映像サブスクの競争が熾烈
今月に入って、毎週楽しみが続いている。それはテレビドラマ。
Amazon Primeで『指輪物語』の過去を描いた『ロード・オブ・ザ・リング 力の指環』が配信開始されている。Amazonが社運を賭けたドラマで、毎回1時間でシーズン1は8作品。すでにシーズン5までの制作が決まっている。
ボクのようなトールキンオタクでなくても楽しめるドラマで、まだ3話しか観ていないけれど映像のクオリティの高さに驚かされている。CGもセットも、そして俳優たちの演技も、ピーター・ジャクソン監督の映画版に負けずとも劣らない高レベルの作品。
ボクが加入している映像のサブスクはAmazonだけ。昨年にMacBook Airを買い換えたとき、1年間だけ無料でAppleTVが使えたので、Apple限定の配信動画を楽しんだ。そのおかげで『ファンウンデーション』というSFの名作に出会えたので感謝している。いまはその原作を読破中。
ただすべてのサブスクに加入するのは経済的にも物理的にも無駄が多い。配信がダブっている作品も多いし、時間的に映画ばかり観ているわけにもいかない。1日が24時間しかないので、あちこちのサブスクに加入するのは不合理。
それは企業もわかっている。だからこそ独占配信というドラマや映画を打ち出してくる。Appleでしか観られない作品もあれば、Netflixでしか鑑賞できない映画やドラマもある。こうなってくると、個人の好みが大きく左右してくる。
ボクがAmazonだけにしているのは、他のメリットが高いから、ミューナのキャットフードやトイレの砂等、Amazonで購入するものが多い。Amazon Primeなら製品購入に便利だし、限定されているけれど電子書籍も読める。そして映画やドラマを楽しむことも可能。
だからこそ今回の『ロード・オブ・ザ・リング 力の指環』がAmazon限定で配信されると決まったとき、ボクは狂喜乱舞した。Amazonで良かったなぁと本気で思った。もしこのドラマが別の企業だったら、ボクは胃が痛くなるほど悩むことになったと思う。
さらにAmazonでよかったと思うことが増えた。
「ブレードランナー」の新作ドラマ「ブレードランナー2099」制作にグリーンライト点灯、製作総指揮はリドリー・スコット
SF映画の名作として知られている『ブレードランナー』。ハリソン・フォードが主演して、監督はリドリー・スコット。ボクの大好きな作品で、何度観たか数ええられないほど。もちろん原作である『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』という小説も読んでいる。
さらに前作の50年後の続編として作られた『ブレードランナー2049』も映画館だけでなく、DVDでも何度も観た。ライアン・ゴズリングの主演で、もちろんハリソン・フォードも出演している。監督は変わったけれど、リドリー・スコットは制作総指揮で関わっていた。
そしてなんと、なんと! この続編のさらに50年後を描いた『ブレードランナー2099』のドラマ制作がスタートしたとのこと。制作総指揮には同じくリドリー・スコットが関わっている。
映画ではなくドラマなんだけれど、この作品もAmazonで独占配信されるとのこと。リンク先の記事を読んで、『ロード・オブ・ザ・リング』のときと同じように狂喜乱舞してしまった! いまから楽しみで仕方ない。
Amazonやるね。それにしてもサブスク業界の競争は熾烈。Amazonがこれだけの大作を仕掛けてきたら、他の会社も黙っていないだろう。厳しい世界だよね。
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