東日本大震災で大槌町は甚大な被害をうけたけれど、
多くの人を失い、被害が大きすぎて、他の地域よりも復興がおくれています。
被災者にも差が出てきて、震災前のような生活を目指して働く人もいれば、
残念ながら気力がでず、家でひきこもってしまっている友人もいます。
悲惨な現状を体験した親友にも、今までのように強くなれとはいえず、
義援金があれば、しばらくは元気がでるまではそういうこともありかと思ったり。
でも、被災した人全てが被災者で義援金がもらえるとは限らないのです。
私の同級生は地元でホタテの養殖をしています。
一緒に漁師をしていた父を津波でなくし、
父の想いを胸に養殖の中でも最も資材費などがかかるホタテを手掛けています。
この同級生漁師の場合、義援金もなく、ホタテが出来るまでは
ほとんど収入がないので
本当に気の毒な生活をしています。
でも、どうしても震災で亡くなった父のホタテだけは作りたいと、
最初は全国に支援をよびかけず今まで自力で、頼らずにやってきたみたいです。
だけどここにきて、補助が大槌町はされないとか、
補助がきくときいて購入した資材の支払いにおわれ、借金がどんどん膨らんでいます。
それで、国や県の支援を待っていても状況はかわらないので、
を立ち上げました。
私たちのチカラではこのプロジェクトを広めるには限界があります。
支援熱が冷めつつある中、一人でも多くの人にこのプロジェクトや現状を
しっていただくために、ブログやFBなどをとおして多くの人に
広めてほしいと思ってます。
一口オーナーや支援金だけではなく、販売ルートをつくるべく
ホタテを扱ってもよいという料理店やイベントなどの情報もありがたいです。
ちなみに、大槌町には「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった蓬莱島があります。
その島の目の前で養殖された「ひょっこりひょうたん島ホタテ」をブランド化して
多くの人に知ってもらえることが漁師の願いでもあり、海で亡くなった方への
供養にもなると信じています。
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