寒波の原因は地球温暖化
先週にやってきた10年に1度という強い寒波のあと、気温の低い日が続いている。今朝の神戸の最低気温はマイナス0.4度とのこと。この寒波は節分ころまでは続くそうで、もうしばらくは我慢が必要。といっても、この時期の気温はこんなものだけれどね。
ただちょっと気になることがある。地球温暖化ということで、脱炭素が世界中で実施されている。その結果、レジ袋を有料にするという下策が日本でも採用された。とはいえ温暖化を防ぐことは大切だと思う。
ところがこの寒波がどうもそんな気持ちとマッチしない。気になると書いたのはこのこと。ネットでも日本やアメリカの大寒波が取り上げられていて、本当に温暖化しているのかという疑問の声をよく見かけた。
そんな疑問に対する答えを見つけた。
地球は温暖化しているのになぜ日本は「強烈な寒波」に襲われるのか?
リンク先の記事を読んで、地球温暖化と日本の寒波の理由がよくわかった。この寒波の原因はやはり地球温暖化にあるようだ。
ここで解説されているのは2017から2018年にかけて日本を襲った大寒波。そういえば2018年の1月下旬、マンションの水景が完全に凍った。子供が乗っても割れないほど。神戸に越して15年目になるけれど、そんな光景を見たのはそのときだけ。これも原因は地球温暖化とのこと。
日本の近くで温暖化の影響を受けているのは、アラスカ沖の北極海。この地域の氷が温暖化で溶けて、海氷に大穴を開けているそう。当然ながらその大穴の上空は気温が上昇して高気圧となる。
北極上空で生まれた高気圧の影響で、偏西風が高気圧を避けるように蛇行してしまう。記事によると、『歯磨き粉のチューブの真ん中を押しつぶしたように、北極の寒気を両サイドへ押し出します』という状態。
この偏西風の蛇行によって、北の寒気がアジア地域と北アメリカ地域に南下してしまう。だから日本と北アメリカに大寒波がやってきたということらしい。わかりやすく描かれた図があるので抜粋させてもらう。
この図を見れば一目瞭然。昨年から今年に起きた日本とアメリカの寒波の原因も同じだろう。つまり地球温暖化によって寒波が発生するということ。それは冬はクソ寒く、夏はクソ暑いと言っているようなもの。世界中で極端な気候になっているのは、地球全体のバランスが崩れているからなのだろう。
そう思うと地球温暖化を防ぐために協力したいと思う。ただ、本気で協力したいと思う効果的な政策にしてもらえないと困るけれどね。
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