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高羽そらさんインタビュー

冬のホラーは芯まで冷える

今日の午前中までは10月の暖かさだったけれど、夜から明日にかけて12月の末ころの気温まで急降下するらしい。先ほどバルコニーに出たけれど、すでに空気が冷たくなっていた。

 

そんな寒波に備えるため、朝から掛け布団や敷布団のカバーを洗濯。そしてまだ今年は使っていなかった毛布を引っ張り出した。これで冬の用意は万全。だけどミューナに毛布が見つかったら、それで包めて温めるように要求されるのは必至。まぁ、こっちも暖かいからいいけれど。

 

そんな寒波が近づくときに、ホラー小説を読んだ。冬のホラーは身体が芯まで冷えるよ〜www

 

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2022年 読書#111

『スケルトン・クルー1 骸骨乗組員』スティーブン・キング著という小説。邦訳されている著者の全作品読破を、まだ地道に続けている。終わりに近づいているけれど、ゴールはまだまだ先になりそう。

 

この作品は『スケルトン・クルー』というスティーブン・キングの短編集で、日本では3冊に分冊されて出版されている。その第1弾を読了した。収録作品と執筆された時期を記しておこう。

 

『握手しない男』1982年

 

『ウエディング・ギグ』1980年

 

『カインの末裔』1968年

 

『死神』1969年

 

『ほら、虎がいる』1968年

 

『霧』1980年

 

これを見て驚くのは、60 年代の作品が含まれていること。『死神』という作品は、スティーブン・キングが高校生のときに書いた作品らしい。彼がブレイクしたのは『キャリー』という1974年に出版された作品。それまでは専業作家ではなく、かなり苦しい経済状態だった。

 

その後にベストセラー作家になってからの作品も含まれているなか、やはり60年代の作品はどことなく新鮮で面白かった。『カインの末裔』は別の作品集で読んだことがある。狂った学生が寮の部屋から銃を乱射するという作品。

 

『死神』はある鏡にまつわる物語で、その鏡を見たものは取り憑かれて殺されてしまうという内容。『ほら、虎がいる』という作品も小学校のトイレに幻想のような虎が出てくる話。だけど実際に人が襲われている。

 

これらの3つの古い作品を読んでいて思ったのは、ブレイクする以前から著者の脳内にはホラーのネタが詰まっていたということ。10代の彼の作品には、その後のベストセラー作品に共通する部分がいくつもあった。

 

『握手しない男』は不思議な物語。潔癖症で誰とも握手をしない男。だけどそれには別の理由があった。素手で彼の身体に触れると、触った人間は謎の死を遂げてしまうというもの。どことなく不気味な物語。

 

唯一笑えたのは『ウエディング・ギグ』という作品。ジャズバンドのメンバーが、マフィアのボスに演奏を依頼される。妹の結婚式のためなんだけれど、その妹は超絶太っていて不細工。だから多額の報酬を出す条件として、「絶対に妹を見て笑うな」という項目があった。

 

ところがウエディングドレスに身を包んだマフィアの妹を見たとたん、笑わないことが簡単でないことがわかった。それでも主人公のバンドは笑うことなく必死で演奏する。最終的に披露宴の最中に抗争事件が起きてボスは殺される。でもその太った妹が組織を継いで、伝説的な女ボスになるという愉快な物語だった。

 

『霧』については説明不要だろう。『ミスト』というタイトルで映画化されている。過去のブログでも感想を書いたので省略するけれど、これこそスティーブン・キングの真骨頂という物語。その恐怖を知りたい人は映画がオススメ。よくできた作品なので、この物語の恐ろしさを実感できると思う。

 

残り2冊あるこのシリーズも、近いうちに読んでみよう。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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