必要な睡眠時間は人それぞれらしい
ボクは睡眠不足だと極端にパフォーマンスが落ちる。だから眠ることに関してかなり積極的に取り組んでいる。というのはボクの睡眠パターンがかなり異質だから。
何度もブログに書いているように、90分単位で必ず夢を見て目が覚める。真剣に時間を測ったことがあるけれど、その誤差は前後5分くらいとかなり正確。このパターンは子供の頃からなので、今さらどうしようもない。
だから注意しているのは起床時間。その90分のサイクルで起きるようにしている。もし睡眠に入って半分の45分くらいで強制的に起きてしまうと、その1日は頭がスッキリしない気分で過ごすことになる。そのせいで90分単位で睡眠を考えるようになった。
基本的にはトータルして6時間という睡眠時間になる。午後10時に布団に入って、午後10時半ころに眠れるのが理想。次に目が覚めるのは午前0時。同じパターンで午前1時半、午前3時、そして午前4時半に目が覚めることになる。その段階で完全に起きて午前6時くらいまで読書をするという毎日。
でもこれは理想であって、思うように眠りにつけないこともある。午後11時半にようやく眠れた場合、その予定が1時間ほどズレてしまう。同じパターンで後半にずれ込んでしまうので、起床時間に影響が出ることもある。それで起きても、昼間に眠気を覚えてしまったりする。
そんな時には、ボクの得意技がある。わずか10分でも眠ることができる。なんとなくではなく、夢を見るほど真剣に眠っている。そして10分経過したらすくっと起き出す。そんなボクを見て、妻はよく驚いている。
このような眠り方しかできないボクは、もしかして睡眠障害では? 本気でそう思ったこともある。だけどある記事によると、適切な睡眠時間は人それぞれという最新の研究結果が出ているそう。
理想的な睡眠時間は8時間ではない…20年前とは決定的に違う”快眠”の新常識
リンク先の記事は、理想的な睡眠時間について考察されたもの。詳しい内容に興味のある人はリンク先の記事を読んでもらえばと思う。結論から言えば、個人によって理想的な睡眠時間は異なるということ。
その違いは驚くほどで、睡眠に全く問題のない健康な人の睡眠時間は、なんと3時間から10時間以上と7時間以上も幅があるそう。それらを平均すると「8時間睡眠」という一般論が世間に流布されることになる。
だから3時間が理想的な人は、自分は5時間も睡眠時間が足りないと焦ってしまう。あるいは10時間が適切な人は、自分が寝過ぎだと罪悪感を持ってしまう。一般的な「8時間睡眠」が平均的なものだと知っておかないと、余計なストレスを抱え込むことになるということ。
これは遺伝子研究が進んできた結果で分かった。睡眠関連の遺伝子が351個まで発見されていて、人はそれぞれに生まれ持った遺伝子によって理想的な睡眠時間やパターンが決まっているらしい。そして年齢を重ねると、全体として睡眠時間げ短くなるそう。
つまりボクの睡眠パターンは異質なのではなく、遺伝子の働きに従った結果なのかもしれない。いや、きっとそうだ。それゆえ快適に過ごせるのなら、気にせずに今のままのパターンをキープすればいいのだろう。
平均値を気にして生きるのは、ストレス以外の何ものでもない。これは睡眠に関することだけでなく、すべてのことに当てはまるような気がするなぁ。常に自分らしくあればいいということだろう。
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