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高羽そらさんインタビュー

大嫌いな『◯◯派』という言葉

動物が好きだというと、猫派、それとも犬派と訊かれることが多い。その度にボクは『はぁ?』という面倒な気持ちになる。猫と暮らしているから猫はもちろん大好き。だけど比較できないほど犬も好き。鳥類だって両生類だって、そして爬虫類でもボクは大好き。そして愛しく思っている。

 

今朝だって掃除中に小さな黒いホコリを見つけた。それで掃除機で吸いかけたとき、それが子供の蜘蛛だとわかった。あわてて掃除機のヘッドをよけて、かろうじて小さな命を守ることができた。その蜘蛛をペットにする気はないけれど、懸命に生きているものをわざわざ殺すことはない。

 

話を元に戻すと、とにかく人間は『◯◯派』という分類が好きすぎる人が多い。そういう人は、人間は白黒のどちらかに属していると思い込んでいるのか、一方でなければもう一方だと決めつけてくる。態度を決められない優柔不断ということじゃなく、積極的な意味でどちらでもないということはいくらでもある。そんな人がいるかもしれないという想像力を、はなから持ち合わせていない人が本当にいるから困る。

 

わかりやすい例でいえば、新型コロナウイルスのワクチンに関するもの。いまやネットでは、ワクチン推進派とワクチン反対派が毎日のように議論している。いや喧嘩をふっかけ合っている。誰かが少しでもワクチンに好意的な意見を述べると、反対派がクソリプを送りつけてくる。その逆もまた然り。

 

ボクはワクチン推進派でも、ワクチン反対派でもない。笑えるようなデマから、悪質な妨害まで含めて、ワクチン反対派の人たちの投稿にはウンザリしている。特に政治的な革新系とスピ系の人に多い。

 

だからといってワクチン推進派の行動にも疑問を覚える。現状においてワクチン接種を進めて集団免疫を獲得することは必要だと思う。だけどそれが絶対的なものとして推進されていることに、どこか全体主義のような気持ち悪さを感じる。

 

例えば政府に提言するコロナ分科会という組織。このメンバーがすべて医師だということに疑問を覚える。なぜそこに経済界の代表や自治体の関係者が所属していないのだろう? 医療関係者が大変なのはわかるけれど、日本全体を考慮するならば経済界の代表も分科会に迎えるべきじゃないだろうか。

 

ボクはワクチンを接種するつもりはない。これだけを書けば、ワクチン反対派たと決めつけられるだろう。でもそれは想像力のない人が考える安易な発想。

 

ボクはワクチンの効果を認めている。それでも接種しないのはボクの目的がそこにないから。ボクの目的は至ってシンプル。

 

『絶対』に感染しないこと。『絶対』に感染させないこと。この『絶対』という部分ゆえの判断でワクチン接種をしていないだけ。

 

我が家にはミューナという老猫がいる。もしボクが感染して妻が濃厚接触者となったら、ミューナはどこかに預けなくてはいけない。ただでさえ慢性腎不全で闘病中なのに、それ以上のストレスを彼に与えることは『絶対』にできない。だから感染しないことが『絶対』に優先する事になる。

 

幸いにもそれが可能な環境にいる。いまのボクが外出するのは2日に1度の買い物だけ。だから地元の街から一歩も出ない。一度外出したらマスクは絶対に外さないし、スーパーの店員さん以外と会話することはない。それさえ極力避けている。

 

ボクは昨年の1月16日以降、まったく外食をしていない。3食のすべてを自宅で食べている。さらにいえば、その日以来、ボクは外で一度もトイレに行っていない。嘘だと思うかもしれないけれど事実。この1年半以上、自宅のトイレ以外を使ったことがない。

 

だから『絶対』に感染しない自信がある。例えばワクチンを接種してもブレイクスルーということが実際に起きている。つまりワクチン接種者でも感染予防は必要だということ。それなら『絶対』感染しないことを目的とするなら、ワクチン接種が必要だとは思わない。

 

もしボクが仕事で外出したり、誰かと会って会話するような状況だとしたら、迷わずワクチンを接種する。それは『絶対』感染しないため。要するに目的は感染しないことであり、ワクチンに対する賛成や反対はまったく関係ない。そもそも目的が『絶対』感染しないことだから。

 

とにかく人間を白黒で判断しないほうがいい。いろんな立場があって、それぞれの考えがあるんだからね。とにかく『◯◯派』がどうかを訊いてくる人を、ボクは信用しないようにしている。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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