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高羽そらさんインタビュー

歳を取って変化したこと

つい先ほど、ホッとすることがあった。クレジットカード会社のアプリで明細を確認すると、2月に不正利用された請求がようやく取り消された。カード会社からは連絡はないけれど、とりあえず一件落着。

 

2月に入ってすぐ不正利用がわかり、1ヶ月も待たされて3月初めに正式な調査依頼。それからさらに3ヶ月もかかった。最初にそれくらいかかると聞かされていなかったら、落ち着かなかっただろうと思う。これでようやく証拠の写真等を処分できるな。やれやれ。

 

さて、今年は寅年でボクは年男。そして先月の誕生日で還暦を迎えた。ネットでアンケートに答えるたび、ここ1ヶ月近くは自分の年齢を否が応でも突きつけられてきた。ようやく慣れてきたかな。

 

改めて60年という月日を思い返してみると、なかなか感慨深い。心の中は若いころと変わっていないつもり。だけど実際はそうでもなく、はっきりと変化を感じている。全部は無理だと思うが、いま思いつく範囲で変化したことをチェックしてみよう。

 

まず肉体面。幸いにも常時通院するような大きな病気はしていない。ただそれなりにガタが来ていて、持病の腰痛は小康状態だけれど常に注意が必要。歯科の定期検診は受けているけれど、治療は必要なくてもそれなりに問題がある。

 

変わったなぁと思うのは、夜ふかしができなくなったこと。若いころは夜型なところがあって、徹夜でも平気で仕事に行っていた。30代のころでも、午前2時ころまでパソコンに張り付いていたことが何度もある。でもいまは無理。睡眠不足だと翌日の効率が悪い。だから午後10時には明かりを決して寝るようにしている。

 

明確に感じる変化は『食』に関すること。とにかく量を食べられない。空腹を感じても、すぐにお腹がいっぱいになってしまう。つまり燃費が良くなったということだろう。代謝が落ちているので、必要とする栄養素が若いころに比べて減っているんだと思う。

 

だから食べ放題なんで興味がない。どう考えても元が取れない。それゆえ本当に美味しいものを、適切な量だけ食べたいと思う。人生も終わりが見えているから、日々の食事は貴重な時間。だからまずいものを食べるのがもったいない。そうなってくると必然的に外食が減る。

 

ちょうどコロナの影響もあったので、毎日妻と相談して自宅で自分たちが食べたいを思うものを食している。結局それが一番美味しいし、量の加減もできる。ということで2019年の1月16日以降、一回も外食していない。ず〜〜〜〜っと自宅で3食を作って食べている。

 

食に関して言えばもうひとつ。わかいころは熱いものでも平気で食べられた。だけどここ数年は猫舌になった。だから食べるのに時間がかかるので、ますますお腹がいっぱいになりやすい。若いころのボクが見たら、とてもじゃないけれど信じられないだろうと思う。

 

精神面でいえば、変化というよりは、もっと強固になったものがある。ひとことで言えば起きる出来事に関する『受容力』かな。

 

起きることは起きる。以前からそう思っていたけれど、最近になってますますその感覚が強くなっている。だから抵抗しても仕方ない。つまり究極的には、どれだけ健康に気を使っても、死ぬときは死ぬということ。その感覚は受容力が行き着く究極的な境地かもしれない。

 

ボクが通っていた高校の同窓会が今年の夏にある。その関係でFacebookに繋がっている。そこで久しぶりに交流した人から、ある人物の死を聞かされた。ボクが中学時代に仲良くなったワルの友人。高校生のときも一緒に新聞配達のアルバイトをしていた。その彼がこの世にいない。

 

つまりそんな年齢だということ。平均寿命が長くなったからといって、還暦になってくると同級生の死という情報が入ってくる。同窓会でも亡くなった友人の追悼をするようなことが提案されていた。

 

だから当然だけれど、ボクだって死ぬときは死ぬ。それがいつなのかわからないけれど、いつやってきてもいいように抵抗する気持ちは手放している。もちろんそうなれば、あわてて焦るだろうけれど、できる限り積極的に受け入れたいと願っている。

 

ただ最近は少し長生きしようと考えている。ボクの家族は3人。妻と猫のミューナ。まずはミューナには彼の寿命を全うしてもらって、ボクたち夫婦で見送ってやらなくてはいけない。そして二人になったとき、いつの日か次はどちらかが相手を見送ることになる。

 

それならボクが妻を見送ってあげたいと思う。一人残されるのは寂しいだろうから。もし最後に一人残るとしたら、それはボクの役目だと感じている。だからできるだけ健康を意識しながら、不慮の事故に注意しつつ、我が家の殿(しんがり)として人生を全うできたらと思っている。

 

まぁ、こんなことを考えるのは、歳を取った証拠だよね〜〜www

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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