獣医選びを妥協してはいけない
犬や猫のペットと暮らしている人にとって、獣医さん選びは絶対に必要。だからといって、獣医さんならどこでもいいというのはダメ。
我が家の先代猫は、目が炎症しやすいという持病を持っていた。それで京都のマンションから歩いていける近所の獣医さんに行って、とても不快な思いをしたことがある。
だから保健所行き寸前だったミューナを引き取ったとき、その獣医さんを避けて、少し離れた場所の獣医さんに診てもらった。ところがそこでもガッカリ。1年以内には去勢手術が必要になる。とてもじゃないけれど近所の獣医さんでは無理だと判断して、ネットの口コミを中心に京都市内の獣医さんを探しまくった。
その結果出会ったのが、最高の獣医さんだった。犬猫専門の方で、自宅からは車で30分くらいかかる。だけどその獣医さんによって、生後3ヶ月でカリシウイルスを発症したミューナの命を救ってもらった。最初の獣医さんだったら、おそらく彼の命は助からなかっと思う。
もちろん、その獣医さんに去勢手術もしてもらった。安心して任せられたし、その後の定期検診も欠かさず通っていた。ところが神戸に引っ越すことになった。それでその獣医さんとの縁が切れてしまった。
そんなミューナは、いまも最高の獣医さんに診てもらっている。猫専門の方で、前の獣医さんと同じく腎不全となったミューナの命を救ってくださった。そんな獣医さん選びに関する記事を読んで、ボクの選択基準が適切だったことを確認できた。
犬・猫の飼い主なら一度は悩む、「この獣医さんでいいのか?」問題の答え
獣医さん選びのポイントが分かりやすく書かれた記事。これからペットと暮らそうと思っている人、あるいは現在の獣医さんに不安を覚えている人は、このリンク先の記事に目を通すといいかもしれない。ポイントだけあげておこう。
(1)治すには○○するしかない」「治療法はこれしかない」と言わず、幾つかの選択肢を示してくれる
現在の獣医さんの初診を受けた昨年、治療法として複数の方法を提示してもらった。さらにそのあとの治療方針もいくつか例示してもらえて、安心したのを覚えている。
(2)治療の選択肢に迷ったとき、「先生が飼っている子だったらどうしますか」という問いに率直、親身に答えてくれる
これは機会があったら試してみよう。まぁあの病院では、先生が面倒を見ている猫が廊下を闊歩しているから聞くまでもないかもwww
(3)他の高度医療、専門医療の動物病院を積極的に紹介してくれる
ミューナの先生は、逆に紹介を受けている立場。他の獣医さんが手に負えない猫の紹介先になっている。だからこの点もあまり考えなくていい。
(4)犬・猫を熱心に診るだけでなく、飼い主とのコミュニケーションにも十分な時間を割いてくれる
これに関しても当てはまる。ただしミューナの先生の場合、飼い主とのコミュニケーションというより、猫の症状の改善のために注意するべきことを真剣に説明してくださる。常に猫目線なのが、他の獣医さんとちがうところだと思う。飼い主が頭から血を流していても気にしない人だからwww
(5)単純に家から近い
これも重要な項目だと思う。幸いなことに神戸程度の都会だと選択肢が多い。ボクが買い物で往復している範囲だけでも5つの動物病院がある。ミューナが通院している猫専門の病院は徒歩では無理。でもタクシーで15分ほどなので問題ない。大阪等の遠方から1時間以上かけて通っている飼い主さんもいるくらいなので、ミューナは恵まれているほうだろう。
住んでいる地域によっては、獣医さんを選ぶ選択肢が少ないところもある。だけどできる範囲で、犬や猫たちの最適な獣医さんを選んであげるのは飼い主の責任だと思う。とにかく妥協せずに、少しでも違和感を覚えたらセカンドオピニオンを得るつもりで動くべきだと思う。ひどい獣医さんもいるからね。
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