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高羽そらさんインタビュー

コメディに必要な倫理観とは?

今日は朝から雲が多く、午後からはパラパラと小雨が降っている。昨日に撮影した写真だけれど、そんな梅雨空を忘れるような画像をアップしておこう。

 

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買い物途中の路上で見かけた蓮の花。あまりに美しくて、しばらく見とれてしまった。日本の四季は本当に素敵で、どんな季節にもそれぞれに咲く花がある。自分らしく生きることを象徴しているようで、季節の花を愛でる気持ちを忘れないようにしたいと思う。

 

さて、今日はある映画を観て感じたことがある。コメディ映画というジャンルのこと。

 

笑いというものは、心身の健康に貢献すると言われている。だからコメディ映画に求められるのは教訓でも感動でもカタルシスでもなく、ただ思い切り笑えることだと思う。でも一口にコメディと言っても、人によって笑いのツボは違う。

 

ボクが笑えないのは、特定の人を馬鹿にしたような内容。特に気になるのは人種差別、性差別、身障者差別的な内容。こういうことで笑いを取ろうとしている作品は、むしろ怒りを覚えてしまう。実はハリウッド映画には、マイノリティが傷つく『笑い』が仕掛けられていることがたまにある。特に古い作品には多い。近年では、そのあたりに配慮されているように思う。

 

その一方で、ボクがあまり気にしない笑いは、アクション系の作品。暴力が前提になっている作品だけれど、内容によってはついクスッと笑ってしまう。例えば『パルプフィクション』という作品。タランティーノの代表作で、かなりエグい内容。ところがジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンのやり取りに、いつ観ても笑ってしまう。本当は不謹慎なんだけれどね。

 

そのサミュエル・L・ジャクソンが出演するアクションコメディを観た。殺人に重い倫理観を置く人は、笑えないかもしれない。でもアクション作品をフィクションだと完全に割り切れるボクのような人なら、くだらないストーリーだと思いつつも爆笑の連続だと思う。

 

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2023年 映画#82

『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(原題:Hitman’s Wife’s Bodyguard)という2021年のアメリカ映画。ボクは観ていないけれど、『ヒットマン・ボディーガード』という作品の続編らしい。サミュエル・L・ジャクソンと共演するのはライアン・レイノルズ。

 

ライアン・レイノルズ演じるマイケルは優秀なボディーカードだけれど、過去の失敗によって資格停止中。そんな彼を資格停止に追い込んだのは、サミュエルL・ジャクソンが演じる殺し屋のダリウス。

 

そんなマイケルに近づいたのがダリウスの妻で女詐欺師のソニア。写真の中央の女性で、このソニアを演じたサルマ・ハエックが最高! このコメディアクションを牽引していたのは彼女だと思う、

 

ダリウスがある組織に拉致された。それでソニアはマイケルに助けを求める。ということで夫婦のボディカードをすることになったマイケルが、ヨーロッパをテロで壊滅させようとするアリストテレスという海運王の陰謀を阻止するという物語。このアリストテレスをアントニオ・バンデラスが演じている。

 

ストーリーは置いておいて、とにかくアクションだけで楽しむ作品。かなり派手にやっていて、意味なく爆笑してしまう。主人公の3人は簡単に人を殺すから、殺人が苦手な人にはダメな映画かも。言い方は悪いけれど、殺しっぷりがいいのでボクはマジで笑えた。

 

まぁ映画に関する倫理観というのは、人それぞれということだろう。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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