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高羽そらさんインタビュー

動物を飼うのに楽を求めたらダメ

我が家の王様である黒猫のミューナは、遊んでほしいときは自分からアピールしてくる。要求するのは袋を丸めた物を投げてもらったり、追いかけっこをすること。


特に妻は本気になって遊んでくれるので、ミューナが誘うのは妻。もちろん人間の方は体力的に疲れるけれど、楽しそうに遊んでいる猫の様子を見ていると癒される。


でもミューナにとって本当に楽しいのは、遊びそのものではなく、妻と交流することだと思う。だからとにかくかまってほしい。そんな気持ちで遊ぼうと誘いかけるんだろう。


昨日、ある猫のグッズをネットで目にした。一見便利そうなものだけれど、猫の本当の気持ちを理解していない商品だと感じた。


ニャンコがひとり遊びをするレーザーポインター首輪。構ってあげられないときはこれだニャン


タイトルでわかるように、レーザーポインターがついた首輪。猫が動くだけで、目の前の光が移動する。だから飼い主が放っておいても大丈夫だというグッズ。


もしミューナにこの首輪をつければ、たしかに遊ぶだろうと思う。だけどそう見えているだけ。


猫が光の点を追いかけるのは本能。狩りをする習性に基づいた行動だから、追いかけずにはいられない。だけどレーザーポインターの難点は、絶対に捕まえられないということ。猫にとってそれは敗北の連鎖でしかない。つまり強烈なストレスとなってしまう。


実際、このレーザーポインターの使いすぎで、猫にストレスを与えることはこれまで指摘されている。ボールや紙で作ったオモチャなら、遊びながらでも捕まえることができる。ミューナも妻に作ってもらったオモチャを捕まえると、そのままくわえてキャットフードのところへ持っていく。


そしてオモチャをフードの中にポトリと落とすと、美味しそうにキャットフードをかじる。これは彼にとって狩りの成功を意味していて、最高に満足している状態だということ。成功体験のない遊びは、ある意味虐待と同じ。レーザーポインターがついた首輪なんて、猫にとってストレスの元凶でしかないと思う。


さらなる問題は、飼い主との交流がないということ。猫が遊びたいと思うのは、オモチャではなく飼い主と触れ合いたいから。なのにこんな首輪をつけて放置されたら、やはりストレスがたまってしまう。もし遊ぶ時間がないなら、せめて短時間でもいいから猫を抱き上げてあげるほうがいいと思う。


動物を飼うことに楽を求めてはいけない。犬を飼うなら、毎朝早く起きて散歩に連れて行くことは絶対。そして猫と暮らすなら、彼らが満足するまで遊んだり、甘えさせてあげることが大切。可愛いだけで楽をしようなんて思う人は、動物を飼うべきではないと思う。


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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