獣医師として、伝えたい事
今日は日頃、動物に思っていることを伝えたいと思います。
犬も猫も命があります。
生きています。
心臓も動いています。
息もしています。
飼い始めれば分かりますが、どんなにかわいい顔をしていても
手間暇がかかります。
人間の子供と同様だと思います。
時間もお金もかかります。
手間もかかります。
それでも「一生暮らす」「最後まで見届けます」
と言うくらいの覚悟があるかどうかを考えた上で
家族として、迎えて欲しいですね。
中途半端な気持ちで飼うと挫折します。
単に「かわいい」という理由で迎えないで欲しいです。
勢いで飼わないで欲しいです。
吠えるから。
噛むから。
と簡単に捨てたりしないで欲しいです。
犬や猫がルールを守らないのは、人間にも責任があるんです。
いきなり知らない人に、なんのご挨拶も一切なく
頭を撫でられたら人間もどうなりますか？
びっくりして、避けたり「危ないなぁ！！」と言いませんか？
犬はその時「吠える」「噛む」
猫はその時「引っ掛ける」「噛む」
などの行為で自分を守ろうとします。
当たり前の行動なんです。
人間もルールを守らないからなんです。
捨てられた犬や猫はどうなるかご存知ですか？
悲惨な結末が待っています。
犬や猫も生きているんです。
言葉は話せないですが、感情もあります。
「この子のためなら何でもできる」
と言う気持ちが一生持てるかどうかを考えてから
家に迎えて欲しいです。
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