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ジョニー・デップ主演「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」大ヒット上映中!

ジョニー・デップ主演「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」

INTRODUCTION

新たなる海賊伝説へカウントダウン始まる

海賊新世紀の幕が、いま開く―― 全世界待望、最大のスケール、最高のスリルに満ちた無敵のエンターテイメント『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』。新たな敵、新たな仲間、新たな使命(クエスト)、そして、シリーズ4作目にして初の3D映画化により、キャプテン・ジャック・スパロウの新たなる伝説が誕生。永遠の命をもたらすという伝説の<泉>を求めて、史上最強の海賊たちが動き出す!

永遠の命をもたらすという伝説の“生命(いのち)の泉”。海賊が恐れる伝説の海賊・黒ひげが、その泉を狙って動き出したとき、ジャック・スパロウの前に、かつて愛した女海賊・アンジェリカが現れ、ジャックを呪われた航海へと誘う。時を同じくして、イギリス国王もスペインに対抗して“生命(いのち)の泉”探索に乗り出す。その船を指揮するのは、不滅の海賊魂を封印し、国王に忠誠を誓う海軍将校へと寝返ったバルボッサ。-----史上最強の海賊たちが、禁断の宝“生命(いのち)の泉”を求めて動き出した。泉の場所を知るのは、ジャック・スパロウただひとり。それぞれの野望と裏切りが渦巻く中、果たして誰が、泉へ到達し、永遠の命を手に入れることができるのか?

その泉を見つけし者は、永遠を手に入れる。------呪われた“生命(いのち)の泉”を目指し、孤高の海賊キャプテン・ジャック・スパロウの新たなる航海が始まる。敵か味方か、見極めがつかぬ、かつて彼が愛した謎の女海賊アンジェリカ、狂気を秘めた残虐さで大海原を恐怖に陥れる伝説の海賊・黒ひげ、片足を失った英国海軍将校という意外な姿で登場するバルボッサ。野望の下に裏切りや復讐心を隠し、最強の海賊たちが目指すのは、金塊でも宝石でもない、永遠の命だ。人類究極の夢にして禁断の宝を手に入れるためなら、どんな手段も選ばない。
野望がむき出しになった冒険の中で、私たちの心に切なく美しい光を投げかけ、ひいてはジャックや海賊たちの運命をも左右するのは、捕らわれた人魚と若き宣教師の禁断の恋。そしてまた、月光の中、魅惑的な姿と歌で海賊たちを誘惑して海中へひきずり込む、美しくも獰猛な人魚たちの描写など、海洋の驚異や神秘も冒険の世界を彩る。

自由を愛する孤高の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウを演じるのは、もちろん、ジョニー・デップ。前3作で、このキャラクターに惜しみない愛情とイマジネーションを注ぎ込んで世界で最も愛されるアイコンに育て上げ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03)ではアカデミー賞主演男優賞候補にもなった彼が、新たなる怒涛の冒険の世界へ観る者を誘う。
ジャックを翻弄する、彼がかつて愛した謎の女海賊アンジェリカ役には、『それでも恋するバルセロナ』(09)でアカデミー賞助演女優賞に輝くペネロペ・クルス。大胆にして狡猾、ジャックの命を奪うことも辞さないほどの激しさと見え隠れするジャックへの愛。しかし、それらすべてが策略か? 黒ひげを父と呼ぶ彼女の真の目的とは? また、彼女によって初めて明かされるジャックの過去も見逃せない。
そして、ジャックの敵は、史上最恐の海賊・黒ひげだ。我が身に下された“ある予言”を覆すために手段を選ばず泉を求める。カリブ海で残虐の限りをつくし“悪魔の化身”と恐れられた実在の海賊・黒ひげことエドワード・ティーチをモデルとするこのキャラクターを演じ、冷酷な悪のオーラを発散するのは、TVシリーズ「デッドウッド~銃とSEXとワイルドタウン」(07)でゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞を受賞、「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」(11)で同ミニシリーズ・テレビ映画部門主演男優賞にノミネートされた英国俳優イアン・マクシェーン。
また、驚くべきは、パイレーツ3作品で不滅の海賊魂を見せつけたバルボッサが、国王に忠誠を誓う英国海軍将校に寝返ったこと。しかも、その片足は失われて、心には復讐の炎が燃えている。彼に何が起こったのか? 一筋縄ではいかぬバルボッサを演じるのは、『シャイン』(97)でアカデミー賞主演男優賞受賞、『英国王のスピーチ』(11)でもアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた演技派俳優ジェフリー・ラッシュ。
これらの世界的スターたちの競演に加えて、“生命(いのち)の泉”の鍵を握る人魚シレーナ役に、フランスで活躍する注目の女優アストリッド・ベルジェ=フリスベ、彼女と禁断の恋に落ちる若き宣教師フィリップ役には、イギリスの新星サム・クラフリンが抜擢され、映画に瑞々しさを吹き込む。

監督は、作品賞を含むアカデミー賞6部門を獲得した『シカゴ』(03)を手掛けたロブ・マーシャル。今回初めて『パイレーツ・オブ・カリビアン』のメガホンを握り、華麗なアクションとその芸術性豊かなスタイリッシュな映像センスで、新たな地平を切り開く。 製作は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(06)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07)の3作品を全世界で27億ドルを超える驚異的なメガヒット・シリーズに導いた、ハリウッドのトップ・プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー。
そして、脚本のテッド・エリオット&テリー・ロッシオ、撮影のダリウス・ウォルスキー、衣裳のペニー・ローズ、音楽のハンス・ジマー、視覚効果に『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(06)でアカデミー賞視覚効果賞に輝くチャールス・ギブソンなどパイレーツ前3作を手掛けた映画界の至宝ともいうべきチームに、ロブ・マーシャルの片腕ともいうべき『シカゴ』(03)『SAYURI』(05)でアカデミー賞美術賞を受賞したジョン・マイヤーが新たにプロダクション・デザインで加わり、極上のエンターテイメントを創り出した。
また、ジャングルにまで3Dカメラを持ち込んだ画期的な本格的3D野外ロケを敢行。パイレーツ初の3Dが、究極の迫力と臨場感を生み出す。

ここには退屈という文字はない。------5月20日、地球に衝撃を走らせる、新たな海賊伝説が、ここから始まる。

ジョニー・デップ主演「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」

STORY

その泉をみつけし者は、“永遠”を手に入れる…

永遠の生命をもたらすと言われる“生命(いのち)の泉”。史上最恐の海賊・黒ひげがその伝説の泉を狙って動き出した時、孤高の海賊ジャック・スパロウの前にかつて愛した女海賊アンジェリカが現れ、呪われた航海へと彼を誘う。果たして彼女は敵か、味方か…?時同じくして、ジャックの相棒ギブスの前に現れたのは、英国王に“生命(いのち)の泉”を探すことを誓い、海軍将校へと寝返った元海賊のバルボッサだった。黒ひげ、アンジェリカ、バルボッサ──史上最強の海賊たちがそれぞれの野望を胸に、波乱の航海へと旅立つ中、伝説の泉の鍵を握る“人魚”シレーナと、若き宣教師フィリップは出会い、決して叶うはずのない恋に落ちる。泉への地図を持ち、その場所を知ると言われるのはジャック・スパロウただひとり。そして、泉の謎を解くため必要なのは、“人魚の涙”…。幾重にも仕掛けられた罠と 謎を解き明かし、“生命(いのち)の泉”にたどり着くことができるのは、はたして誰なのか─?

J.J.エイブラムス監督「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」

『パイレーツ・オブ・カリビアン』前3作 あらすじ

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

カリブ海における大英帝国の拠点、ポート・ロイヤル。町が悪名高き海賊バルボッサの襲撃を受けた夜、総督令嬢エリザベス・スワンがさらわれた。バルボッサはジャックから奪った海賊船ブラックパール号の船長で、アステカ金貨の呪いにより、不死身の苦しみから逃れられない宿命を負っていた。だが、エリザベスが持つ金貨と、裏切り者“靴ひものビル”の血を捧げれば呪いは解けるのだ。彼女に想いを寄せる鍛冶職人ウィル・ターナーは、ブラックパール号を取り戻したがっている海賊キャプテン・ジャック・スパロウとともにバルボッサを追う。そして、命がけの冒険の末、呪いを解いて人間に戻ったバルボッサを倒す。ノリントン提督と婚約の身であったエリザベスも、ウィルと愛を確かめ合い、2人は再び囚われの身となったジャックを海へと逃がす。だが、この冒険を通じて、ウィルは自分が海賊“靴ひものビル”の息子であることを知り、エリザベスもまた自分の中に息づく海賊の魂に気づく。それはやがて、ふたりの運命を変えてゆく------。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

かつて“深海の悪霊”デイヴィ・ジョーンズと交わした“血の契約”により、魂を売って自由とブラックパール号を手に入れたジャックに、ジョーンズのフライング・ダッチマン号での100年の奉仕という対価を支払う時が来た。拒めばジョーンズの僕(しもべ)クラーケンが牙をむく。一方、ウィルとエリザベスはジャックを逃した罪に問われ、東インド貿易会社のベケット卿から、ジャックの<北を指さない羅針盤>を奪って来れば無罪放免とする取引を持ちかけられる。ジャックは、そのコンパスを渡す代わりに、ジョーンズの心臓を納めた死者(デッドマンズ)の(・)宝箱(チェスト)の鍵をウィルに要求する。果敢にも幽霊船へと乗り込んだウィルは、父親“靴ひものビル”と再会、彼の助けで鍵を盗むことに成功する。争奪戦の末、心臓を手に入れるも何者かに奪われるジャック。ついに、ジョーンズが“深海の魔物”クラーケンを放つ。エリザベスは、ほかの者たちを助けるためにジャックを罠にかけ、ジャックはクラーケンに飲み込まれていく。

心臓を奪ったのはベケット卿の手下、ノリントンだった。彼から心臓を手に入れたベケット卿の野望が、ついに現実のものとなる時が訪れた------。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

ついに海賊の時代に終焉の時が訪れようとしていた。デイヴィ・ジョーンズの心臓を得たベケット卿は、恐るべき力を手にし、世界制覇をもくろみ海賊たちを葬っていく。海賊たちが生き残るには、世界各地の海を治める“伝説の海賊”たち9人を招集し、彼らの名のもとに海賊たちを集結させ、戦いを挑むほかはない。しかし、その9人目の海賊とは、クラーケンの餌食となったジャック・スパロウだった。ウィル、エリザベス、そして秘術で甦ったバルボッサらは、アジアの海賊王サオ・フェンから受け取った海図を頼りに、ジャックの救出に向かう。サオ・フェンから海賊長の印を託されたエリザベスは、海賊長の評議会によって海賊王となり、ベケット卿率いる艦隊との決戦を宣言。バルボッサは、かつて封印した海の支配者・女神カリプソを解放、海が巨大な渦を巻く中、激戦が始まった。デイヴィ・ジョーンズと相打ちとなったウィルは、フライング・ダッチマン号の呪われた船長になることで復活し、ベケット卿の船を挟み撃ちにして撃破。かくして闘いの日々は終わった。そして、逃げのびたジャック・スパロウは海原を駆けていた。その手には、“生命(いのち)の泉”への地図を広げて------。

CAST PROFILE

“永遠”なんて、くれてやる。
自由を愛する孤高の海賊------キャプテン・ジャック・スパロウ

自由を愛し、海を愛し、酒と女を心から愛する孤高の海賊。持ち主が心から望むものへと導く<北を指さない羅針盤>から航路をさぐり当て、誰よりも華麗に船を操る。どんな危機的状況にあっても常に飄々としている男だが、その一方で、自らの目的を成就させる次の布石を抜け目なく打ってくる稀代の策略家。相手を煙にまきながら、いつのまにか有利に交渉ごとを進めていくその話術の巧みさは、まさに天下一品。“流血を好まない海賊”としても名を馳せる。世界最速の海賊船ブラックパール号の船長だが、愛する船は、バルボッサに奪われた後、現在行方知れず。

そんな彼が体験した冒険は数知れず。呪われた海賊バルボッサや、深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズ、邪悪なベケット卿などと死闘を繰り広げ、深海の魔物クラーケンの餌食になって“海の墓場”に囚われたことさえある。今、謎の女海賊アンジェリカに誘われ、彼だけがその場所を知る伝説の“生命(いのち)の泉”をめざすジャック・スパロウ。それは、最も危険で最も波乱に満ちた呪われた航海。果たして、彼は“生命(いのち)の泉”に到達できるのか?

●ジョニー・デップ (ジャック・スパロウ)
世界で最も愛されるスター、ジョニー・デップが、世界で最も愛されるキャラクター、ジャック・スパロウのまだ見ぬ顔を本作で披露する。

愛するジャック―― あなたの命を私にくれる?
ジャックが愛した女海賊------アンジェリカ

かつてジャック・スパロウが愛した女海賊。スペインの修道院でジャックに誘惑され、修道女から女海賊へと大きく人生を変えた女。その華麗な剣さばきや騙しのテクニックは、ジャックから学んだもの。今や熟練した技術で船を操り、恐ろしい荒くれ者の海賊たちを率いて略奪を繰り返す。最近になって、行方不明だった父親と出会う。その父親とは、最恐の海賊・黒ひげである。予言された黒ひげの運命を覆すため、アンジェリカは、“生命(いのち)の泉”を目指す。その目的のためなら、かつて愛したジャックを利用することのみならず、命を奪うことも辞さないのだ。そこにあるのは、愛か?憎しみか?それともすべてが策略なのか?嘘と真実が交錯する、謎に満ちた女海賊アンジェリカの真意とは?

●ペネロペ・クルス(アンジェリカ)
ジャック・スパロウを翻弄する女海賊を演じるのは、多彩な演技で世界を魅了し続けるオスカー女優ペネロペ・クルス。

“永遠の生命”は俺のもの。
史上最恐の伝説の海賊------黒ひげ

冷酷で残虐、狂気を秘めた史上最恐の海賊。レザーの黒服に身を包み、身体に弾帯を巻き、黒く長い髭に巻きつけた信管からは煙が立ち上るという、その異様な風貌は、まさに悪魔の化身。その悪名は、海上のみならず陸上にまで轟き渡る。これまで略奪の被害者となり惨殺された者は数知れず、彼らの骨は、黒ひげの海賊船<アン女王の復讐号>の装飾となった。黒魔術に長けた黒ひげは、宝石が埋め込まれた巨大な装飾剣で船を意のままに操り、船首に飾られた骸骨の口から炎の帯となって噴射されるギリシャ火薬で、地獄のように敵船を焼き尽くす。その炎は手下にも容赦なく向けられ、焼き殺された者はゾンビとなって未来永劫、黒ひげに仕える。だが、冷酷な黒ひげにも畏れるものがあった。我が身に下された“ある予言”である。運命を覆す方法はただひとつ。伝説の“生命(いのち)の泉”を探し出し、永遠の命を手に入れること。そこにたどり着くためには、文字通り手段を選ばない。

●イアン・マクシェーン(黒ひげ)
異彩を放つ風貌と存在感。伝説の海賊・黒ひげ役で、イアン・マクシェーンが強烈な悪の魅力を発散する。

黒ひげの首を、英国王に捧げよ!
英国海軍に寝返った元海賊------バルボッサ

ジャック・スパロウの宿敵、秘術によって甦った海賊バルボッサ。だが、今は、国王に忠誠を誓い、イギリス国旗を掲げたプロヴィデンス号の船長にして海軍将校。スペインに対抗心を燃やすイギリス国王の命を受け、プロヴィデンス号は“生命(いのち)の泉”を目指す。彼の片足は失われていた。片足を失わせた者に対する壮絶な復讐心こそが、彼を“生命(いのち)の泉”を求める危険な航海に駆り立てている。抜け目ない極悪非道な海賊の彼に、一体何が起きたのか?

●ジェフリー・ラッシュ(バルボッサ)
バルボッサが英国海軍大尉に!?個性派のオスカー男優ジェフリー・ラッシュが、一筋縄ではいかぬ海賊バルボッサを演じる。

●ケヴィン・R・マクナリー(ギブス)

腕の確かな航海士で、ジャックの古い海賊仲間。絞首刑から逃れるために、ジャックから盗んだ“生命(いのち)の泉”への地図を利用してバルボッサと取引し、彼とともに泉を目指す。1956年4月27日、イギリス、ブリストル生まれ。ロンドン・アカデミー・ドラマティック・アートに学ぶ。「ドクター・フー」(84)ほか数多くのテレビ作品に出演。映画出演作は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』3作(03,06,07)のほか、『エントラップメント』(99)、『えびボクサー』(03)、『五線譜のラブレター DE-LOVELY』(04)、『ワルキューレ』(09)など。

●ティーグ・スパロウ(キース・リチャーズ)

ジャック・スパロウの父親で、唯一、彼をジャッキーと呼べる男。海賊の掟の番人。“生命(いのち)の泉”に至るための秘密の一端を息子に明かす。1943年12月18日、イギリス、ケント州生まれ。1962年の結成時から現在まで活動し続けるローリング・ストーンズのギタリストにして“永遠の不良”。“ジャック・スパロウ”は、ジョニー・デップが彼をイメージして演じた。『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07)のほか、ドキュメンタリー『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』(08:製作総指揮も)、ジョニー・デップが監督を務めるキースのドキュメンタリー(11)などに出演。

真実の愛だけが、“永遠”に至る唯一の方法。
人魚に恋した宣教師------フィリップ

乗っていた船を黒ひげに襲われ、ただひとり生き残り、<アン女王の復讐号>に囚われた宣教師。決して人と争わず、極悪な黒ひげのためにさえ神に祈る聖職者。人魚狩りの夜、“生命(いのち)の泉”への鍵を握る人魚のシレーナと出会い、互いの瞳の中に同じ光を見る。黒ひげに捕らわれ、残酷な恐怖を与えられて、“涙”を流すよう強いられるシレーナを見た彼は、聖職者の自分をかなぐり捨て、命を懸けてシレーナを守ろうと闘う。果たして、ふたりの許されぬ恋は、運命に打ち勝てるのだろうか?

●サム・クラフリン(フィリップ)
神と愛との狭間で苦悩する若き宣教師フィリップ役を獲得したのは、そのスターのオーラをジェリー・ブラッカイマーが絶賛する新星サム・クラフリン。

醜い人間たちは“泉”へはたどり着けない…。
“生命(いのち)の泉”への鍵を握る人魚------シレーナ

魅惑の声と姿で船乗りを誘惑し、海中へと引きずり込む美しくも獰猛な彼女たちの存在は、海賊たちを死ぬほど怯えさせている。だが、泉から“永遠の命”を得るには人魚の涙が必要だと知った黒ひげは、人魚狩りを決行。その夜、仲間からはぐれた年若いシレーナは宣教師フィリップと出会う。惹かれてはならぬふたりの恋。黒ひげはシレーナを捕え、そしてこの恋人たちに最も過酷な試練を与える・・・。

●アストリッド・ベルジェ=フリスベ(人魚シレーナ)
神秘的でキュートな美しさと、芯の強さを物語る凛とした目の表情。言葉少なに想いを語る人魚シレーナ役を得て、カタルーニャの妖精が、世界に羽ばたく。

STAFF PROFILE

●ロブ・マーシャル(監督)

手掛けた映画作品全てが何らかのアカデミー賞候補になるというロブ・マーシャルの稀有な才能が、スタイリッシュで華麗な映像を武器に、海賊たちの激動の運命を描き出す。1960年10月17日、アメリカ、ウィスコンシン州生まれ。82年にカーネギーメロン大学を卒業後、ブロードウェイで活躍。世界中で様々な賞に輝く「キャバレー」の共同演出・振付、ブロードウェイでのリバイバル公演版“Little Me”の演出・振付をはじめ多数の公演を手掛けた彼は、6度ものトニー賞ノミネート歴とジョージ・アボット賞受賞歴を誇る。映画監督デビュー作は、彼が敬愛するボブ・フォッシーの代表作であるブロードウェイ・ミュージカルの映画化、『シカゴ』(03)である。同作は、作品賞を含む6部門でアカデミー賞を受賞。彼自身もアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の監督賞の候補となったほか、アメリカ監督組合賞やナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀新人監督賞などを受賞し、その才能を一躍世界に知らしめた。その後、『SAYURI』(05)でも撮影賞、美術賞、衣裳デザイン賞のアカデミー賞3部門を獲得、美しい芸術表現を世界に印象づける。再び大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルの映画化に挑んだ『NINE』(10)では、『シカゴ』と同様、自ら振付も務め、ペネロペ・クルスをアカデミー賞助演女優賞候補に導いたほか、作品は、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞にもノミネートされた。テレビ界でも活躍し、テレビ映画「アニー」(99)では、監督と振付を兼任し、監督賞を含む12部門でエミー賞候補となり、うち振付賞を含む2部門を受賞。テレビ・スペシャル“Tony Benett:An American Classic”(06)では、製作、監督、振付を務め、エミー賞7部門を獲得した。

●ジェリー・ブラッカイマー(製作)

『パイレーツ・オブ・カリビアン』前3作をはじめ数々の作品を大ヒットに導いたハリウッド屈指のプロデューサー。手掛けた作品はエンターテイメントから社会派まで多岐にわたり、時代を読む嗅覚と先見性が高く評価されている。
1945年9月21日、ミシガン州デトロイト生まれ。広告業界でキャリアをスタートさせ、70年代に映画界へ進出。『アメリカン・ジゴロ』(80)で知り合ったドン・シンプソンとコンビを結成。以来、『フラッシュダンス』(83)、『ビバリーヒルズ・コップ』(85)、『トップガン』(86)など、次々にヒット作を放ち、シンプソンが他界する直前の『ザ・ロック』(96)まで名コンビは続く。単独で製作を開始した後も『アルマゲドン』(98)などのヒット作を生み出し、2000年に輝かしい業績が認められてプロデューサー組合(ゴールデン・ローレル)賞の功労賞を受賞。その後も、驚異的な興収をたたき出した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作品(03、06、07)をはじめ、『ナショナル・トレジャー』シリーズ(05、07)などで世界を席巻し続ける。ほかに『バッドボーイズ』(95)、『クリムゾン・タイド』(95)、『パール・ハーバー』(01)、『ブラックホーク・ダウン』(02)、『キング・アーサー』(04)、『デジャヴ』(07)、『魔法使いの弟子』(10)など。

●ペニー・ローズ(衣裳)

前3作で、古典的パイレーツ・ファッションにジョニー・デップらの個性を際立たせるデザインを施して海賊ブームの一翼を担う。『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(06)では英国アカデミー賞衣裳デザイン賞候補に。
イギリス出身。『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』(83)、『ザ・コミットメンツ』(91)、『エビータ』(97)などのアラン・パーカー監督作や、『アナザー・カントリー』(85)、『永遠の愛に生きて』(94)、『ミッション:インポッシブル』(96)、『ラブ・アンド・ウォー』(97)、『キング・アーサー』(04)、『アンストッパブル』(11)、『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(10)、そして『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作品(03, 06, 07)などを手掛ける。

●ハンス・ジマー(音楽)

数々の名曲を生み出したハリウッドを代表する作曲家。前3作も手掛け、映画史に残るスコアを生み出した。
『レインマン』(89)でアカデミー賞作曲賞候補に、94年には『ライオン・キング』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞をダブル受賞。『ザ・ロック』(96)、『パール・ハーバー』(01)、『キング・アーサー』(04) 、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作品(03, 06, 07)ではブラッカイマー作品に参加。そのほか『M:I-2』(00)、『グラディエーター』(00)、『ラスト・サムライ』(03)、『バットマン ビギンズ』(05)、『ダ・ヴィンチ・コード』(06)、『インセプション』(10)などを手がける。

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応募締切:6月27日(月)10:00まで

プレゼントは終了いたしました。ご応募ありがとうございました。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』
大ヒット上映中
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