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高羽そらさんインタビュー

陰謀論が好きな人は面白いかも

ビルボードのアメリカチャートを見ていると、相変わらずヒップホップ系が強い。ところがここ数年、なんとなくの印象だけれどロックミュージックが復活しているような気がする。

 

まだ20歳前後のビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、リナ・サワヤマというミュージシャンたちが、ロック系のヒット曲を放っている。もしかしたらロック復興の時代がやってきたのかも。それはもう少し年代が上のミュージシャンたちにも感じられる。

 

今年8月にニューアルバムをリリースする予定のデミ・ロヴァート。ボクは彼女の伸びやかな声が大好き。そのニューアルバム収録曲の第一弾はロック調だったけれど、昨日公開された新曲もバリバリのロックだった。映像までかっこいい。『Substance』というタイトルの曲。

 

 

ボクの勝手な想像だけれど、コロナ禍によって世界中に閉塞的な気持ちが蔓延している。さらに戦争の影も空気を重くしている。それゆえそんな雰囲気をぶち壊したいというエネルギーが満ちているのだと思う。ロックミュージックの本質はまさにそんな雰囲気にマッチしている。ヘヴィメタの親父バンドたちも、まだまだ活躍できそうだねwww

 

さて、久しぶりに首をひねりたくなる映画を観た。ハマる人はいるんだろうけれど、陰謀論が嫌いなボクには最後まで理解できない作品だった。

 

BOI

 

2022年 映画#103

『アンダー・ザ・シルバーレイク』(原題:Under the Silver Lake)という2018年のアメリカ映画。つかみどころのない作品で、ホラーなのか、サスペンスなのか、それともコメディなのか分からない。そんな違和感が最後まで残ってしまう内容だった。

 

主人公のサムを演じているのは『ソーシャル・ネットワーク』や『アメイジング・スパイダーマン』でお馴染みのアンドリュー・ガーフィールド。だから期待したんだけれど、ちょっと残念な作品だった。

 

何かにつけてやる気のないサム。住んでいるアパートの家賃も滞納して追い出される寸前。そんな彼が同じアパートの住人であるサラに恋をした。いい関係になるように見えたが、ある日サラが失踪する。サラの部屋には不思議な記号が残され、不審な人物が彼女の荷物をこっそりと持ち出していた。

 

必死になってサラの行方を探すサム。だけど行方不明だったセレブの焼死体が見つかり、その車に同乗していた複数の女性の遺体も確認された。そのひとりがサラだった。その死の真相をサムは探る。

 

やがてあるミュージシャンがリリースした曲をヒントにして、サムは次々とその曲に隠されていた暗号を解読していく。サラの部屋に残されていた記号の意味も判明して、最終的にあるカルト教団にたどり着く。その秘密の場所にやってきたサムは驚愕の事実を知る。

 

なんとサラは生きていた。セレブたちの死は偽装で、死んだことにして世界から姿を消すためだった。カルト教団の目的はアセンション。少し前のスピリチュアル関連でよく話題になった次元上昇という概念。肉体を脱ぎ捨てて、永遠の幸せが待つ場所に移行するという思想だった。

 

結局サラを引き留めることができず、サムは自分が暮らす世界に戻っていくというラスト。映画全体に独特の空気感があって、『わかる人にはわかる』みたいな独善的な印象を感じる作品。ボクのように懐疑的な人間には、さっぱり理解できずに終わってしまった。

 

おそらく製作者の意図は、芸術作品としての映画なんだろう。ボクは誰でも理解できる娯楽作品が好きなので、そもそもこの作品とは相性が悪いんだと思う。それでもどうにか居眠りせずに最後まで観ることができたwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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