母が旅立ったのかもしれない
超、超、超絶スピリチュアルな記事なので、この先を読む人はそのつもりで。今日の未明に見た明晰夢の内容。かなり怪しい話だから覚悟するようにwww
もしかしたらだけれど、ボクをこの世に産んでくれた母が旅立ったかも。母は昭和17年の生まれ。幼いころは誕生日を覚えていたはずなのに、ボクが小学校1年生の夏に母が家出をしてから忘れてしまった。母の存在を忘れようとしたせいかも。とにかく今年で80歳になるので、死期を迎えていても不思議じゃない。
余談になるけれど、ボクの母は『カムカムエブリバディ』で深津絵里さんが演じている『るい』とほぼ同世代。だからあのドラマを見ると、ボクの知らない母の青春時代を重ねてしまう。京都と大阪のちがいはあるけれど、あのドラマの世界観で生きていたんだね。
さて、明晰夢に話を戻そう。見たのはボクが『半明晰夢』と名づけている夢。夢だとわかっているけれど、覚醒度が低くてその世界に影響を及ぼせない。だから成り行き任せで夢を体験するしかない状態。
大阪城ホールのような楕円形の広い場所にいた。そこには千人以上の人が集まっている。左隣には妻がいる。そして右隣には男性の親友がいる。だけど妻も親友も含めて、千人近くいる人の顔にモザイクがかかっている。何度も確認したけれど、妻の顔でさえモヤがかかって見えない。
ところがそこにいるほとんどの人を知っている、という確信があった。それは強い絆に裏打ちされた揺るぎない関係だとわかる。わかりやすく説明すれば、海外の移住先における同国人の集まりという感覚。
その会場ではある女性の送別会が行われていた。でもボクの感覚としてはお葬式、あるいは追悼式のような雰囲気。その女性とは、ボクを産んでくれた母親だった。他の人と同じく顔はモザイクで見えない。だけど母だとわかっている。この世界から旅立つときが来たことで、同郷の人間が集まって送り出すための式典だった。
ボクは代表として旅立つ母に言葉をかけることになった。千人以上の人が耳を傾けている。だけど涙が止まらなくなって、声を出して泣き崩れてしまった。あんなに本気で泣いたのは、現実世界でも思い出せないほど。そしてその集会は終了した。
千人以上の人がそれぞれの場所に帰るのがわかった。その行き先は世界中に散らばっている。そしてボクは親友の男性を見送ることにした。彼は小さなボートで来ていて、港に船が係留してあった。
心から信じ合える親友なのは疑う余地もない。だから離れるのが辛かった。「また会おう」と言って彼は船を高速で走らせて夜の海に消えた。ふいに言い知れない孤独を感じて、港の灯りに照らされた海を見ていた。すると泳いでいる魚が見える。見たこともないような魚ばかり。
一匹だけ顔を出して、陸に上がってボクの足元まで迫ってくる生物もいた。ビビってしまって逃げたけれど、その瞬間に確信したことがある。
『ここは地球じゃない』
先ほどの式典の会場の横には、見たこともない美しい遊園地が併設していた。キラキラと輝く複雑な色の光に囲まれて、遊園地は大勢の人で賑わっていた。そしてボクも戻ろうとしてホテルのロビーのような場所を通り抜けていたとき、背後から誰かが近づいてくる音がして、ボクの左腕をつかまれた。
「さぁ、わたしたちも帰ろう」そう言ってボクの左腕を取ったのは妻だった。そのときには顔がはっきり見えている。服装はフォーマルなんだけれど、日本の喪服のようなものではなく、もっと明るい色合いの素敵なデザインだった。
そのとき、ボクは集まっていた千人以上の人たちの顔ぶれがわかった。地球にくる前、ボクと妻が過ごしていた銀河の人たち。まさしく同郷者たちで、二千光年以上離れた場所から地球へ転生してきた仲間たち。
以前にもこの銀河のことをブログで書いたことがあると思う。妻との結婚前、彼女は不思議なメッセージを受け取った。それはボクと妻がやってきた銀河の名称。二人とも銀河番号という言葉さえ知らなかった。なのにメッセージの内容を調べてみると、本当に存在する銀河だった。
そしてボクと妻以外に、その銀河から来たのが母だった。もう一人著名人もいたけれど、彼はすでに帰郷しているのでここでは書かない。つまり昨日の明晰夢は、母が出身の銀河へ帰ることになった送別会だったんだと思う。
だから目が覚めてから、母が逝去したんだと勝手に感じた。生き別れて50年以上なので、それが真実かどうかを確かめることはできない。だけどボクはおそらくそうだろうと思っている。そんな不思議でリアルな明晰夢だった。
会場の人たちの顔が見えなかったのは、この世界で誰なのかわからないためかな? あるいはその銀河にいたころの顔だったので、ボクが認識できなかったのかもしれない。だから妻も会場では違う顔だった可能性がある。帰りはこの世界へ戻るときだから、妻の姿を認識できたのだろうと解釈している。
信じるか信じないかはあなた次第、だけれどね〜〜〜www
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