きっとボクは制服フェチ
次の金曜日から『トップガン』の続編が公開される。テレビやネットで映画の CMを見るたび、トム・クルーズの姿に見入ってしまう。そうなるのは彼のファンだということもあるけれど、それだけが理由じゃない。
トムの軍服姿に魅了されている。軍服は戦争を想起させるとして、毛嫌いしている人もいる。だけどボクは軍服が大好き。特に『トップガン』のモデルとなっているアメリカ海軍の制服には惚れ惚れしてしまう。
だけど陸軍の制服も好きだし、日本の自衛隊の制服もカッコいいと思う。そればかりか警察官や消防士の制服も目がハートマークになる。つまりボクは制服フェチなんだろうねwww
そんなボクが思わず目を止めてしまう記事を見つけた。
米空母初の女性艦長が振り返るキャリア、艦長就任が可能だとは知らず
ボクの目を引いたのはアメリカ海軍の軍服姿。女性将校で左胸には多くの勲章が輝いている。なんとアメリカ空母初の女性艦長の写真だった!
エイミー・バウアーンシュミットさんという51歳の女性。アメリカには空母が11隻あるけれど、唯一、そして女性初の艦長として任務についている。もちろんそれは彼女の努力の結果であって、リンク先の記事にはくわしいキャリアが書かれている。
そもそも海軍という選択肢はなかったそう。経済的な問題があって、学生ローンを返すのが難しいと感じた。それで好きなことを学べて、かつ収入を得る道がないかを調べた。海洋工学を学びたいと思ったけれど、勉強できる大学は限られている。
そこで目についたのがメリーランド州の海軍兵学校だった。ここなら好きなことを学びながら学費も支給される。そこから海軍への道が決まった。だけど当時は戦艦等に女性が乗艦することは認められていなかった。法的に可能となったのは彼女が兵学校を卒業する半年前の1993年11月だったとのこと。
最初の配属先は航空部門で、ヘリコプターの操縦を覚え、飛行教官になり、駆逐艦や空母に配置され、ついにはヘリコプター攻撃飛行隊の指揮官を務めたそう。『戦火の勇気』で主演したメグ・ライアンを思い出した。これだけでもカッコいい。
さらに海軍大学校に入学して戦略学の修士号を取得。そのうえ海軍原子力学校に入学し、海軍海洋システムコマンドが「米軍で最も過酷な学術プログラム」と呼ぶ課程で、海軍の原子炉の背後にある科学や工学を学んだそう。
そして2016年に空母のエイブラハム・リンカーンの副艦長となり、5年後に艦長に就任した。いやいや、本当にすごい女性。エイブラハム・リンカーンは最新鋭のステルス戦闘機を60機あまりも艦載していて、5000人以上の兵士たちが乗船している。そのトップに立っているんだからね。
それでも海軍における女性の立場まはまだ古い体質が残っているそう。昨年の暮れのデータでは、現役要員のうち女性は2割しかいない。そして将校クラスになるとわずか13%にまで減少するそう。
こうした現状を受けて、エイミー・バウアーンシュミットさんはこう述べている。
「女性は多くのことを成し遂げてきたが、私は『女性初』を祝わなくても良い日が来るのを望んでいる」
見た目だけじゃなく言うことまでカッコいい。彼女が指揮を取っている姿をドキュメントで見てみたいよなぁ。
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