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高羽そらさんインタビュー

迷惑行為に飲食店ができること

ここのところネットやワイドショーを騒がせているスシロー問題。その動画を見なくても、どれほどひどい行為なのか十分にわかる。賠償に関してネットでは激論が交わされているが、スシローとしては明確な法的処置を取るべきだと思う。それは同じような行為を抑止するという意味があるから。

 

ただどうなんだろう? 本当にそれで迷惑行為がなくなるだろうか? ほとぼりが冷めた頃には、次のバカが現れてきそうな気がする。スシローの出来事をきっかけにして、同様の非道な行為が拡散されていた。わざと火災報知器を作動させたり、ホームレスをコンビニに連れ行って騙したりと、人間としてどうかと思うようなことばかり。

 

このような迷惑行為は、日本だけの問題ではないらしい。海外でも飲食店は迷惑行為の対策に追われている。

 

マクドナルド、不良のたまり場にならぬよう、BGMにクラシックを流しWi-Fiをオフにする対策

 

その迷惑行為とは、イギリスのウェールズでのこと。マクドナルドでは夜になると不良のたまり場となり、他の客に迷惑となる行為が横行しているらしい。

 

『彼らは、通行人を攻撃したり、物を店員に投げつけたり、消火器を噴射したりするなど、特定のファストフード店にたむろしながら、複数に分かれて乱闘を引き起こした』というような状況。

 

昼間は普通の客で賑わっても、夜になると酔っ払いや不良が集まり、彼らによるトラブルが絶えない。少し前のニュースでも、カナダのオタワにあるマクドナルドが、乱闘事件によって閉鎖されたという出来事があった。その店は「世界一最悪のマクドナルド』と呼ばれていた。

 

そこでウェールズのこの店舗では、夜になるとBGMにクラシックを流し、Wi-Fiをオフにすることを決めたそう。たしかに若い世代の不良たちにすれば、クラシックが流れる店舗だとかえって落ち着かないだろう。そのうえWi-Fiが使えないと、長居をすることがなくなるかもしれない。

 

BGMをクラシックにする試みはロンドンのマクドナルドで行われていて、かなりいい効果が出ているらしい。このウェールズがどうなったかはわからないけれど、警察の見解として好ましい結果が出るだろうとコメントしている。

 

ただこれらの対策は、対処療法でしかない。根本的な問題は若い世代が荒れていたり、日本のように世間的な常識が欠如しているということ。それは経済や教育に関して現代社会が対応できていないということだろう。根本的な問題が解決されていないので、同じことが起きることは避けられないと思う。

 

だから迷惑行為に関して飲食店ができることは、訴訟を起こしたり、イギリスのように環境を変えていくしかない。そう考えていると、なんとも言えない殺伐とした気持ちになってしまうなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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