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高羽そらさんインタビュー

最強の少子化対策かも

日本における高齢化社会は深刻な問題。医学の進歩による健康寿命の延長は、必然的に若い世代への負担を強いることになる。かといって移民や難民を積極的に受け入れていく体制もできていない。それゆえ少子化対策は無視できない深刻な問題となってきた。

 

だけど現状としては、思うように進捗していない。安心して子育てができる環境を整えるためには、さまざまな組織や企業の協力が必要となってくる。それらを補償する法整備も必要だろう。だから関係機関の調整に時間がかかり、思うような対策を実施していけない。

 

これは日本だけの問題ではなく、諸外国も少子化対策に取り組んでいる。そんななか、最強の少子化対策を実施しようとしている国がある。

 

ほとんど「子づくり」強要、中国共産党の「三人っ子政策」大号令

 

その国とは中国。14億もの人口を抱える中国は、1980年代になって「一人っ子政策」を国民に強制した。このまま人口が増え続ければ、経済発展できないという理由。

 

だけど21世紀になって問題が発生。男子を残したい国民によって、女児が生まれると間引きという恐ろしい行為が横行した。当然ながら人口の男女比バランスが崩れ、現在では3000万人もの結婚適齢期の男性が「結婚難民」となっているらしい。

 

さらに諸外国と同じように寿命の増加が進み、中国も高齢化社会となってしまった。このままだと中国の未来が危うい。ということで今年の8月になって、2013年に認めていた二人目の出産をさらに緩和することで、三人目の出産を認めることになった。

 

つまり「一人っ子政策」から「三人っこ政策」に切り替えた。まぁ、なんという安易なやり方だろうwww

 

ただ日本とちがうのは、中国は共産党による一党支配。だからトップダウンで政策が強行される。中国の経済発展やIT先進国の立場を支えているのは、共産党の意思に異を唱える人がいないという政治体制。ある意味シンプルで恐ろしい。

 

当然ながら「三人っこ政策」も同じ様相を帯びてきた。奨励ということでスタートしたけれど、そのままで終わるはずがない。今月の9日、中国共産党傘下の中国報道ネットがある記事を掲載した。「三人っ子政策を実行する党員幹部の適切な行動」というもの。

 

リンク先の記事にその内容が書かれている。とてもじゃないけれど奨励とは言えない。明らかな強制。

 

『自分の家族や周囲の人があれこれと口実を設けて一人っ子や二人っ子に済ませることを黙認したり、放任したりすることは、絶対に許されない』と書かれている。

 

政府の正式な発表ではないけれど、報道を通じた国民への通達であるのは間違いないだろう。要するに逆らえば、なんらかの不利益をこうむることになる。どのような結果になるかわからないけれど、いまの段階では世界における最強の、そして最恐の少子化対策なのは明らか。

 

日本政府が同じことをすれば、あっという間に政権が転覆するだろう。その心配がない中国という国家の組織体制は、民主化という言葉を拒絶し続けるような気がする。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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