推しの悪女役は萌えるわぁ
今日で歯医者の通院が終わり〜〜〜!
今年の7月に歯科の定期検診に行って、医師から気になる点をいくつか指摘された。自覚症状もあったので、8月になってから意を決して通院。思ったより大がかりな治療となったので、3ヶ月以上もかかってしまった。今日は歯石を取ったりの清掃のみで、歯がツルツルになってスッキリ。
コロナ禍で歯科の検診を延期していた時期もあったけれど、やはり定期検診は大切。認知症の原因が歯周病菌であると言われていて、それが定説になりつつある。中年以降になると老化現象は避けられないから、歯のチェックは欠かせないと改めて思った。とにかく気にせず物が噛めるというのは幸せ、歯は大事にしなければね。
さて、公開時に映画館でも観たけれど、久しぶりに上質なホラー映画を観た。
2022年 映画#185
『ドクター・スリープ』(原題:Doctor Sleep)という2019年のアメリカ映画。原作はスティーブン・キングで、あの有名な『シャイニング』の続編。先に原作を読んでいたので、映画化されるのを楽しみに待っていた。
期待したのは悪役であるローズ・ザ・ハットを演じる女優。美人でかつ残忍であることが条件。ボクのイメージとしてすぐに浮かんだ女優がいる。そしてその想いが通じたのか、発表されたキャストはその女優だった。演じたのはボクの推しでもあるレベッカ・ファーガソン。
トム・クルーズが主演する『ミッション・インポッシブル』シリーズで彼女を観てから大ファンになった。すでに2作品に出演していて、最新作の2作品にも出演が決まっているレギュラー。トムとの共演は悪と戦うスパイだけれど、このホラー映画では悪役。だからどうしても観たくて映画館まで行った。やっぱ推しの悪女役には萌えるからね。
『シャイニング』の続編なので、主人公は前作で少年だったダニー。そのダニーを演じるのはユアン・マクレガー。『シャイニング』というのは超能力のことを指していて、ダニーは優れた超能力者。『スターウォーズ』では若いオビ=ワン・ケノービーを演じていたユアンだから、この映画でも超能力者ぶりがいい雰囲気だった。
この映画の基本は善と悪の超能力対決。ローズ・ザ・ハットが率いるグループは、永遠の命を持った怪物。ただし定期的に人間の「生気」を摂取する必要がある。特に超能力者の「生気」は彼らにとって大好物。それゆえ優れた能力を持つアブラという少女が狙われる。
このローズがいいのは、残忍ながらもアブラという少女に翻弄されるところ。この複雑な人物をレベッカ・ファーガソンが完璧に演じている。最終的には前作のホテルに巣食っていた幽霊をダニーが使うことで、ローズは地獄へと連れ去られてしまう。でもローズとダニー、そしてアブラを交えた超能力対決が実に面白い。原作の設定がうまく生かされていて、映画としても素晴らしい作品だと思う。
この映画のさらにいいところは、前作である『シャイニング』の映画のファン、並びに原作のファンにも配慮しているところ。実は前作に関して、原作者のスティーブン・キングは明確に不満を述べている。ボクもその意見に賛成。だけど根強い映画のファンもいる。
エンディグではその分裂が見事に融和されていた。原作でダニーの父であるジャックは、ボイラーを爆発させることでホテルと幽霊を葬っている。だけど映画のジャックは迷路で死んだのでホテルも幽霊も放置したまま。
そこでこの続編では、息子のダニーがラストでボイラーを爆発させてホテルと幽霊を完全に葬ってしまう。『ドクター・スリープ』のエンディングとはちがうけれど、この終わり方ならどちらのファンも納得。そしてスティーブン・キングも容認しただろうと思う。
とまぁ見どころはいくつもある。だけどレベッカのファンとしては、ひたすら彼女を応援してしまうんだけれどねぇwww
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