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高羽そらさんインタビュー

霊能者エリーズの原点

今日の神戸は昨日に引き続きポカポカ陽気。5月の気温に相当するそうで、最高気温は23度ともう少しで夏日だった。京都はおそらく夏日だろう。午前中に引っ越しを希望しているマンションの空室をチェックしに行ったけれど、シャツ1枚で上着は全く必要なかった。

 

引っ越し先はいくつか絞っているのに、空室が出ないのでひたすら待機する日々が続いている。もし未来が見える霊能者がいたら、いつまで待てばいいかわかるかも。この映画の霊能者なら教えてもらえるかな?

 

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2025年 映画#65

『インシディアス 最後の鍵』(原題:Insidious: The Last Key)という2018年のアメリカ映画。ここのところすっかりハマっている『インシディアス』シリーズの第4作目。この4作を通じて活躍しているエリーズを主人公とした作品。

 

パトリック・ウィルソンが主演する第1作目で悪霊に殺されてしまったエリーズ。第2作では幽霊として活躍した。続く第3作では時代がさかのぼり、スペックスとタッカーという助手たちの出会いが描かれていた。

 

この第4作はその第3作の続編という流れになり、時系列としてはこの後に第1作に繋がる。映画の冒頭はエリーズの少女時代から始まる。霊媒体質のエリーズは実家に現れる幽霊に悩まされていた。母親はそのことを理解して彼女の能力を大切にするように言った。

 

ところが父親はエリーズの能力を疎ましく思い、彼女が霊を見たという話をすると折檻をした。ある日、霊を見たと言ったエリーズを、父親は地下室に閉じ込めた。その時に霊から話しかけられ、うっかりとこちらの世界との扉を開いてしまう。

 

悪霊に乗り移られたエリーズは叫び声をあげた。驚いた母親が地下室に駆けつけて娘を助けようとするが悪霊によって殺されてしまう。その後は父と弟の3人で暮らすことになったエリーズだけれど、女性の幽霊が現れたことを父親に告げたことで折檻を受けて家を出る決意をした。そのまま実家には戻っていない。

 

それから半世紀近くが経過して、エリーズはある人物から霊現象の解明を依頼される。その住所が、なんとエリーズが暮らした実家だった。ということで幼い頃から10代の頃にかけて苦しめれらた悪霊と再び向き合うことになるエリーズ。そこには恐ろしい事実が隠されていた。

 

その事実とは、悪霊がその家の主人に取り憑き、若い女性を監禁してやがて殺していたということ。つまりその相談者も同じことをしていたし、実はエリーズの父も同じことをしていた。父親が霊の話をするエリーズを折檻していたのは、その秘密を隠すためだった。

 

ということでエリーズ、そして同じ能力をを持つ姪が協力して悪霊と戦う。最終的に助けてくれたのは、亡くなったエリーズの母親だというオチ。エリーズがこのシリーズを通じて献身的に悪霊と戦うのは、幼い頃に死の世界の扉を開いてしまったという自責の念があるからだろう。ホラー作品のシリーズとしては一本の筋が通った秀作だと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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