続編で主人公が別人に
今日は少し肌寒いゴールデンウイーク。でも祝日らしく、買い物途中の公園では大勢の親子連れが春の陽気を満喫しているようだった。おそらく万博を含めて、あちこちの行楽地は賑わっていることだろう。
今日は『昭和の日』ということだけれど、昭和生まれの人間としてはどうしても『天皇誕生日』という感覚が抜けない。やっぱり昭和という時代は長かったから、強く印象に残っているんだろうなぁ。昭和の時代なんてつい先日のような気がしているから、「昭和レトロ」とか言われたらちょっとショックだけれどね。
さて、面白いシリーズ作を見つけたので続編を観たら、なんと主人公が入れ替わっていた。
2025年 映画#71
『トリプルX ネクスト・レベル』(原題:xXx: State of the Union)という2005年のアメリカ映画。少し苦手な雰囲気だったヴィン・ディーゼルに興味を持つきっかけになった『トリプルX』というシリーズ作。想像していたより面白かったので、何も考えずに続編を観た。
ところが主人公だったトリプルXのザンダー・ケイジを演じたヴィン・ディーゼルが出てこない。冒頭にNSAの本部が襲撃されてサミュエル・L・ジャクソン演じるギボンズが危機一髪で逃亡する。その流れで南国で暮らしていたザンダーは殺されたという設定。
それで調べてみると2作目でヴィン・ディーゼルが降板したことで、苦肉の策というストーリーになったらしい。そこで起用されたのがアイス・キューブが演じるダリアス・ストーン。彼が2代目のトリプルXとして活躍する。
今回の事件の黒幕はデッカードという国防長官。デッカードは大統領を含めた閣僚を暗殺することで、自らが大統領になろうとしていた。そこからはこのシリーズらしく、奇想天外なアクションの連続で事件が解決するという物語。
アイス・キューブにはあまり馴染みがない。ヴィン・ディーゼルに比べると花がない印象だった。それでもサミュエル・L・ジャクソンが脇を固め、悪役のデッカードをウィレム・デフォーが演じているので見応えはあった。アイス・キューブのトリプルXもなかなか良かったと思う。
さて、3作目はどうしよう? それで調べてみると、次回作ではヴィン・ディーゼルが復帰しているとのこと。だったらここまで来たらシリーズの最終的を観ておこう。とにかくぶっ飛んだアクション作品なので、娯楽映画としては十分に満足できる内容だと思う。
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