◆ダイヤモンドブログ 映画情報 ロバート・ゼメキス監督『Disney’s クリスマス・キャロル』3Dセット、ブルーレイ+DVDセット、DVD11月17日(水)発売！

世界を変えた名作を、ディズニーが完全映像化！驚異の映像世界、時空を超える感動の旅。
『Disney’s クリスマス・キャロル』2010年11月17日(水)発売！！
3Dセット【4,935円/税込】
ブルーレイ+DVDセット【3,990円/税込】
DVD【3,360円/税込】
ブルーレイ、DVD同時レンタル開始

『アリス･イン･ワンダーランド』を筆頭に３D映画が続々と大ヒットを記録、2010年は本格的な３D体感元年といえる年になりました。また、国内主要大手電機メーカーからも３Dテレビや３D録画再生機が相次いで発売され、いよいよ３Dを家庭で楽しめる環境が整ってきました。ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンではこれを機に、世界を変えた名作を完全映像化した『Disney’s クリスマス･キャロル』を、初の“ディズニーブルーレイ３D”として発売いたします。

記念すべき本作は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「フォレスト・ガンプ／一期一会」を生み出したロバート･ゼメキス監督が、１６０年以上も語り継がれる世界的な名作を、最新技術を駆使して美しく、そして迫力のある驚異の映像で紡ぎだした新たな傑作です。また、主演のジム･キャリーは頑固な老人スクルージをはじめ、はかなく美しく恐ろしい精霊たちなど全７役をも演じ、この名作により一層の輝きを与えています。この珠玉の映像美、スピード感と美しい映像は、まさに３Dで観るにふさわしく、まるで映像の世界に飛び込んだかのような迫力と臨場感をご家庭で体感いただけるのです。

今年のクリスマスは、ディズニーが世界に誇るディズニーブルーレイ３D、『Disney’s クリスマス･キャロル』で、“驚異の映像世界、時空を超える感動の旅。”を、是非ご家庭で体感下さい！

19世紀のロンドン、クリスマス・イブ。スクルージは嫌われ者の強欲で冷酷な老人だった。事務員のクラチットが冷え切った事務所で震えつつ働く傍ら、金貸しのスクルージはいつもどおり、金貨の勘定に余念がない。甥からのクリスマス・ディナーへの誘いも、貧しい人々への寄付も、スクルージには金と時間の無駄。人々が互いに慈悲を分かち合うクリスマスの精神など腹立たしいだけだった。

しかしその夜、思いがけない出来事が起こる。かつての仕事の相棒マーレイの幽霊の出現を皮切りに、【過去】【現在】【未来】の3人の精霊たちが次々と、スクルージを彼自身の人生の旅へと連れ出したのだ。

そこでスクルージが見た昔の自分や、彼を取り巻く人々、彼が得たものと失ったもの、そして、それぞれに準備された未来とは…。驚きに満ちた時空を超える旅を終えた時、スクルージはいったい何を見い出すのか－。

誰も見たことのない、まったく新しい『Disney’s クリスマス・キャロル』

原作が描かれた1843年には映画は誕生していなかったが、監督のロバート･ゼメキスは、小説「クリスマス･キャロル」が映画的要素に富んでいると語る。これまでに、この名作は50回以上も映像化されているが、「史上最高のタイムトラベル・ストーリーであるこの小説を、ディケンズはこんな風に思い描いていたと私が信じるとおりに映画化したかった」という。かつて、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでタイムトラベルの興奮を、「フォレスト・ガンプ／一期一会」で感動のドラマや卓越した視覚効果を、『ロジャー･ラビット』ではアニメと実写が共存する驚きの世界を登場させ、「ポーラー･エクスプレス」ではパフォーマンス・キャプチャーという新技術の可能性を提示してきたゼメキス監督。常に映像世界に革新をもたらす監督だからこそ、このまったく新しい傑作『Disney’s クリスマス･キャロル』を誕生させることができたのだ。

最新技術、パフォーマンス・キャプチャー

パフォーマンス･キャプチャーとは、俳優の表情や動きを連続してデジタルに取り込み、それをスクリーンに再現するテクノロジー。この技術は、作り手をロケ場所や時間など映画の制作上の制限から開放し、これまでの映画では不可能だった環境や登場人物を創り出すことを可能にした。ゼメキス監督は「ポーラー･エクスプレス」、「ベオウルフ/呪われし勇者」で既にこの技術を駆使しているが、本作では、さらに進化した映像を観ることができる。顔の皺の動きまで自然で、身体の重みも感じられ、映画の世界にジェットコースターに乗って巻き込まれていくような興奮を感じさせる。監督は「このテクノロジーというツールによって、原作のシュールで幻想的なイメージの全てをスクリーンに描くことが可能になった」と語っている

ジム･キャリーによる史上最悪のスクルージ

強欲で冷酷な史上最悪のスクルージを誰が演じるか。製作陣が真っ先に考えたのがジム･キャリーだった。そしてジムは期待に応え、史上最悪のキャラクターを徹底的に憎々しげに、しかし複雑な内面を持つ人間として見事に演じきった。またジムは全７役に挑み、3人の精霊について方言指導スタッフとともにそれぞれの声を作り上げるなど、一つ一つの役柄へ熱心なアプローチを行い見事に演じ分けている。3人の精霊を同一人物が演じるという監督のアイデアをジムは次のように解釈している。「3人の精霊たちは、スクルージの持っている様々な側面を表現したもの。そして、自分の中のスクルージ的な側面も毎日にように顔をだしますよ」と打ち明けた。

甦るヴィクトリア朝時代のロンドンの街並み

監督とスタッフは、当時の衣装の研究や古い絵画の観察、ヴィクトリア＆アルバート博物館への訪問、ディケンズが描いたロンドンの名残を探して街を歩くなど、様々な調査を徹底的に行った。加えて、ゼメキス監督は、「光の画家」と呼ばれる現代のアーティスト、トーマス・キンケイドの絵画から、本作にぴったりの照明スタイルのインスピレーションを得たという。さらに、物語を強調するために背景へのアプローチがなされた。スクルージの家は荒れて冷え冷えとし、逆に、クラチット家は、粗末なアパートながら室内は暖かい光に満ち、家族の愛を感じさせるものに描かれた。ＣＧだからこそ、街を歩く人々の衣装、室内の調度品の数々も忠実に再現され、そして光を重要視した美しい絵画のような19世紀のロンドンが創り上げられた。

＜スタッフ＞
製作・監督・脚本：ロバート・ゼメキス
原作：チャールズ・ディケンズ
製作：スティーヴ・スターキー、ジャック・ラプケ
撮影監督：ロバート・プレスリー
プロダクション・デザイナー：ダグ・チャン
編集：ジェレミヤ･オドリスコール
音楽：アラン・シルヴェストリ
ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー：ジョージ・マーフィー

＜キャスト＞
スクルージ(現在･少年時代･17才･27才)/過去のクリスマスの精霊/現在のクリスマスの精霊/未来のクリスマスの精霊：ジム・キャリー
ボブ・クラチット／ジェイコブ・マーレイ：ゲイリー・オールドマン
フレッド：コリン・ファース
フェジウィッグ／ジョー：ボブ・ホスキンス
ベル／ファン：ロビン･ライト・ペン

＜日本語吹き替え版キャスト＞
スクルージ(現在･17才･27才)/過去のクリスマスの精霊/現在のクリスマスの精霊：山寺宏一
スクルージ（少年時代）：内山昴輝
ボブ・クラチット／ジェイコブ・マーレイ：安原義人
フレッド：森川智之
フェジウィッグ／ジョー：熊倉一雄
ベル／諸星すみれ
ファン／伊藤美紀