ニューヨーク魔法大戦争、勃発！
主演　ニコラス・ケイジ　×　製作　ジェリー・ブラッカイマー
ディズニーが贈るアクション最新作、ブルーレイ＆DVDリリース

ディズニーが豪華特撮を駆使して製作した善VS悪のアクション超大作『魔法使いの弟子』。現代のニューヨークを舞台に、千年以上も続いてきた魔法使いの戦いに決着をつける時がきた。製作から７０周年を迎えるディズニーの不朽の名作「ファンタジア」（40）の一編「魔法使いの弟子」にインスパイアされ、オマージュを捧げて創りあげられた本作は、ウォルト・ディズニーの至宝とハリウッド屈指の大ヒットメイカー、ジェリー・ブラッカイマーの才能との時を超えた最強タッグによって新たな息吹を吹き込まれ、エキサイティングでファンタジックな驚異の映像世界を生み出した。善と悪のパワーあふれる魔法使いたちを演じるために個性あふれる超豪華キャストが結集。ニコラス・ケイジ、モニカ・ベルッチ、アルフレッド・モリナが繰り出す鬼気迫る演技は観る者を千年の時を超えた魔法大戦争に引きずり込んでいきます。また、魔法の世界にいきなり巻き込まれる現代の若者を、コメディを得意とするジェイ・バルチェルが好演。後継者として次第に覚醒していく姿は思わず応援せずにはいられません。

監督は、「ナショナル・トレジャー」シリーズ（04、07）のジョン・タートルトーブ。イマジネーション溢れる魔法の数々を映像化したのは、ともにアカデミー賞視覚効果賞受賞者のジョン・ネルソンとジョン・フレイジャーです。善VS悪の魔法大戦争はどちらに軍配があがるのか。家族全員で楽しめる大迫力の最新アクション大作に是非ご期待下さい！

善なる魔法使いマーリニアンズの継承者を選ぶドラゴンの指輪
万人の中からただ一人選ばれたのは、物理オタクの大学生デイヴだった。

太古の昔から、人々の知らないところで激しい善VS悪の戦いが繰り広げられてきた。善なる魔法使いマーリンの後継者たちであるマーリニアンズと、世界の征服を企む邪悪な魔法使いモルガナが率いるモルガニアンズ。マーリンは、モルガナに襲われ、「”ドラゴンの指輪“が後継者を選ぶ」と言い残し、この世を去る。偉大なるマーリンの弟子でありマーリニアンズの第７７７代最高指導者、バルサザールは、偉大なるマーリンの後継者を探すため千年も世界中を旅していた。そして、現代のニューヨークでついにその“選ばれし者”を発見する。それは、悪との戦いに立ち向かう勇者とは程遠い、気弱な物理オタクの大学生、デイヴだった。

片思いのベッキーとのデートさえままならない不器用なデイヴに、バルサザールはマーリンの後継者となるべき“選ばれし者”であることを告げるが、あまりの奇想天外さにデイヴは相手にしない。しかし、ある日、後継者の出現を恐れたモルガニアンズのホルヴァートに襲われ、しぶしぶバルサザールに従う。偉大な魔法使いマーリンの後継者を見つけた喜びと期待で、バルサザールは魔法の技と美学を叩きこもうとするが、デイヴはあまりにも後継者としての自覚に欠け練習に身が入らず、魔法の技はなかなか上達しなかった。

一方、ある事件により“魔法の監獄”にかけられた封印が解かれ、何千年もの間閉じ込められていた邪悪なモルガニアンズたちが現代に次々と甦ろうとしていた。急がねば！焦るバルサザールを嘲笑うかのように、現代のニューヨークを舞台に善VS悪の魔法大戦争の決戦の火蓋が切って落とされた！

＜スタッフ＞
監督：ジョン・タートルトーブ
製作：ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮：トッド・ガーナー、ニコラス・ケイジ、マイク・ステンソン、
チャド・オーマン、ノーマン・ゴライトリー、バリー・ウォルドマン
脚本：ダグ・ミロ、カルロ・バーナード、マット・ロペス
撮影監督：ボジャン・バゼリ、ＡＳＣ
視覚効果監修：ジョン・ネルソン
音楽：トレヴァー・ラビン

＜キャスト＞（日本語吹替）
バルサザール：ニコラス・ケイジ（大塚明夫）
デイヴ：ジェイ・バルチェル（山崎樹範）
ホルヴァート：アルフレッド・モリナ（石塚運昇）
ベッキー：テリーサ・パーマー（佐古真弓）
モルガナ／ヴェロニカ：モニカ・ベルッチ（五十嵐麗）

◆ニコラス・ケイジのオファーで始まった

ニコラス・ケイジは自身がウォルト・ディズニーやクラシック音楽に目覚めるきっかけとなった特別な作品『ファンタジア』のような作品を演じてみたいという思いから、脚本家を集め、第一稿を仕上げ、ジェリー・ブラッカイマーに持ち込んだ。ケイジは「バイオレスシーンに頼らず、魔法とイマジネーションで人々を楽しませることができるか試したかった」という。この脚本を気に入ったブラッカイマーは、早速ディズニー、ケイジとともに監督選びに入った。ケイジは、自身がダークでクセのあるアプローチをしがちなのに対し、楽しさやユーモアを保ち続けるジョン・タートルトープ監督と組むことにより「絶妙なバランスの作品が創れる」としてオファーを投げた。監督は今日のビジュアル・エフェクトを駆使すれば素晴らしい作品が創りあげられるとして、オファーを快諾。こうしてハリウッドのヒットメイカーが結集し、ディズニーの至宝『ファンタジア』の「魔法使いの弟子」を２時間のライブ・アクションに拡大する、という一大プロジェクトが始動した。

◆魔法にかかるニューヨーク

様々なエネルギー溢れるニューヨークで、４ヶ月に渡る撮影が行われた。中華祭りのドラゴンが暴れだすシーンは、チャイナ・タウンのど真ん中、エルドリッジ通りを夜間２時間借り切って撮影され、２０００人を越える地元の中国系の人々がエキストラとして参加。さらに、タイムズ・スクエアや六番街を含むエリアで１０ブロックもの距離を閉鎖し、３週間かけて迫力のカーチェイスの撮影が敢行された。また、クライスラー・ビルのワシの彫像はバルサザールの魔法で生命を宿しマンハッタンの夜空を飛びまわるなど、ニューヨークの様々な場所が魔法の舞台となった。魔法を駆使したアクション・シーンは、ＣＧによる視覚効果のみならず、実写による特殊効果やニコラス・ケイジはじめとするキャストが自らも行ったスタント・シーンとの融合によって、リアルでスピード感溢れる迫真の映像となった。

◆魔法を彩るディテールの数々

バルサザールが乗り回すのは、１９５３年製のロールスロイス・ファントム（そのエンジンは“マーリン”という名で知られる）。また、バルサザールの骨董店、アルカナ・カバーナのセットでは、義足や人形の頭、“ユニコーンの頭蓋骨”など５０万点もの奇妙な品々が飾られた。バルサザールは、革のロング・コートや風変わりな指輪などゴシック的なファッションで登場するが、それらのいくつかはニコラス・ケイジ自身が考案したものだという。なんと、ロング・コートは同じデザインのものが１０着用意され、ドラゴンの指輪は、映画のための特注品。また、モルガニアンズのサン・ロックの鎧の垂れは、手作業でなめした１０００ピースを越える革片が、一段一段編み込まれて作られている。

◆ディズニー不朽の名作『ファンタジア』

１９４０年に誕生したアニメーションの傑作『ファンタジア』は、クラシック音楽とアニメーションの芸術的な融合を実現させたディズニーの画期的な作品。「トッカータとフーガ・ニ短調」「組曲／くるみ割り人形」「魔法使いの弟子」「春の祭典」「交響曲第６番／田園」「時の踊り」「禿山の一夜」「アヴェ・マリア」の８つのシークエンスで構成されている。何度も再公開され、上映するたびに人気が高まっていったことでも証明されるように、『ファンタジア』はまさに時を超えて輝き続ける至宝の作品である。「魔法使いの弟子」は、ドイツの文豪ゲーテの叙事詩に題材をとって、フランスの作曲家ポール・デュカスが１８９７年に作った曲を映像化したもので、ミッキーマウスが三角帽子にガウンという姿で魔法使いの弟子を演じる８分間の作品。この物語同様のシーンが、今回の作品にも盛り込まれている。バルサザールの留守にデイヴが未熟な魔法で大混乱を起こすシーンだ。オリジナルに敬意を表しながらも、今だからこそ可能になったユーモラスにして大迫力の映像。また、デイヴがかぶるパーカーのフードは、ミッキーマウスの三角帽子を連想させる。

『魔法使いの弟子』1月19日(水)発売
・ブルーレイ+DVDセット　3,990円（税込）
・DVD　3,360円（税込）
ブルーレイ&DVD、同時レンタル開始
ビデオ・オン・デマンド同日配信
DESHI-MOVIE.JP
(C)Disney