でもロボット掃除機はいらない
我が家は朝の掃除が日課なので、1年365日欠かさず掃除機を稼働させている。といっても毎朝現状維持のリセットが目的なので、昼間は我が家の息子猫がトイレの砂を撒き散らしても、簡単に片付ける程度。掃除に関してさほど神経質になっているわけじゃない。
ただルンバを代表とするロボット掃除機を欲しいと思ったことがない。便利だという意見をネットでよく見る。テレビショッピングでもその高機能が実演販売で紹介されている。最近は拭き掃除もできる。それでも気持ちが動いたことがない。
最大の理由は、猫を飼っていること。猫は胃に毛玉がたまると、食べ物と一緒に吐き出すことが多い。気がついてすぐに処理すればいいけれど、もし留守中に吐いてロボット掃除機が動いていたとしたら。想像するだけで卒倒しそうになるwww
ところがそんな悩みをメーカーも理解していたらしい。新しいルンバにはその悩みを解決してくれる機能が搭載されているとのこと。
新しいルンバは「ペットのウンチ回避機能」を搭載、床がウンチまみれになる事態を防げるように
タイトルを見ればすぐにわかる新機能。猫の場合はあまり心配ないけれど、犬を室内飼いしている場合、ウンチをフローリングにポロリと落としてしまう可能性がある。だけどロボット掃除機にはそれがゴミにしか見えない。ということで多くの悲劇が発生していたらしいwww
そんな不満を解消するため、新しいルンバには「ペットのウンチ回避機能」が搭載される。センサーがウンチを認識することで、悲劇となるのを防ぐことができるそう。猫が吐いた食べ物に反応するかどうかわからないけれど、とりあえずウンチによる被害を防ぐことはできそう。
こうなるとルンバを買おうという人が増えるかもね。少し迷っていた人も購入に踏み切るかも。
それでもボクの場合、ロボット掃除機は絶対にいらない。綺麗になるし楽だといわれても、その気になれない。それは生理的な拒否反応があるから。
そもそも掃除機をかけるのにさほど時間は必要ない。我が家のマンションは全部屋がフローリングだけれど、掃除機だけなら15分もあれば終わる。ソファを移動させたりしても、20分もあれば十分。拭き掃除だって、そのあとに雑巾使ってやれば、体力は必要だけれど簡単に終わる。
だけどロボット掃除機なら、ソファやダイニングの椅子を動かしてくれない。入れない隙間って意外に多く、そういう場所はスルーされてしまう。そうなると掃除できている部分とそうでない部分が混在する。ボクはこの状態が生理的に耐えられない。
掃除というのは自己満足的要素が高い。自分で掃除機をかけて、とりあえずできる場所はやったと思えたらそれでいい。厳密にいえば掃除しきれてない場所はあるだろう。だけど納得できるということは大切。
だけどロボット掃除機に任せていたら、人間がやればすぐにできる部分が残されている。そう思うだけで自己満足とはほど遠い精神状態になって、かえってイライラと落ち着かない。だからロボットに任せているより、15分かけて自分で満足いくように掃除機をかけたほうがいい。それで1日を快適に過ごせるんだから。
もし人間のように家具を動かし、掃除のあと元の位置に戻してくれる。そんなロボットなら購入を考えてもいい。それまではボクの自己満足を大切にしたいので、ロボット掃除機を使うことはないだろう。
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