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高羽そらさんインタビュー

殺人の被害者に語らせる動画

ここ数年のAIの進化には目を見張るばかり。特に驚くのは画像の再生技術。どう見ても人間にしか思えないグラビア写真を何度も見たけれど、それらの映像がAIだと見抜ける人はかなり少ないと思う。

 

AIのグラビアモデルならスキャンダルも起こさないし、歳を取ることもない。おそらくこの先は飛び抜けた人しかグラビアアイドルとしてやっていけないと思う。さらにAIによる動画も進化していて、本当の人間が動いているようにしか見えない。

 

決まった原稿のニュースを読むことなら、AIのアナウンサーの方が完璧だろう。緊張もしないし、読み間違えることもない。GhatGPTのような機能を備えたAIなら、質問されても的確に答えることができる。つまりワイドショーのコメンテーターも必要なくなる。

 

こうしたAIの利用法は使い方によっては有意義だと思う。ただこの技術を使えば、悪用することも可能になる。悪用とは言えないけれど、AIの利用法として強烈な嫌悪感を覚えるものがある。ボクは最低の行為だと思う。

 

TikTokで殺人事件の被害者が自分の最期を語る映像が増加中

 

殺人事件で命を落とした被害者の顔を使って、その事件を語らせるという趣味の悪い動画が増えているらしい。殺された人が生きているかのように話しているのだけでも不気味。そのうえ事件の内容を適当に語らせているなんて、人間としてどうかと思う。死者へのリスペクトなんて微塵もないのだろう。

 

そうした動画の対象となっているのは、世界的に有名となった事件の被害者たち。すでに亡くなっている人たちなので、被害者の家族が動画作成者を民事で訴えるのは難しいとのこと。アメリカでもこうした動画に対する法規制が進んでいないらしい。

 

動画作成者の目的は明らか。承認欲求を満たすことと、動画の再生数を増やすことで広告収入を得ることだろう。こんな連中に協力したくないから、そうした動画は絶対に見ない。だけど注目されていて、大勢のフォロワーがいるらしい。

 

過去に起きた犯罪が映画化されることはある。でもそれは遺族に許可を取っているだろうし、よく似た俳優さんが演じている。本人の顔をAIで再生するようなことはタブーだろう。技術的には可能だけれど、殺人事件に関してその技術を使うような映画会社はないだろうと思う。

 

このような動画に対する法規制が必要だと思う。少なくともTikTokとしてはなんらかの自主的な行動に出るべき。といってもアメリカ全土でTikTok排除が進んでいるから、会社としてはそれどころじゃないのかもしれないけれどね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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