Twitterの検索効率を格段に上げる「検索コマンド」を知ってますか?
この記事では、特定の日付を指定したり、特定のユーザーに絞ったりできる……意外と知られていない検索するときに役立つ「検索コマンド」を紹介していきます。
※検索コマンドを使っても、プロフィール文の検索はできない
アカウントのプロフィール文を検索したい場合は、『ツイプロ』などの無料ウェブサービスを使用しましょう。
目次
期間・日付・日時を指定して、過去ツイートを検索する「since」コマンド
1.since検索
2.until検索
特定のユーザー名やアカウントのツイートを検索する方法
3.@検索
4.from検索
5.to検索
画像・動画を含むツイート、類似画像を検索する方法
6.画像フィルタ検索
7.動画フィルタ検索
8.リンクフィルタ検索
9.アカウントフィルタ検索
10.source検索
11.類似画像検索
特定のワードを除外する検索機能
12.-検索
知っておくと便利な、高度な検索の仕方
13.and検索
14.OR検索
15.完全一致検索
16.タグ検索
17.ポジティブ&ネガティブ検索
18.near&within検索
19.geocode検索
20.lang検索
21.リツイート検索
22.お気に入り検索
23.リプライ検索
公式アプリにない「検索オプションの保存」を、モバイルから行う方法
期間・日付・日時を指定して、過去ツイートを検索する「since」コマンド
1.since検索:指定した年月日~のツイートを検索
検索窓に「検索したいワード since:年-月-日」と入力すると、検索したいワードを、指定した年月日から現在までに絞り込んで表示させることができます。
▲「appliv since:2017-04-01」なら、2017年4月1日から今日までで、applivを含むツイートが絞り込まれる。
2.until検索:~指定した年月日のツイートを検索
「(検索したいワード) until:年-月-日」と入力すると、今度は検索したいワードを、過去から指定した年月日までに絞り込んで表示させることが可能。
▲「appliv until:2017-06-01」なら、過去から2017年6月1日までで、applivを含むツイートが絞り込まれる。
もちろん「since」と「until」は併用することができ、「アプリ since:2017-04-01 until:2017-04-30」のようにすれば、指定した期間での検索が可能です。
特定のユーザー名やアカウントのツイートを検索する方法
3.@検索:特定のユーザーに関するツイート全表示
「@ユーザーID名」とすると、ユーザーがしたツイートやユーザーへのリプライとメンションなど、指定したユーザーに関するツイートをまとめて検索できます。
▲「@ApplivJP」とすると、ApplivJPというアカウントがしたツイートや、ApplivJPへのリプライが表示。
4.from検索:特定のユーザーがした「ツイート」のみを検索
「from:ユーザーID名」とすると、入力したユーザーがしたツイートのみに絞って検索を行うことができます。
▲@検索とは違い、メンションやリプライは表示されない。
5.to検索:特定のユーザー宛ての「リプライ&メンション」を表示
「to:ユーザーID名」とすると、入力したユーザーがされたリプライ&メンションに絞り込んで検索することが可能です。
▲from検索では検索されなかった「リプライ&メンション」に絞って検索できる。
画像・動画を含むツイート、類似画像を検索する方法
6.画像フィルタ検索:画像が含まれたツイートのみ検索
「filter:images」と入力すると、画像を含むツイートのみを絞り込んで検索してくれます。
▲検索ワードとfilter:imagesの間を、半角スペースで区切ると、画像を含むツイートのみ表示。
7.動画フィルタ検索:動画を含むツイートのみ表示
検索窓に「filter:videos」と入力すると、動画を含むツイートのみを絞り込んで検索することができます。
▲画像と同様に「(検索ワード) filter:videos」とすれば、画像と指定したワードを含むツイートの検索が可能。
8.リンクフィルタ検索:リンクを含むツイートのみを検索
「filter:links」を加えて検索すると、リンクを含んだツイートに限定することができます。
反対に「-filter:links」とすればリンクを除外。URLを含みがちなスパムツイートを検索結果に含めないといった使い方もできるでしょう。
▲キーワードに加えれば、情報元を含むツイートの検索に役立てられる。
9.アカウントフィルタ検索:認証アカウントのツイートのみ検索
検索する際に「filter:verified」を加えると、検索結果を「認証されたアカウントがしたツイート」のみに限定することが可能。
「信頼のおけるアカウントに絞って情報収集したい」といった場合に役立つ、検索ワードなのではないでしょうか。
▲「filter:verified」の前にワードを加え、「認証アカウントがする、特定のワードを含むツイート」の検索も可能。
10.source検索:ツイートの投稿元を指定して検索する
検索したいキーワードにプラスして「source:(投稿元)」と入力すると、指定した投稿先からされたツイートのみに絞り込むことができます。
たとえば「アプリ source:Instagram」なら、アプリに関するツイートでもInstagramから投稿されたものに限定することが可能です。
11.類似画像検索:『TwiGaTen』を使って類似画像を探す
画像の無断使用を探す際に便利な、類似画像の検索。ですがTwitter公式アプリにはそうした機能は実装されていません。
そんなときに便利な無料ウェブサービスが『TwiGaTen』です。
出典:TwiGaTen
アカウント入力すると、過去に投稿した画像の類似画像を含むツイートが一覧で表示。Twitter上の類似画像を探すツールとしては重宝するのではないでしょうか。
『TwiGaTen』
https://twigaten.204504byse.info/
特定のワードを除外する検索機能
12.-検索:調べたいワードから、特定の言葉を除外する
「(検索したいワード) -(検索から除外したい言葉)」のように、半角の「-」を検索したくない言葉の前に付けると、特定の言葉を除外することが可能。
▲「Appliv -ゲーム」と入力すると、Applivと書かれるツイートから、ゲームの記載があるツイートを排除。
知っておくと便利な、高度な検索の仕方
13.and検索:「複数のワード」を含んだツイートを検索する
最も一般的なのが、このand検索。
たとえば「アプリ ゲーム」だとアプリとゲームの両方を含むツイートが表示されるように、半角スペースで区切った複数のワードを含む物を検索する方法です。
14.OR検索:「少なくとも1つの検索ワード」を含むツイートに絞り込み
複数の言葉の間を「 OR 」と区切ると、少なくとも1つの検索ワードを含むツイートを検索することができます。
この時、ORは大文字、ORの両側に半角スペースを入れる必要があり、使用する際は注意が必要です。
▲「パズル OR カメラ」だと、「パズルのみ」「カメラのみ」「パズルもカメラも」含む検索をまとめて行える。
15.完全一致検索:“”内と完全に一致したツイートのみ検索
“検索ワード”と検索すると、“”内と完全に一致したワードを含むツイートのみが表示されます。
Twitterでは誤字を予測して自動修正する機能があるだけに、ワードによっては類似ワードも含む検索がされてしまうことも……。そんな時はこの完全一致検索をして、調べたいワードだけに絞り込んで検索するのがイイでしょう。
▲完全に一致するフレーズではないと、ツイートは排除されてしまう。
16.タグ検索:ハッシュタグのワードに絞って検索
「#検索ワード」のように先頭に#を付けると、ハッシュタグに限定した検索を行うことが可能です。
この場合、ワードは完全に一致しないと検索結果に表示はされないので、注意が必要です。
▲タグ検索はワードと完全一致する必要があり、なるべく簡単な言葉で検索するのがコツ。
17.ポジティブ&ネガティブ検索:ツイートの感情を限定して検索
「検索ワード :)」とすると、ポジティブな内容、反対に「検索ワード :(」とするとネガティブなのツイートに限定して検索することができます。
ですがこの検索は、海外で使用されるポジティブな顔文字「 :) 」&ネガティブな顔文字「 :( 」を応用したもの。日本語では100%正しい結果になるとは限らないので注意が必要です。
18.near&within検索:ツイートされた「場所」を絞って検索
検索したいワードに「near:場所名 within:範囲(半径)」を加えると、ツイートされた場所や範囲を指定して検索することができます。
▲たとえば、「near:五反田 within:0.1km」なら、五反田から半径100m以内で投稿されたツイートを表示。
19.geocode検索:ツイートされた場所を「厳密」に検索
near&within検索をさらに細かくしたものが、geocode検索。検索ワードにプラスして「geocode:緯度,経度,範囲」とすると、指定した位置座標・範囲内で投稿されたツイートに限定して表示されるようになります。
たとえば「geocode:35.625943400,139.72737459,0.5km」なら、およそ北緯35度 統計139度地点から半径500m以内で投稿されたツイートが対象になります。
20.lang検索:指定した言語に絞って検索
「lang:言語コード」を検索ワードに加えると、ツイートされる言語を限定して検索することが可能です。
▲日本語なら「lang:ja」英語なら「lang:en」を付け加えると、言語を限定して検索できる。
21.リツイート検索:指定した数以上のリツイートがされた投稿を検索
検索ワードに「min_retweets:数字」を加えると、指定した数字以上のリツイートがされる投稿に絞って検索を行うことが可能。
多くリツイートされる人気のツイートを検索したい場合に便利なコマンドです。
22.お気に入り検索:指定した数以上のお気に入りがされたツイートを検索
リツイート検索同様に、検索ワードに「min_faves:数字」を加えると、指定した数字以上のお気に入りがされるツイートに限定することができます。
23.リプライ検索:指定した数以上のリプライがされたツイートを検索
「min_replies:数字」を加えると、指定した数以上のリプライがされるツイートに絞ることができます。
「調べたいワードについて交わされるやり取りや議論を細かく追いたい」といった時におすすめしたい検索コマンドです。
公式アプリにない「検索オプションの保存」を、モバイルから行う方法
紹介したコマンドの中には覚えづらいものもあり、できればよく使うコマンドは検索メモとして保存しておきたいところ。
ですがAndroid端末とは違い、iOS版のTwitter公式アプリからは検索の保存はできません。
そこでここでは、iOS端末から検索メモの作成する方法を紹介していきます。
まずはSafariでTwitterを検索。
そして、検索一覧画面のまま「共有ボタン」→「デスクトップ用サイトを表示」の順にタップしていきます。
あとは表示されたPCサイズ用の画面からTwitterのサイト内に入り、ログインすれば準備はOK。
そのまま検索窓から、保存したいワードを入力して検索します。
最後に検索結果の画面から、右上に表示される点が縦に3つ並んだアイコンをタップして「検索メモに保存」をタップすれば完了。
少々面倒ですが、iPhoneからでも検索結果の保存を行えるのはうれしいポイントです。
使いこなせば、検索が「できない」「出ない」「表示されない」とは無縁に
検索コマンドを覚えたり、入力する手間があったり……慣れないうちは少々面倒な部分もあります。ですが慣れれば、思い描いた通りに検索結果がサクッと出せ、面倒くささを感じることはないでしょう。
今回紹介した検索コマンドを使って、検索できない……検索が出ない……といった煩わしさから解放されましょう。