本気でAIに任せるべきこと
関東は台風8号が近づいているけれど、関西は朝から太陽が照りつけて猛暑の予感。神戸でも午前8時で30度を超えている。京都はおそらく今日も猛暑日だろうと思う。
この時期外を歩いていて気になることがいくつかある。そのひとつは犬の散歩。普通に歩いているだけで熱中症になりそうな時間帯に、平気で犬の散歩をしている人がいる。あれってどう考えても虐待だからね。
気温が35度に近づくような時間帯に、裸足で地面に近いところを歩いている犬のことを考えてほしい。犬にすれば散歩は楽しみだから、飼い主が誘えば喜んで外出するだろう。でも犬という動物は猫よりも暑さに弱い。真夏の真っ昼間に犬を散歩に連れ出すなんて拷問だと自覚してほしい。
もうひとつ気になるのが、動物や子供を自動車の中に置き去りにする人。短い時間だから、エアコンが付いているからと言い訳して、自動車から離れる人がいる。大人なら自分で外に出られるけれど、動物や子供には無理。だから毎年この時期になると、子供や動物の犠牲が出ている。本当に腹立たしい。
子供たちの自動車置き去りについて、夏が来るたびに警告されている。なのに最悪の事態がいつも起きている。これは人間を信用してもアカンということ。どれだけ警告しても無理なので、ここはAIに任せるしかない。ある記事を読んで、さらにその意を強くした。
自動車の自動運転が実用化されつつある。まだまだ課題は残されているものの、センサーの進化によって近い未来には自動運転車が普通に公道を走っているだろうと思う。この自動運転車の仕組みを応用して、子供たちの置き去り事故を防ごうという提言がリンク先の記事の主旨。
完全自動運転の前段階であるレベル3やレベル4では、自動運転から手動運転に切り替えるシーンが必須となる。つまりドライバーは眠ることができない。それゆえドライバーが常に運転できる状態であるかどうかを、車内モニターで確認している。眠れば警告が出るようになっているそう。
このシステムを応用すれば、近赤外線カメラや電波センサーを組み合わせることで、脈拍や呼吸数、体調の急変を検知できるとのこと。そして子供や動物だけが残されていないかも確認できる。
その段階でAIが危険だと判断すれば、警察や消防に自動通報するシステムを搭載するべきだとの意見。すでに三菱ではそうしたセンサーが開発されているとのこと。精度を上げていけば、通報システムとして十分に活用できると思う。あとは法制化して、努力義務ではなく義務化にしていくべきだろう。
だって人間は信用できないからね。事故を防ぐことが可能だったのに、過失によって自動通報を起動させたドライバーには、厳しい行政処分を課すということも必要だと思う。そこまでしないと、子供たちを置き去りにするバカは消えないだろうから。
ただ最初に書いた犬の散歩の規制は難しい。あれだって街角にセンサーやカメラをつけて、取り締まればいいのにとボクの心の声は叫んでいる。だけど飼い主の事情もあるだろうし、犬の散歩で行政はそこまで費用を負担できないだろう。
ボクとしては、そんな飼い主は裸足で四つん這いになって真夏のアスファルトの上を歩かせたらいいと思う。それがどれほど辛いことが身をもってわからせないと、犬の散歩の時間帯を変えようとは思わない気がするから。その点、猫は散歩に行きたいと言わないから助かるなぁwww
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