50年間という時を経ても色褪せない家族、夫婦、恋人、友情の絆の温かさを、ジャズの優しい音色に乗せて描く『ふたたび swing me again』。ジャズにのめりこみ、「死んだ」と聞かされていた祖父との旅に巻き込まれていく孫・大翔には、近年話題の映画やTVドラマでの活躍も目覚しい若手注目俳優・鈴木亮平。50年の想いを抱え、孫と最後の旅に出る頑固な元ジャズトランペッター・健三郎には、名優・財津一郎。二人を見守る女性看護師・ハヨンには日本で本格的な女優デビューをし、人気急上昇中のMINJI。健三郎のかつてのジャズ仲間には、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男、さらに息子に陣内孝則、その妻に古手川祐子と存在感溢れるキャストが脇を固める。また、“ソネ”のオーナー役で日本ジャズ界を牽引する “世界のナベサダ” こと渡辺貞夫も登場し、圧倒的サックスパフォーマンスを披露している。ジャズとトランペットという偶然の共通点が結びつけた“ふたりの旅”は様々な絆を見つめ直す人生の物語を織り成してゆく。
貴島健三郎、78歳。
男は50年の時を経て、友との約束を果たすため、最後の旅に出た。
出会ったばかりの孫と共に―。
神戸。50年前ジャズバンドに青春を賭けていた男たちは、今やそれぞれの人生の最終コーナーを曲がろうとしていた。78歳になった貴島健三郎は、かつてのバンド仲間を探すために、思うように動かなくなった手に杖を握らせ立ち上がった。彼の願いは、何も言えないまま姿を消したあの日の許しを請うこと。そして、あの日果たすはずだった、憧れのジャズクラブ “ソネ” でのセッションを実現させることだった。
それは、彼にとってやり残した人生を取り戻す最後の旅─―。
<撮影地を神戸に選んだ理由>
阪神大震災から力強く復興した神戸の、市民の強い想いに以前から感銘を受けていたことから、塩屋監督はストーリーの舞台を神戸に設定した。関西圏を旅するストーリーの拠点として最適であるばかりでなく、ジャズの盛んな場所としての側面もあった。撮影にあたっては神戸のフィルムオフィスの全面的な協力のもとで、市街のロケーションをはじめ、神戸の雰囲気が過不足なく映像に反映されている。
※ 撮影期間約1ヶ月の内、神戸ロケはその半分を占めた。
<名門JAZZ CLUB 「SONE(ソネ)」>
ジャズがストーリーの軸になるため、塩屋監督は多大なリサーチを課した。デイヴ・グルーシンやブレッカー・ブラザーズの映画音楽からジャズに親しんでいった監督は、40年以上の歴史を誇る、神戸の老舗JAZZ CLUB 「SONE」に通い、その空間の圧倒的な雰囲気、ジャズメンたちの息吹に触れて、作品をさらにふくらませていった。作品中に「SONE」を登場させ、クライマックスの舞台にしたのはその発露。ちなみにこの作品のラストに“SONE”のママもゲスト出演している。
<往年のJAZZ映画へのオマージュ>
監督が作品の参考にしたのは、ベルトラン・タヴェルニエの『ラウンド・ミッドナイト』(86)とクリント・イーストウッドの『バード』(88)だったという。
JAZZに対するこだわりは、中村幸代の音楽にも現れている。誰もが知る「My Blue Heaven」を始め、 オリジナル主題曲「SO FARAWAY」 の持つまろやかなメロディは作品自体の痛みと再生を象徴している。 何よりも、実際の演奏を担当したトランペットの原朋直や、片岡雄三、ユキ・アリマサ、佐藤 〝ハチ″恭彦、原大力といったジャズ・ミュージシャンたちの秀抜な表現力が映画の魅力をいっそう高めている。
<感動の頂点=ライブシーン>
クライマックスのライブシーンは、JAZZ界の巨星・渡辺貞夫の参加で迫力たっぷりのものとなった。渡辺貞夫と犬塚弘が実際に演奏することでリアリティを高め、シーンに迫真性を生んでいる。撮影は出演者の体調を管理しながら、3日間に及んだ。カメラを3台フル稼働させながらの撮影で、ひとつのショットに3つのアングル、サイズで切り取り、ベストショットを採用する手法が採用された。
【STAFF】
企画・監督:塩屋俊/原作・脚本:『ふたたび』矢城 潤一(宝島社文庫)
制作:松竹京都撮影所/制作協力:ウィル・ドゥ/配給:ギャガ/製作:「ふたたび」製作委員会
厚生労働省推薦/A TOSHI SHIOYA FILM
【CAST】
鈴木亮平/MINJI/青柳翔/藤村俊二/犬塚弘/佐川満男/
渡辺貞夫/古手川祐子(特別出演)/陣内孝則(特別出演)/財津一郎
【主題歌】
「SO FARAWAY」MINJI(ドリーミュージック)
『ふたたび swing me again』特別試写会へダイヤモンドブログ会員様5組10名様をご招待!
ジャズにのめりこみ、「死んだ」と聞かされていた祖父との旅に巻き込まれていく孫と、 50年の想いを抱え、孫と最後の旅に出る頑固な元ジャズトランペッター。
ジャズとトランペットという偶然の共通点が結びつけた“ふたりの旅”は様々な絆を見つめ直す人生の物語を織り成してゆく。
■日時:11月4日(木) 18:00開場、18:30開映(上映時間:1時間51分)
■場所:日本教育会館(一ツ橋ホール)千代田区一ツ橋2-6-2
■ご提供数:5組10名様
■応募締切:10月27日(水)10:00まで
『ふたたび swing me again』
11月13日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
futatabi.gaga.ne.jp
35mm/カラー/111分/ビスタサイズ/ドルビーSR
(c)2010「ふたたび」製作委員会
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