天才が初めて惚れた女性?
ここ数ヶ月頭を悩ましていたDVDレコーダーの故障問題が解決するかも?
故障原因としてハードディスクの破損を予測していた。ところが問題なく録画できる番組もある。具体的に調べてみると、失敗しているのは地デジ放送だと確信した。BS放送はほぼ問題なく録画できている。
そこで昨日になって電波ケーブルをチェックした。実は地デジ用のケーブルが以前に経年劣化で破損していて、応急処置したことがあるから。BSに使っているケーブルは問題なかった。ところが予想どおり、地デジ用に使っている同軸ケーブルの一部が破損していた。
ということで昨日の夕方にAmazonで新しいケーブルを注文。そして今日の午前中に届いたので、すぐに交換処理を済ませた。それで試しに30分ほど録画してみたけれど問題ない。でもたまに地デジでも録画成功していたから油断は禁物。ここ2〜3日の録画状況をチェックして、最終的な判断をしようと思う。これで直ってくれますように!
さて、時間を見つけて追いかけているドラマがある。ようやくシーズン2に突入した。
2022年 映画#94
『SHERLOCK(シャーロック)』シーズン2・エピソード1『ベルグレービアの醜聞』という2012年の作品。シーズン1から2年経ってスタートしたシーズン2。前回のクリフハンガーのラストを引き継いで、ホームズとワトスンの危機で始まる。
ところが二人を殺そうとしたモリアーティの手を止めた電話があった。その内容によって二人は結果として救われる。ラストでわかるけれど、電話をしたのはアイリーン・アドラーという写真の女性だった。
アドラーはSMサービスで大金を稼いでいる。身分を明かせない要人も顧客なので、彼女は携帯にそうした人物の秘密を隠していた。自分の身を守るための保険のようなもの。今回のホームズのミッションは、このアドラーの携帯を手に入れること。
二人の初対面が最高だった。ホームズの観察力は天才の領域に達している。どんな姿でも人物の現在と過去を見つけ出す。ところが初対面のアドラーは、いきなり全裸で現れた。天才のホームズもお手上げ。このシーンでめちゃ笑ってしまった。
ところがさすがホームズ。アドラーの携帯が隠されている金庫の番号が、彼女のスリーサイズだと見抜いた。全裸だからわかるしね。とにかくこんな調子で二人のやり取りが1時間半続く。最高に楽しい内容だった。
結果としてアドラーの携帯にはテロリスト対策の秘密が残されていた。飛行機爆破のテロを知ったホームズの兄たちが、テロリストの裏をかいてわざと死人ばかりを航空機に搭乗させようとした。モリアーティがホームズたちを殺さなかったのは、電話をしたアドラーがそのことに関わる秘密を握っていたから。
当然ながらアドラーはテロリストに狙われる。ワトスンがホームズの兄から得た情報だと、アドラーはテロリストに捕まって斬首されたとのこと。だけどホームズには、彼女がアメリカの承認保護プログラム管理下となったので会えないと嘘をつくように依頼した。
ワトソンがそのとおりにホームズに伝えた。だけどホームズに嘘は通用しない。無表情のホームズは、遺品となったアドラーの携帯を欲しいと言って証拠品から取り上げる。そこで回想シーンに変わる。
テロリストに扮したホームズが、アドラーを救っている映像だった。だからアドラーは死んでいない。どうやら彼女はホームズに惚れていた。そしてホームズも彼女を意識していた雰囲気がある。天才同士だから心が通じたのかも。
でもドラマのホームズはゲイかもしれないしなぁ。もしゲイでなかったら、アドラーは初めてホームズが惚れた女性かもしれない。
ちなみに原作のアイリーン・アドラーは、やはりシャーロック・ホームズを唯一出し抜いた女性とのこと。いつか原作を読もう。
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