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高羽そらさんインタビュー

世界はフランスに続こう

動物を暮らすということを、決して簡単に考えてはいけない。子猫や子犬は無条件に可愛い。でも一度でも抱き上げたなら、その子の生涯を背負う覚悟がいる。ペットと暮らすために諦めたり、譲歩することはいくつも出てくる。それができない人は動物を飼うべきじゃない。

 

かなり以前のことだけれど、ある知り合いの家族が旅行に出た。くわしくは忘れたけれど、1週間近い旅だったはず。その家には猫がいた。それで心配して尋ねると、大丈夫だと言い切る。

 

それは食事や水に関することだけ。ペットシッターに依頼することなく、以前も大丈夫だったからという根拠のない理由。ボクはそんな人を見ると、どれだけ口で素晴らしいことを話そうと軽蔑してしまう。いま思い出しても腹立たしい。このタイプの人に動物を飼う資格はない。

 

日本に限らず、このような無責任な飼い主はいるらしい。そこである国が思い切った法律を制定した。それはフランス。

 

フランス 犬や猫の店舗での販売禁止へ 2024年から

 

昨日のネットで拡散されていたから、見聞きした人は多いだろう。このフランスの決定は本当に素晴らしい。世界の国家は、フランスの決定に続くべきだと思う。

 

フランスは2024年から犬や猫をペットショップで販売することを禁止した。すべてのペットショップが動物たちにひどい扱いをしているわけじゃないと思う。だけど経営者にすれば彼らは『商品』でしかない。それゆえ想像したくないことが起きている。

 

フランスでこの法律が施行されると、ペットを飼いたい人はブリーダーから直接購入するか、保護施設からの引き取りに限定される。さらに購入者には飼育に関する知識があることを証明する書類への署名も義務付けられている。

 

この法律ができたのは、衝動買いでペットを購入して捨てる人が増えたから。フランスの動物保護団体によると、毎年10万匹の犬や猫が捨てられているとのこと。こんな飼い主は一生刑務所に閉じ込めたらいいとボクは思うけれど、そうもいかないのだろう。それゆえこの法律ができたんだと思う。

 

この法律には他の動物に関しても定められていて、イルカやシャチのショーは2026年から、巡回式のサーカスで野生動物を利用することは2028年からそれぞれ禁止するとのこと。サーカスの業界団体からは不満の声が出ているらしいけれど、そんなもの無視していいと思う。

 

法律の施行に年数の余裕が取られているのは、ペットショプへの配慮だろう。多少の失業者等が出るかもしれないけれど、動物たちの命に代えられない。日本でも同様の法律が制定されることを願うばかり。

 

ボクはペットを虐待したり捨てる連中は、傷害罪や殺人罪として起訴するべきだと考えている人間だからね。この程度の法律でも生ぬるいと思っているけれど、ないよりはいい。フランスの決定が、世界標準になってほしいと本気で思っている。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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