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セルジオ越後 独占インタビュー



──大久保の選出を伝える報道も、彼の家族と掛け合わせたものが多かったですね。
「その選手がなぜ選ばれたのか、あの選手がなぜ外されたのか、という議論がなかった。前田はいま、J2で点を取ってるけど、代表には戻れなかった。これって、指定席があるってことにならないのかな? 柿谷はいい選手だよ。それは僕も認める。でも、『いい選手だから』とか『将来性がある』っていうのは、何カ月も点を取っていない選手が復調する裏付けになるの? ワールドカップになったら、いきなりゴールを量産するの? その根拠は?」

──越後さんの疑問符には、行き先がありません。
「日本は海外組が増えた、成長したと言う。確かにそのとおりかもしれない。でも、対戦する3か国の選手らだって、同じ舞台でやってるよ。それなのに、いつから日本は絶対有利なんて言えるようになったのか。コートジボワールもコロンビアも、優勝するとは言ってない。そもそも、ザック監督もサッカー協会も、ノルマを公言しないのはおかしい。その一方で、選手らは『優勝する』っていう。チグハグだよね。優勝を狙うっていう言葉が、僕からすると軽いの」

──現実的な目標となると?
「たとえば、前回大会を上回るベスト8なら、謙虚だと思うよ。でも、マンチェスター・ユナイテッドで点を取れないということは、世界では点が取れないということ。内田は筋肉系のケガから回復過程にあるけど、箇所としては再発の恐れがある。長谷部もブンデスリーガの最終戦で、5か月ぶりに1試合やっただけ。で、初戦が大事だから、そこにピークを持っていかなきゃいけない。難しいよ」
セルジオ越後 独占インタビュー
──コートジボワールとのグループステージ初戦は、非常に重要です。
「初戦で負けたら終わりね。短期だから。負けたら3連敗も有り得る。コートジボワールは4年前のカメルーンと同じじゃないことを、もっと自覚しないと。たぶんいま、アフリカでは一番強い。FIFAランキングをみても、選手の質を見ても、彼らは手強いよ。香川はプレミアリーグで1点も取ってないけど、ヤヤ・トゥーレは20点取った。日本とコートジボワールの力関係を、端的に表していると思わない? それから……」

──それから?
「ザックは自分たちで押して、押してというゲームをしたい。それは、昨年11月のオランダ戦とベルギー戦のイメージが強いから」

──オランダだと引き分け、ベルギー戦はアウェイで勝利しました。
「でも、あの2試合は交代選手を6人まで使えた。遠藤を後半から出すことができた。ワールドカップは公式戦で、3人までしか交代できない。しかも、気候的に暑いところでも戦う。前から押して、押してというサッカーをしたら、90分は持たない。暑さの影響があるから」

──先制する展開に、うまく持ち込めればいいのですが……。
「前半のうちに点を取れればいい。でも、コンフェデ杯のイタリア戦は、2点先制したのに引っ繰り返されたよ。逆に先制されたら、日本はどうする? 相手はクロスボールを放り込んでくることもできるし、ドリブルで突っかけてくることも、セットプレーを活用することもできるよ」

──そう考えると、高さのある豊田がいれば……。
「彼には選ばれる権利があった。でも、大迫がいるという判断だろうね。ただ、選ばれた大久保にしても、ベンチスタートじゃ意味ないよ」

──日本のグループの順位予想をすると?
「コロンビア対ギリシャ、日本対コートジボワールが初戦。ここで勝った2チームが1位と2位になり、負けたチームは脱落だろうね。初戦が引き分けならグループステージ突破のチャンスが残るけど、もう一方のカードでどちらかが勝ったら首位通過は難しくなる。4年前のカメルーンとデンマークは、どちらもおいしい相手だった。今度はどうかなあ」
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