美女のイメチェンに興奮
ハリウッド女優といっても、その魅力は様々。ラブコメが得意なアクティブ系の人、キュートさが売りの人、演技派として重厚なお芝居を見せてくれる人、そして『美女』という言葉しか見つからないような人もいる。
その『美女』として思い浮かぶのが、スカーレット・ヨハンソン。でも最近の彼女は『アベンジャーズ』のイメージが強くなって、アクション女優というイメチェンに成功している。だけど美しいのは変わらない。
そんな美人を妻にしていたのがライアン・レイノルズ。つまり彼は面食いだということ。スカーレット・ヨハンソンとは離婚したけれど、再婚相手がこれまた『美女』だった。それがブレイク・ライブリー。
現役のハリウッド女優で『美女』と問われたら、ボクはすぐにブレイク・ライブリーの名前が浮かぶ。彼女が正装した姿なんて、天から舞い降りてきた天女かと思うほどの美しさ。ただどちらかと言えば、役柄もそんなイメージが多い。
彼女の作品で『シンプル・フェイバー』という2018年の映画がある。これはかなりヤバい役で、それまでの雰囲気とちがう魅力を感じた。だけど役の設定としてはセレブの美女というもの。ところがその後の作品となる最新作では、ついに彼女が大きくイメチェンした。
2022年 映画#5
『リズム・セクション』(原題: The Rhythm Section)という2020年のイギリス・アメリカ合作映画。ブレイク・ライブリーと言えば、美しい長いブロンドのイメージ。だけどこの作品では、この写真のような姿で出演している。さらにこの作品は、なんとアクションスリラー映画だった。
ブレイク・ライブリーが演じるステファニーは3年前に飛行機事故で家族を失った。本当は自分も乗るはずだったのに、彼女の気が変わって家族は飛行機の便を替えた。その飛行機が事故で墜落。オックスフォード大学の秀才だったステファニーはそのトラウマに苦しむ。
ドラッグに手を出し、娼婦として生計を立てていた。そんなある日、客を装った男から真実を告げられる。あの飛行機の墜落は単なる事故ではなく、テロによる爆発だったとのこと。だけど大掛かりな背後関係があることで、政府はそのことを隠して捜査していた。
ステファニーは復讐を決意する。だけど爆弾を仕掛けた実行犯に近づいても、何もできなかった。そこで彼女は情報源である元MI6の男に接触する。そして最終的に、その男に鍛えられて暗殺者としての技量を身につける。元MI6の男はイアンという名で、ジュード・ロウが演じている。
ストーリーはシンプルで、ステファニーの復讐劇を描いたもの。黒幕がなかなか正体を見せないけれど、結論としては見事に復讐をやってのける。こんなブレイク・ライブリーを観たのは初めてなので、マジで興奮して画面にかじりついてしまったwww
まさかこんな汚れ役ができるなんて。これなら『ミッション・インポッシブル』でも使ってもらえそう。もしボクの大好きな『美女』であるレベッカ・ファーガソンが降板したら、次の『美女』としてブレイク・ライブリーを起用して欲しい。トム・クルーズと彼女の共演を観たいなぁ。
とにかく新しいブレイク・ライブリーを観ることができて、最高に満足な作品だった。
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