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◆ダイヤモンドブログ 最新映画情報 役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」12月18日(土)公開

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

『ラストサムライ』『硫黄島からの手紙』のワーナー・ブラザースが贈る、誰もが知っている<忠臣蔵>の、誰も知らない<2人の生き残り>

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

私たち誰もが知っている〈忠臣蔵〉は、まだ物語の途中だった──。
ついに魂が打ち震える、圧倒的な感動の結末が明かされる!
あの日、死ぬことを許されなかった2人の男達。
苦しみながら生き抜いた16年の歳月―。

忠義という名の、気高く美しい愛が、時代を超えて人々の心を打ち、膨大な数の小説、映画、ドラマ、舞台に形を変えて、今も語り継がれている史実〈忠臣蔵〉。大石内蔵助以下、赤穂浪士四十七士による討入り、切腹というクライマックスはしかし、〈忠臣蔵〉の本当の結末ではなかった。

なぜなら赤穂浪士の中に、討入り後の〈使命を与えられた〉二人の生き残りがいたのだ。一人は、討入り前夜にすべてを捨てて姿を消した瀬尾孫左衛門。もう一人は討入り後、切腹の列に加わることを許されず、大石内蔵助より「生き証人として、後世に真実を伝えよと」との密命を受けた寺坂吉右衛門。それから16年、名誉の死を許されなかった二人が再会する。かつては厚い友情で結ばれた二人が、かたや命惜しさに逃げた裏切り者、かたや英雄になれなかった死に損ないとして──。

あの日、孫左衛門に何があったのか? 他ならぬ大石内蔵助が、彼に極秘の使命を与えていた――まもなく生まれてくる自らの血を引く子供を、四十七士の名誉が回復するその日まで守り続けるという重大な使命を─。出産後すぐに亡くなった母親・可留に代わり、孫左衛門は素性を隠し、可音と名付けた女の子を密かに育てあげる。時は流れて世は移り、主君の汚名をそそいだ大石内蔵助は武士の鑑と称えられるようになる。一方、成長した可音は、その清らかで凛とした美しさを天下の豪商の嫡男に見初められる。可音の出自を明かして名家に嫁がせれば、孫左衛門の使命は終わる。討入った者よりも、生き残った者の方が、背負うものは大きかった。人に言えない重き務めを果たすため、遠い道のりを歩き続けた孫左衛門と吉右衛門。二人の男たちが使命を果たし、ついに〈忠臣蔵〉は完結する──!

『ラスト サムライ』『硫黄島からの手紙』で、アメリカから見た日本の心を描き切ったワーナー・ブラザースが、今度は日本人の目で、日本の魂そのものだといわれる史実に、真っ向から挑む『最後の忠臣蔵』。その並々ならぬ決意は、キャスティングにも結実した。主演の孫左衛門には役所広司、その無二の友・吉右衛門には佐藤浩市と、日本映画界を担う二大演技派俳優の贅沢な競演が実現したのだ。大石内蔵助の隠し子・可音には、映画・CMと今年最も注目される若手清純派女優、桜庭ななみが抜擢され、山本耕史、風吹ジュン、田中邦衛、伊武雅刀、笈田ヨシ、安田成美ほか、個性派が顔をそろえた。また、大石内蔵助には歌舞伎界の名優・片岡仁左衛門が扮している。

豪華キャストに支えられ、時代劇の王道を威風堂々と歩みきった監督は、国民的人気ドラマシリーズ「北の国から」の杉田成道。原作である池宮彰一郎の同名小説に、新たなエピソードを加えて脚色、作品の世界観を広げた脚本は田中陽造。心に深く沁みわたる哀切な旋律は、加古隆。

可音が嫁ぐその日、世間に身を隠してきた彼女のお供は、孫左衛門ただ一人。薄暮を行く寂しい輿入れに、まずは吉右衛門が、そして元赤穂の武士たちが現れ、次々とお供を申し入れる。いつしか行列は、16年間、胸の奥底に灯し続けた忠義の炎を、松明に託して掲げる男たちの大行列へと変わっていく。それは孫左衛門たった一人の重き使命が、皆の喜びの使命へと変わっていく、人と人の絆を描く感動の瞬間だ。

誰もが知っている〈忠臣蔵〉の、誰も知らない本当の結末。そこには、世代を超え、国境を超えて、観る者の魂を震わせる、本物の感動がある。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

元禄14年3月14日(1701年)の松之廊下事件
元禄15年12月14日(1703年)の吉良邸討入り事件
元禄16年2月4日(1703年)の赤穂義士46人切腹
を元禄赤穂事件という。この事件を基に1748年(寛延元年)大坂竹本座で人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」が上演され「忠臣蔵」の言葉が生まれた。以後、歌舞伎・小説・舞台・映画・ドラマなどのすべての作品の総称として「忠臣蔵」といわれるようになった。現在では「元禄事件」と「忠臣蔵」が同等に使われていることが多い。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

尽くされる忠義、変わらぬ愛、知らされる真実、そして訪れる永遠の・・・・・・
日本人の誰もが観るべき、知るべき、そして語るべき<本物の感動>

世の中を騒がせた赤穂浪士の討入りから16年。大石内蔵助以下四十七士全員の切腹で、事件は幕を下ろしたはずだった。しかし、四十七士には、一人だけ生き残りがいた。討入りの真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助するという使命を大石内蔵助に与えられた、寺坂吉右衛門(佐藤浩市)だ。諸国に散った遺族を捜し歩き、ようやく最後の一人(風吹ジュン)に辿り着いた吉右衛門は、京で行われる四十六士の十七回忌法要に参列すべく、内蔵助の又従兄弟の進藤長保(伊武雅刀)の屋敷へと向かう。

旅の途中、吉右衛門は、かつての無二の友を見かけて驚く。討入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)、言わばもう一人の生き残りだ。早くに妻を亡くして子もなく、内蔵助に奉公することだけが生き甲斐だった男が、忠義のために喜んで死のうと誓いあった吉右衛門に一言もなく消えた理由は、未だにわからない。

孫左衛門は名前を変え、世間から身を隠して生きていた。武士の身分を捨てて骨董を売買する商人となり、竹林の奥に佇む隠れ家で、可音(桜庭ななみ)という美しい少女に仕えて、ひっそりと暮らしている。近隣に住むゆう(安田成美)は、16年前に孫左衛門が生まれて間もない可音を抱いて、この地にやって来て以来の付き合いだ。母親を亡くした可音を可愛がり、行儀作法から読み書き芸事まで、一分の隙もなく教えたゆうは昔、島原で全盛を極めた太夫だった。幕府から許された京の呉服司にして天下の豪商、茶屋四郎次郎(笈田ヨシ)に身請けされるが、今では孫左衛門と同じく、静かに暮らしている。だが、孫左衛門はそんなゆうにも、己の過去は一切語らなかった。

京では人形浄瑠璃が流行っている。なかでも人気を集めていた曾根崎心中の舞台が、可音に思わぬ運命をもたらす。茶屋家の跡取り息子である修一郎(山本耕史)が舞台を見に来た可音に一目惚れ、彼女がどこの誰かもわからない四郎次郎は、ゆうを介して壺を買った孫左衛門に商いの顔の広さで「謎の姫御料を探してくれ」と頼んだのだ。

孫左衛門は迷っていた。茶屋家は可音を嫁がせるには、またとない名家。しかし、ならば可音の出自の秘密を明かさねばならない。さらに肝心の可音は「孫左と一緒に暮らしたい」と大粒の涙をこぼして孫左衛門を困らせる。

浅野内匠頭の墓に参った孫左衛門は、元赤穂の家臣たちに見つかり、「おめおめと生きておったか」と罵られ、足蹴にされる。居合わせた吉右衛門は孫左衛門の家まで跡をつけ、16年ぶりに対峙する二人。が、「生き延びたわけは何か」と問い詰める吉右衛門に対し、孫左衛門は可音を隠すためなら、かつての友にさえ刀を向けるのだった。

思わぬ吉右衛門の来訪をきっかけに、討入り前夜の記憶が、昨日のことのように孫左衛門の胸に去来する。彼もまた、内蔵助から使命を与えられていた。元赤穂の旧臣たちにも内密に、まもなく生まれる隠し子を守ってほしい──。それが、孫左衛門がたった一人で背負い続けた、重き使命だった。

吉右衛門から報告を受けた長保は、一連の出来事からすべてを見通す。世は移り変わり、今では内蔵助は主君の汚名をそそいだ武士の鑑といわれ、名誉を回復していた。元赤穂の武士たちにとって、内蔵助の忘れ形見は宝物のような存在だ。己の立場を自覚した可音は、亡き父のため、孫左衛門の使命のため、嫁ぐ覚悟を決める。孫左衛門の胸に去来するのは、喜びと安堵と哀しみが入り混じった複雑な思い・・・・・・。

別れの日が、やって来た。可音は孫左衛門のために自ら縫った着物を贈り、「幼き時のように、抱いてほしい」と願う。孫左衛門は腕の中ではらはらと涙を流す可音に、「最後に笑ってくだされ」と頼む。二人は互いの笑顔を心に焼き付けるように、じっと見つめ合うのだった。

出立の刻限となり、孫左衛門が付き添う質素な駕籠が道を行く。大勢のお供も豪華な輿入れもない、寂しい行列だ。だが、夕暮れが深まる頃、松明を持った吉右衛門と、荷運びの華やかな行列が可音を迎える。続いて紋付羽織袴の元赤穂の家臣たちが現れる。次々と、お供を願い出て、次々と──。

遂に孫左衛門の使命は果たされた。しかし、彼には最後にまだ、なすべきことが残っていた──。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

「最後の忠臣蔵」
池宮彰一郎 角川文庫 定価620円(税込)

<内容紹介>
吉良邸討入から引揚げる途次、足軽・寺坂吉右衛門は大石内蔵助に、生き延びて戦さの生き証人となるよう命じられた。義に殉じる事も出来ず、世間の視線に耐えて生きる吉右衛門は、十六年の後、討入前夜に脱盟した瀬尾孫左衛門と再会する。同じ境遇にある旧友にも、実は内蔵助から密かに託された後事があった。苛酷な半生を選んだ二人の武士の信義と哀歓を描いた表題作など、連作四篇を収録。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

1923年、東京都出身。
三村伸太郎の師事を経て、52年に本名の池上金男で脚本家として独立。工藤栄一監督と組んだ『十三人の刺客』(63)、『大殺陣』(64)で京都市民映画脚本賞を受賞。92年、小説家・池宮彰一郎として「四十七人の刺客」(新潮社)でデビュー。93年、同作品で新田次郎文学賞を受賞する。99年に柴田錬三郎賞を受賞した「島津奔る」(新潮社)など、多数の作品を発表。脚本作家である経歴を生かし、新感覚の歴史小説で人気を博す。94年の市川崑監督作品『忠臣蔵 四十七人の刺客』では原作と共に、池上金男として脚本にも参加している。2007年没。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

<役所広司 : 瀬尾孫左衛門>
役柄 沈黙を守り続けた男。大石家に用人として奉公し、内蔵助に常につき従っていたが、討入り前夜に逃亡、赤穂浪士の生き残りの一人となる。「命惜しさに逐電した」と元赤穂の家臣たちから蔑まれるが、実は内蔵助から隠し子を守れとの密命を受けていた。名前を変え、武士を捨てて商人となり、誕生後まもなく母親を亡くした内蔵助の娘・可音を16年間、育て上げる。

<佐藤浩一 : 寺坂吉右衛門>
役柄 真実を訴え続けた男。四十七士の、ただ一人の生き残り。討入りの真実を後世に伝え、切腹した浪士たちの遺族の暮らしを助けるという使命を大石内蔵助に与えられる。16年かけて、諸国に散った遺族を捜し出し、四十六士の十七回忌法要に参列すべく京に赴く。元赤穂の重臣からは使命を労われるが、本人は名誉の死を遂げられなかったことを無念に思っている。

<桜庭ななみ : 可音>
役柄 大石内蔵助の隠し子。母親の可留は、可音を生んで間もなく亡くなり、内蔵助から守ってくれとの密命を受けた瀬尾孫左衛門に育てられる。武家の娘の心得を孫左衛門に、読み書きや芸事、行儀作法は近隣に住む元太夫のゆうに教えられる。16歳になり、その凛とした美しさに一目惚れした茶屋修一郎に求婚されるが、孫左衛門と離れたくないと、嫁ぐことを嫌がる。

<山本耕史 : 茶屋修一郎>
役柄 京の呉服司、茶屋家の嫡男。遊びに通じた父とは違って真面目な性格で、女嫌いと噂されていたが、人形浄瑠璃の芝居小屋で見かけた可音に一目惚れする。芝居の途中で帰った可音が、続きを見に来るのを待ち伏せて声をかけるが、名前以外は何も教えてもらえない。それでも辛抱強く想い続ける一途な性格の青年。

<風吹ジュン :茅野きわ>
役柄 討入りして切腹した赤穂浪士の遺族。寺坂吉右衛門が、大石内蔵助の密命で、その暮らしを助けるために捜し歩いた最後の一人。武家を捨て、漁師たちと共に海で働いているものの生活には困窮し、吉右衛門が届けた内蔵助からの小判に救われる。同志と共に切腹したと思っていた吉右衛門に討入りの有り様を聞き、彼を労う。

<田中邦衛 : 奥野将監>
役柄 元赤穂浅野家番頭。大石内蔵助が中心となった浅野家の御家再興運動では、内蔵助の右腕となって働いた。しかし、再興が絶望的となり、内蔵助が吉良上野介への仇討ちを決めた直後、内蔵助のもとを離れる。それにもかかわらず、内蔵助の計らいで、日野大納言家の家司を務めることから、内蔵助に多大な恩義を感じている。

<伊武雅刀 : 進藤長保>
役柄 公家に仕える近衛家の主で、大石内蔵助の又従兄弟。討入りを遂げる傍ら、加わらなかった藩士の行く末を案じて逝った情け深い内蔵助を尊敬し、四十六士の十七回忌法要を取り仕切る。使命を果たした寺坂吉右衛門を労い、法要まで屋敷に逗留させる。生前、内蔵助の身の周りの世話に可留をあげたことから、可音が内蔵助の隠し子であることをいち早く見抜く。

<笈田ヨシ : 茶屋四郎次郎>
役柄 幕府から許された京の呉服司にして、天下の豪商、茶屋家の大旦那。骨董から人形浄瑠璃まで、あらゆる芸術や文化に造詣の深い通人。遊びも極め、その昔、島原で全盛を極めた夕霧太夫を身請けしたが、今は息子が一目惚れし、自分も茶屋家の嫁にと気に入った可音を捜し出すことに心を砕いている。

<安田成美 : ゆう>
役柄 瀬尾孫左衛門の近隣に住む、美しい女性。16年前、赤ん坊の可音を抱いた孫左衛門が乳を恵んでくれと訪ねて 来て以来、何かと二人を援助してきた。昔、島原で全盛を極めた太夫で、茶屋四郎次郎に身請けされるが、今で は縁も切れて、独り静かに暮らす。島原時代に身に付けた一流の芸事や書を可音に教える。決して過去を明かさない孫左衛門を密かに慕っている。

<片岡仁左衛門 : 大石内蔵助>
役柄 二人に生きよと命じた男。播州赤穂藩筆頭家老。主君浅野内匠頭の無念を晴らすため、吉良上野介を討つ。討入り前夜、瀬尾孫左衛門に生まれてくる隠し子とその母親を守るという使命を与え、吉良の首をとった後は、寺坂吉右衛門に討入りの生き証人となることを命ずる。討入り浪士の遺族はもちろん、赤穂の武士すべての行く末を案じていた人情深い人物。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

Present ダイヤモンドブログ会員様にプレゼント!

『最後の忠臣蔵』

『最後の忠臣蔵』特別試写会へダイヤモンドブログ会員様10組20名様をご招待!

ご提供数 : 10組20名様
日時 : 12月2日(木) 18:00開場/18:30開演
場所 : 九段会館
住所 : 東京都千代田区九段南1-6-5
地図 : www.kudankaikan.or.jp/access/
応募締切 : 11月24日(水)10:00まで

プレゼント応募は終了いたしました。ご応募ありがとうございました。

役所広司、佐藤浩市「最後の忠臣蔵」

『最後の忠臣蔵』
12月18日(土) 全国ロードショー
www.chushingura.jp
(C)2010「最後の忠臣蔵」製作委員会