ダイバーは歯の健康に注意!だそうです!
お気をつけ下さい!
バダイバーは歯の健康に注意
ダイバーは水中で、歯、顎、歯茎の痛み、歯冠のゆるみ、充填の破損などの歯科疾患が生じがちであることが、米バッファロー大学歯学部(ニューヨーク)学生のVinisha Ranna氏らの研究でわかった。スキューバダイバーは、虫歯などの問題があったり、修復が必要だったりする場合はダイビング前に歯科を受診するよう、同氏らは勧めている。
研究では、免許を持ち趣味でダイビングをするダイバー100人に対して、歯科の症状についてアンケートを実施した。その結果、41人は症状があると回答し、うち42%に「気圧性歯痛」として知られる締め付け感があった。高気圧または低気圧に曝されると歯痛のような痛みが起きることもある。
約4分の1は、エアレギュレーターをきつくくわえることによる痛み、22%は顎の痛み、5%はダイビング中の歯冠のゆるみ、1人は充填の破損があったと回答した。この結果は、ダイビングと歯科疾患との因果関係を証明するものではないが、 気圧差のため、地上に比べて水中では不健康な歯がはるかにわかりやすいという。
自身も60回のダイビング経験があるRanna氏は、「スキューバダイビング中に傷害が生じる可能性は高い。空気供給用のレギュレーターを口にくわえていることを考えれば、口腔疾患がダイバーの傷害リスクを高める可能性がある。歯科医はダイビングが患者の口腔内の健康に影響するか確認することができる」と述べている。
研究は、「British Dental Journal」オンライン版に2016年11月4日掲載された。
[2017年1月16日/HealthDayNews]Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら
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Ranna V, et al. Br Dent J. 2016 Nov 4. [Epub ahead of print]
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