、『ボク』にしかできない経験を積み重ねることで、この世を去った後に『真の自分』にそれらを提供すればいい。

 

とまぁ簡単だけれど、こんなことを考えることで劣等感をできるだけポジティブな性質へと昇華させている。そして次に進むための原動力にしている。それは『ワンネス』を意識することで感じられる。

 

う〜ん、わずか1500字でこの感覚を説明するのは難しいなぁ。だから最初に書いたように、読み流して欲しい。とにかくいいたいのは、他人との比較で優劣感を覚えることは無意味だということ。だって『すべてはひとつ』だから。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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