有識者の意見を疑う理由
ボクが見るテレビ番組は、映画、ドラマ、旅行番組等がメイン。あとはお気に入りの天気予報ぐらい。ほぼ見ないのはバラエティ番組やワイドショー。特にワイドショーに関しては、意図的に見ないようにしている。どことなく薄気味悪いものを感じるから。
コロナに関する報道に加えて、ここのところはウクライナ情勢の話題が中心となっている。ワイドショーでこれらについてコメントしている人たちの意見を、ボクは基本的に疑ってかかっている。その理由はテレビというメディアに忖度している意見がほとんどだから。
テレビ局の関心事は高い視聴率が取れること。さらに放送局の幹部たちが流したい情報を優先すること。だからその主旨に沿ったタレントやコメンテーターしか使わない。それゆえタレントは無知であっても面白ければ使ってもらえる。あるいは世間に喧嘩を売るような人もウケるかもしれない。
だけどまだその程度なら笑ってすませる。ボクが嫌悪しているのは、特定のイデオロギーを有する権力者から圧力を受けて印象操作を意図している人。世間的に影響力があると思われている人は、そうした組織の餌食になりやすい。ボクたちが普段からテレビで見知っている人が、もしかしたら他国の意図を受けて世論を変えようとしているかもしれない。
そんなアホなと思う人は、世界的にこうした事例が起きているのを知ったほうがいい。
国連特別報告者に中国から2500万円、「民族浄化の隠蔽支援」 監視団体
国連監視団体「UNウォッチ」という組織は、国連特別報告者のアリーナ・ドゥハンという女性に関するある事実を指摘した。この女性は国連人権理事会から指名された特別報告者で、国家による制裁の影響の専門家とのこと。
UNウォッチの主張によると、2021年にアリーナ・ドゥハンは中国から20万ドル(約2560万円)を受け取る一方、同国がイスラム系少数民族ウイグル人に対する「民族浄化を隠蔽(いんぺい)するのを支援」したと非難し、返金を求めている。
中立な立場であるはずの国連特別報告者なのに、この女性はイベントで中国を擁護する発言を繰り返し、他にも西側諸国を批判するイベントにも出席していた。そのイベントの主催者は、中国、ベラルーシ、イラン、ベネズエラ、ロシア。わかりやす過ぎて笑えてくるwww
UNウォッチの指摘が絶対的な事実かどうかはわからない。ただ具体的な金額まであげているので、何らかの証拠をつかんでいるのだろう。でないと名誉毀損で訴えられるからね。事実はわからないけれど、中国共産党がこれくらいのことをやるのは想像できる。
つまり日本人に対しても同様の動きがあっても不思議じゃない。こうした金銭供与だけでなく、男性ならハニートラップを仕掛けることで影響力のある人物をコントロールすることができる。特に情報取得がテレビメインという人は、著名人の意見を盲信しやすい。
例えば明らかな侵略行為であるロシアのウクライナ侵攻に対して、テレビでロシアを擁護するだけでなく、逆にウクライナを批判している人もいる。国民の命を助けるために、ウクライナ政府は降伏するべきだと主張している人もいる。
具体的に誰とは言わないけれど、そうした人たちに中国やロシアによる魔の手が伸びている可能性は否定できない。人間は脅されたり弱みを握られたら、即座に自己保身へと走る生き物だからね。だから例え著名人だといっても、まずはその意見を疑ってかかるべき。それができないなら、ワイドショーなんて見ない方がいいと思うよ。
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