体外離脱の次は臨死体験の恐怖
今日の神戸は朝から晴天だけれど、まだどことなく肌寒い気温。昨日に比べたら少し上がって最高気温は17.8度。でも今の時期なら余裕で20度を超えているはずなので、季節外れの冷たい空気になっている。明日くらいからは20度を超えていくので、ようやく平年の気温が戻ってくるかな?
さて、そんな肌寒い4月にさらに背筋が寒くなる、シリーズ化されたホラー映画を追いかけている。全部で5作あるうちの3作目を観た。
2025年 映画#63
『インシディアス 序章』(原題:Insidious: Chapter 3)という2015年のアメリカ映画。1作目、そして2作目はパトリック・ウィルソンとローズ・バーンが共演していたので、この二人がこの映画のメインキャラクターだと思っていた。
ところがこの3作目はその二人が登場しない。なぜなら1作目と2作目よりも前の出来事が物語の舞台だから。こうして3作を見ると、全ての作品に登場するのは写真の霊能者であるエリーズ、そして助手のスペックスとタッカーの3人だけ。
ちなみに残りの2作をチェックしてみると、やはりこの3人が出演している。要するにこのシリーズの主人公は霊能者のエリーズだということ。ところがエリーズは1作目で悪霊に殺され、2作目では幽霊として出演している。
でも今回は1作目以前の物語なので、再び生きているエリーズが活躍する。今回の第3作はまだ互いの存在を知らなかったエリーズ、そしてスペックスとタッカーのコンビが出会い、チームとして組むまでが描かれている。
物語の基本形は同じで、死の世界へ閉じ込められた登場人物を現実世界へ連れ戻すという内容。1作目で救われたのは体外離脱ができる少年。2作目はその少年を救うために体外離脱した父親。そして3作目は体外離脱ではなく、臨死体験がきっかけで死の世界へ閉じ込められた演劇学校に通うクインという女性を救い出すという内容。
この当時のエリーズは、死の世界と関わることを避けていた。1年前に亡くなった夫に会おうとして死の世界で悪魔に殺されそうになったから。その悪魔というか悪霊は、1作目でエリーズを殺すことになる存在。
だから霊体験をするクインが相談に来た時、エリーズは依頼を断る。それでもクインが危険に遭うビジョンを見るようになり最終的に協力する。死の世界でクインを見つけたものの、悪霊の力が優っていてエリーズは負けそうになる。結果として亡くなったクインの母親が娘とエリーズを助けるというラスト。ということでこのシリーズも残すところ2作品。近いうちに最後の作品まで鑑賞しようと思っている。
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