ねこちゃんに多い「心臓病」のお話
最近よく診察が多い、ねこちゃんの「心臓病」。
中でも多い病気が「心筋症」です。
しかも、重篤になってから来られるケースが目立つ気がします。
何故、重篤化になってから分かるかと言うと…
心筋症は、初期症状が非常にあらわれにくい為
飼い主さんが気づきにくいのです。
気づいた時には
すでに重篤な状態になっている場合も多く
「命」を落とす危険もあります。
特に「肥大型心筋症」になると約３０〜５０％が「無症状」という
報告もあるほどです。
症状が悪化すると、呼吸が荒くなったり咳が出たりするほか
頻繁にうずくまって休むなどの様子が見られる場合もあります。
ただ、異変がまったくなく突然倒れるケースもあります。
飼い主さんにお願いしたいのは
少しの咳でも、息の荒さでも見逃さず
獣医師に聞いて欲しい。
病院に行き診察を受けさせて欲しいのです。
ねこちゃんは、言葉を話せません。
何気ない体調の変化を見逃さないでください。
#心臓病#心筋症#猫#病気#無表情#獣医師#動物病院#佐藤貴紀
コメント （0件）
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする