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高羽そらさんインタビュー

くすぐりに耐える方法

幼いころ、家族や友人たちとくすぐりっこをしたことがある人は多いだろう。実際に触られなくても、その意図を感じさせる他人の手が近づいてくるだけでくすぐったくなってしまう。

 

ところが不思議なことに、自分の身体を同じように触ってもなんとも思わない。この理由に関して、アリストテレスでさえ興味を持って問題提起をしていたそう。

 

最近では脳科学が進歩したことで、くすぐりの仕組みが解明されている。なかなか面白い記事を見つけた。

 

人間が「自分をくすぐる」ことができない理由

 

リンク先の記事では、ドイツのフンボルト大学で行われた研究が紹介されている。動物の脳には、くすぐりに関する機能を制御している部分がある。だから他人にくすぐられるとその領域が反応する。これはラットでも同じで、くすぐると「笑う」という感覚が刺激されるそう。

 

人間の場合はくすぐられると、0.3秒で笑顔が形成され、すぐに呼吸パターンが変わり、0.5秒で笑い声が出てくる。この状態を想像するだけで、身体のどこかがくすぐったく感じてしまうwww

 

こうしたくすぐり機能があるのは、仲間同士の争いを抑制するためだと考えらている。くすぐりの行為は、他人に対する攻撃にも見える。だからくすぐられる側が敵意を感じていないことを見せるため、笑顔や笑い声で反応するようになっているとのこと。

 

その様子を見ている周囲の人間も、二人が喧嘩をしているのではないことがわかる。逆にくすぐっているように見えても、悲鳴が聞こえたら一瞬で周囲の空気が緊張するはず。動物が種を保存していくため、進化の過程で身につけた能力なのだろう。

 

ところが自分で身体に触れると、くすぐりを制御している脳の機能が抑制されるとのこと。自分の状況を他人に知らせる必要がないからだろう。一人で自分をくすぐって笑い声を出していたら、絶対に変なやつだと思われるもんねwww

 

このドイツの研究では、とてもユニークな実験が行われた。誰かにくすぐられたとき、同時に自分の身体をくすぐるという実験。そうするとくすぐりを感じる脳の機能が抑制されるため、くすぐったく感じる程度がかなり軽減されるという結果が出た。

 

だから誰かにくすぐられたときは、同時に自分をくすぐると耐えられるらしい。大人になるとそんな経験はまずできないから、子供に教えてあげるといいかもね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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